『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術』(かん吉、kindle)はAmazonの人気電子書籍です。480円ですが、一部のKindle版を月に1冊無料で読める新しいサービス『Prime Reading』を利用することで、誰もすぐに読むことができます。
Amazonの『Kindle Unlimited』と『Prime Reading』
Kindle Unlimited
『Kindle Unlimited』を利用したことはありますか。
Amazonでは、Kindleというサービスを提供しています。
Kindleとは、Amazonの電子書籍を読むための電子書籍リーダー端末と、電子書籍を販売するサービスのことをいいます。
Kindle、電子書籍リーダー、Wi-Fi、4GB、ブラック、広告つき
これがKindle端末です。
これで、対応したデジタルデータ(Kindle版電子書籍)を読むのです。
Amazonは、Kindle端末という電子書籍リーダーを販売するとともに、それに対応したKindle版電子書籍(デジタルデータ)も販売しています。
そのデジタルデータ(電子書籍)の読み物は、「電子書籍」を略して、ただ「Kindle版」とも呼ばれます。
Kindle版電子書籍は、Amazonが販売する電子書籍リーダーでもっとも読みやすいですが、電子書籍リーダーがなくても、パソコンやタブレット/スマホでも読むことができます。
Kindle版電子書籍は、通常の書籍をKindle端末で読めるようにしたものや、最初からKindle端末用に執筆して作成されたものなどが、「Kindle版」として、Amazonで発売されています。
いずれにしても、紙、印刷、製版、取次店手数料などのコストが掛からないため、書籍の相場より価格は安くなっています。
また、著者にとっては、出版社を通した場合の印税に比べて利益率が高く、かつ出版社に頼らず誰でも出版できます。
そのため、著者・読者双方の利益にかなったKindle版電子書籍は、近年、出版数が激増しています。
様々な提供システム
そのKindle版電子書籍ですが、1冊ごとに購入する場合もあれば、月々定額(980円)を支払って、Amazonがが指定するKindle版電子書籍を読み放題としているサービスもあります。
それだけでなく、Amazonプライム会員なら、月々1冊は、Kindle端末で無料でKindle版を読めます。
そして今回、更に踏み込んで、それらを合わせたようなサービスが提供されることとなりました。
Amazonプライム会員なら、一部のKindle版を無料で読み放題という新しいサービス『Prime Reading』が提供されたのです。
もっとも、「一部」は本当の一部で、Kindle版なら何でも読めると期待するとがっかりするかもしれません。
まあ、『Kindle Unlimited』およびAmazonプライム会員の加入を促す“お試し”のようなサービスといっていいでしょう。
そこでおすすめしたいのは、ベストセラーになったという『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術 Kindle版』(かん吉著)というKindle版電子書籍です。
自分の人生を正直に投影してみよう
『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術 Kindle版』は、ブログを書くということはどういうことなのか、根本的なことを考えさせられる大変よい読み物だと思いました。
タイトルだけ見ると、ブログで稼ぐ方法が書かれているように思われますが、そうではありません。
むしろ、本書ではむやみに記事に広告を貼ったり、SEOを気にしたりすることを戒めています。
かといって、商用利用を禁じているわけでもありません。
というと、ややこしいかもしれませんね。
要するに、SEOに頼らず、自分を存分に表現したブログに作り上げることが、どんな目的のブログであっても必要だ、それがより多くの人に読んでもらえるブログになる、という話です。
かりに、あなたがアフィリエイターであったとしても、アフィリエイトのためにブログを書くものではなく、あくまでも、プログは「人生の母艦」であり、結果としてあなたが読者に信用されて物が売れるようになるべきであるとしています。
ブログは、市井の一個人でも情報を発信できる強力なメディアを作れます。
そして、自分の活動のすべてを落とし込み、実績として記録しておける、人生のすべての受け皿であると、著者のかん吉さんは述べています。
たとえば就職の際、採用担当者が履歴書のようにその人のブログを閲覧するようなブログにすべきである、としています。
ですから、ブログを、遊びや趣味の一種にするのはもったいない、と嘆いています。
もちろんそれは、趣味や遊びについて書いたブログがいけないという意味ではありません。
ブログの使い方が遊び半分ではもったいない、ということです。
一見、代わり映えのないような日記であっても、いえだからこそ、僅かな発言に、その人の本質のようなものなどを見て取ることもできます。
ブログというのはそういう油断ならないものなので、だったら読んでくださる方に、正直に自分をお見せしたほうがいいでしょう、ということです。
ブログには、顔出し論争、本名を名乗るべきか論争がありますが、それは根本的なことではないでしょう。
大事なことは、匿名でもいいから、とにかく日々の生活における自分の考え方や生き様を率直に述べる記事を書き続けることが、自分の人生の母艦となり、読者との真の信頼関係を構築し得るメディアになる、ということです。
ですから、真剣に自分の人生を投影しよう、ということです。
ブログは読んで頂くものとの認識で長く続けること
『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術』
2015年に出版されたものですが、ブロガーのマインドを網羅した1冊です。
・続ける
・タイトルをキャッチーなものにする
・SNSも続ける「ブログ飯」と並んでブログ初心者にオススメ#ブロガー https://t.co/qCxZaqxKTi pic.twitter.com/ALFdmtYtsl
— 😄❤櫻絢音@ゆる~い相談室 by Social Worker❤😄 (@s1377062) October 24, 2020
『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術』は、そうしたブログ観にたって、ネタ作りはどうするのかについても教示してくれています。
詳しくは本書を読んで頂くとして、一部ご紹介すると、
忙しい「自慢」はやめろ
と書かれています。
ブログは読者あってのものです。
時間を奪って読んで頂くのに、「今日はネタがない」だの、「忙しい」だのと、読者に聞かせるべきではない“自分の都合”をブログに書くことを戒めています。
たとえば、「忙しい」自慢の人は、「忙しいでしょうけどブログはやめないでください」などというお世辞のコメントを待っているのでしょう。
なんて甘えた人でしょう。
そんな記事を書く方も書く方なら、コメントする方もする方です。
また、ブログは続けることに意義がある、読んでくれる人はいないだろうと決めつけてすぐに挫折するな、ということも述べられています。
これも全く同感です。
最初書いているときは、読者が増えるかどうかが不安ですね。
それで、10記事書いても20記事書いても、アクセス解析では閲覧数が増えていかないと、「こんなことやってても仕方ないんじゃないか」と思い始めるのです。
実際のところ、私にもありました。
で、実際に挫折と言いますか、いったんお休みしたこともあります。
ところが、しばらくしてそのブログのアクセス解析をのぞくと、数字が当時よりも出ていたのです。
サイト数も更新されるページ数も増え、Googleがインデックスから順位付けするまでの時間がかかるようになったための現象ですが、もし諦めずに毎日続けていたら、もっとアクセスは伸びたのに、とホゾを噛んだものです。
ブロガーなら、老若男女、立場や目的を問わず、1度読まれることをおすすめします。
以上、『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術』(かん吉、kindle)はAmazonの『Prime Reading』で読める電子書籍、でした。