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まんがホントに怖いテレビ業界事件簿(アンソロジー著、コアマガジン)は、テレビ界の秘密、タブー、闇など漫画で紹介するムック

まんがホントに怖いテレビ業界事件簿(アンソロジー著、コアマガジン)は、テレビ界の秘密、タブー、闇など漫画で紹介するムック

まんがホントに怖いテレビ業界事件簿(アンソロジー著、コアマガジン)は、テレビ界の秘密、タブー、闇など漫画で紹介するムックです。近年、話題に上らない日はないコロナ禍。国民の不安をテコにテレビ界がバブル状態であるなど興味深い話ばかりです。

『まんがホントに怖いテレビ業界事件簿』は、アンソロジーがコアマガジンから上梓しています。

コアコミックスというレーベルの漫画によるムックです。

アンソロジーのムックについては、これまでもご紹介してきました。

まんが芸能界最強不良列伝(アンソロジー著、コアマガジン)は、武勇伝やブラックなイメージが話題の芸能人について紹介しています。

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まんが芸能界最強不良列伝(アンソロジー著、コアマガジン)は、武勇伝やブラックなイメージが話題の芸能人について紹介した書籍です。ただ、先日訃報が話題になった横浜銀蝿などたんなる「不良」のレッテルを超えた深い描き方が興味深い話ばかりです。

まんが世界を血で染めた独裁者残酷伝(アンソロジー著、コアマガジン)は、世界史上独裁者と呼ばれた指導者を漫画でまとめました

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まんが世界を血で染めた独裁者残酷伝(アンソロジー著、コアマガジン)は、世界史上独裁者と呼ばれた指導者を漫画でまとめた書籍です。アドルフ・ヒトラー、スターリン、ポル・ポト、毛沢東、サダム・フセイン、チャウシェスク等々が登場します。

本書は2022年7月26日現在、AmazonUnlimitedの読み放題リストに含まれています。

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テレビ界の「闇」を漫画で暴露

テレビ界というと、一見華やかで、実際テレビマンは高収入で派手な暮らしをしていますが、どのような「ビジネスモデル」なのか。

それを支えている、下請け制作会社の苦労や、放送禁止、ヤラセはどうして起こるのか、といった「闇」を漫画で教えてくれています。

以下が各漫画のタイトルです。

などです。

詳細は、本書をお読みいただくとして、いくつかかいつまんでその内容をご紹介しましょう。

コロナで大儲け、テレビ局・電通からくり

『コロナで大儲け、テレビ局・電通からくり』というタイトルの漫画には、「感染者数で視聴者増、“委託金”大収入」というサブタイトルが付いています。

原作が、鎗田荘さん、漫画が子原こうさん。

2年前の2020年1月20日、横浜を出発するクルーズに参加し、1月25日に香港で下船した乗客が新型コロナウイルスに感染したことが判明。

以来、我が国でもコロナ禍がこんにちまで続いています。

漫画では、このニュースをおお喜びする各局テレビマン。

いち早く、「それっぽい」感染症のコメンテーターの囲い込みに走ります。

何しろ、感染者数と視聴率が正比例しているのです。

中でも絶好調が、六本木テレビ(仮称)の朝のワイドショーでした。

そこで登場したのが、“コロナの女王”といわれた、栃木県の大学のO・H教授。

漫画では、中年太りしたビジュアル的に疑問がある描き方ですが、もちろん、それが誰であるかはすぐにわかります。

「それっぽい」というところがミソですね。

決して、コロナの専門家ではない。

しかし、漫画で言うところの、「分かりやすく危機感を煽ってくれるババアがいると番組がきゅっと締まる」ことから、重宝されます。

「毎回視聴者からセンセのファッションが楽しみだって意見があるんですよ。とてもエッチでいいって」というスタッフのおべんちゃらを真に受けた栃木県の大学のO・H教授。

エッチになうと思ったのか、垂れた頬を染めて「そんなぁ」と言いながら、テレビの魔力に見せられて、次第に色気づいていったと描かれています。

ちゃっかり、胸の谷間も見せたりして(笑)

いや、漫画がそう描いているので、そのままご紹介しているだけで、決して私個人の意見としてやゆしているわけではありません。

「あのババア、テレビ局の“煽り体質”にマッチしたんですよ。気がつけば2月の出演番組数は計66本。1日3~4本。多いときには5本をこなすまでに成り上がりまして、すっかり時の人ですね」(某テレビ局員の話)

彼女のギャラは、1番組5万円なので、テレビ出演料だけで月間300万円になったそうです。

そして、もうひとりの功労者は、局の報道記者で、京都大の理系出身であるT・Tさん。

こちらも、あまりにも有名ですね。

もっともこの方は、視聴率のためではなく、いわゆる“ガチ”の予防原則派で、カメラが回っていないところでも感染におびえているそうです。

儲かったのはテレビ局だけではありません。

漫画は、メディアと一体である広告代理店の電通も、美味しい思いをしたと描いています。

持続化給付金事業です。

国の有事の際、かならず儲かるのが電通だそうです。

電通の利益の大半が事業を外注していますが、ほぼ丸投げしても利益が膨らむ構図といいます。

給付金事業では、電通自体の人件費や広告費が36億円。電通からグループ5社への外注費が645億円。この10%にあたる68億円が一般管理費として電通に支払われたんです。コロナのお陰でどれだけ儲かったことか(電通幹部の話)

という話です。

もちろん、自然死とは言い難い年齢での死亡もあるなど、「正しく恐れる」だめに新型コロナ肺炎の報道は当然です。

ただ、栃木県の大学のO・H教授への煽りと、それを真に受けた彼女の「衣装の変遷」など、国民の命と健康を報じる姿勢としてどうなの、という感じはしますよね。

衆議院の解散は「政局」ではなくテレビ局のノルマ次第!?

このような、テレビ業界側からの話が続きます。

過日、ある俳優が、若い無名の女優の「枕営業」を求めたとのニュースが話題になりましたが、はっきりいって、そんなのは小さい、と思えるほどの仰天話が次々出てきます。

たとえば、なぜ最近のドラマは、同じメンバーが主演なのか。

番組制作の主導権を握っているのは、スポンサーと折衝する営業部で、制作部がキャスティングするのはエキストラぐらいだ、なんていう話も出てきます。

要するに、自社のコマーシャルに出ているタレントを主演にしろ、ということですね。

昨年は、衆議院の解散がありましたが、テレビ局は解散で広告収入が激増するとか。

そこで、解散も政治献金を行っているスポンサーに働きかけることで「仕掛ける」ことができるという話も。

ネットでは、すでに話題になっていますが、モザイクタレントの話も面白かったですね。

モザイクのインタビュー用の役者ということです。

霊感商法の被害者も、街で怒っている通行人も、オレオレ詐欺の加害者も、実は全部同じ人がインタビューに答えていると。

たんなるヤラセではなく、ヤラセの掛け持ちというわけです。

ネットでは、「このインタビューとこのインタビューは同一人物だ」なんて解明が行われています。

それなのに、なぜその都度別の人にしないで、同じ人に掛け持ちをさせるのか。

個々のインタビュー自体がヤラセなので、それを他言しない信用できる役者にしかお願いできない。

いきおい、同じ人が掛け持ちする、という展開になってしまうわけです。

役者といえば、どっきりカメラも最近は仕込みだそうですが、そこに出演する役者は、わずかな出演料で将来を棒に振る、と警告もしています。

なぜなら、いったん「アクシデントに遭遇する素人」として出てしまった以上、不特定多数に披露する映画やドラマの仕事はキャスティングできない、というわけです。

出演者もいろいろ大変ですね。

まあ、あまりネタバレしても興ざめなんで、詳しくはぜひ本書をお楽しみください。

今はネットが普及したといいますが、それでもままだまだテレビが国民のメディアとしてはもっとも比重が大きいでしょう。

だからこそ、テレビ業界の闇の真実を知ることには意義があります。

同じ番組でも、これまでとは見方が変わるかもしれません。

以上、まんがホントに怖いテレビ業界事件簿(アンソロジー著、コアマガジン)は、テレビ界の秘密、タブー、闇など漫画で紹介するムック、でした。


まんが ホントに怖いテレビ業界事件簿 (コアコミックス) – アンソロジー


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