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禁断の事件簿:こいつら全員イカれたサイコパス(でんでん出版著)は、サイコパスが犯した実際の猟奇的事件を紹介するKindle書籍

禁断の事件簿:こいつら全員イカれたサイコパス(でんでん出版著)は、サイコパスが犯した実際の猟奇的事件を紹介するKindle書籍

禁断の事件簿:こいつら全員イカれたサイコパス(でんでん出版著)は、サイコパスが犯した実際の猟奇的事件を紹介するKindle書籍です。サイコパスの特徴や、彼らがどのような人間をターゲットにしているのかを解説し、サイコパスについての理解を深める機会を提供しています。

本書は、サイコパスと言われた犯人による事件を振り返り、サイコパスとは何かについて意見を述べています。

みなさんは、サイコパスをどう認識されますか。

悪人のような存在だと思ってはいないでしょうか?

本書によると、サイコパスと悪人では、決定的な違いがあるといいます。

悪人は、悪いことをシても、人としての愛情や、自分なりの規律を根本から失っているとは限らない。

たとえば、家族愛があったり、できる犯罪とできない犯罪があったりする。

つまり、行為の良し悪しは別として、まだ「人間」ではあるのです。

しかし、そうした最低限の「人間らしさ」がないのが、サイコパスといいます。

一貫して冷酷・無慈悲・尊大・良心の欠如・罪悪感の薄さなどに疑いがない。

いや、あくまで本書が、そう述べているのですよ。

ではサイコパスが、日常的に“ならず者”かと言うと、そうではないからややこしい。

むしろ、サイコパスの普段の見かけは「普通」、あるいはそれよりも「いい人」に見えると言うこと。

結婚もするし、子供も作る。

本書にでてくるサイコパス達も、中身は悪魔のようですが、見た目はとても普通だといいます。

サイコパスの割合は100人に1人。

程度も様々なので、罪は犯さなくても、はた迷惑な「世間に潜むサイコパス」はゴロゴロしていると、その実例を示した書籍は先日ご紹介しました。

まんがでわかる隣のサイコパス(名越康文監修、カンゼン)は、世間に潜むサイコパスたちが隠し持つ「人格」をまんがでひも解く
まんがでわかる隣のサイコパス(名越康文監修、カンゼン)は、世間に潜むサイコパスたちが隠し持つ「人格」をまんがでひも解きました。サイコパス=犯罪者とは限りませんが、職場・友人・学校に存在し得るサイコパスとの関わり方を教示してくれます。

本書は、かなり極端になりますが、犯罪史上に残る「サイコパスの事件」として、

パリ人肉事件
佐世保女子高生サツ害事件
座間9人連続サツ害事件
北九州監禁サツ害事件

を、振り返っています。

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サイコパスは悪人どころではない

パリ人肉事件の容疑者は、パリで無罪となり、かつパリが事件の資料を日本に渡さなかったため、日本では何の咎も受けず、なんと、作家やコメンテーターなど、文化人のような活躍をしました。

父親が新聞記者、親戚は「遅かったのかい」と歌っていた同姓の歌手、自分も慶応大学を出て、文化水準の高い一族だったんでしょうけどね。

もっとも、文化人扱いで舞い上がってしまい、メディアに飽きられてからも派手な生活をやめられず生活費がかさみ、生活に困って闇金に手を出すようになり、晩年は生活保護を受けていたそうですが、それでも公団暮らしなんて、いい扱いだなと思います。

いや、歳を取ると、どこも貸してくれないんですよね(汗)

それはともかくとして、なぜ「人食い」が文化人としてありがたがられたかと言うと、サイコパスだからこそ、サイコパスの起こした猟奇的犯罪における犯人の心理がわかる、という需要だったわけです。

それだけ、サイコパスの事件というのは、多いということです。

北九州監禁サツ害事件も、このブログで紹介しましたが、ひどい事件でしたね。

北九州一家監禁殺人事件(2002年)は日本犯罪史上最悪の事件と言われましたが、それを漫画化したのが『殺人犯の正体』です
北九州一家監禁殺人事件(2002年)は日本犯罪史上最悪の事件と言われましたが、それを漫画化したのが『殺人犯の正体』です。残酷な事件のため、テレビでは自主規制が敷かれたいわくつきの事件だったので、改めて犯人の人格や事件の詳細が明らかになりました。
『実録! 北九州監禁殺人事件』(空路著、ぶんか社)は、2002年3月に北九州市小倉北区で発覚した監禁・連続殺人事件の漫画化
『実録! 北九州監禁殺人事件』(空路著、ぶんか社)は、2002年3月に北九州市小倉北区で発覚した監禁・連続殺人事件の漫画化です。マインドコントロール、サイコパス、アフェクションレスキャラクターなど、社会心理学的なキーワードが話題になりました。

凶悪すぎるがゆえに、当時の報道は事件の詳細は報じられませんでした。

主犯の男は、内縁の女らをマインドコントロールの手法を使い、自らは手を汚すことなく、一室で女の両親や妹一家を監禁し、5歳の子どもまで残らずサツ害させた事件です。

残った人間(つまり家族)にイタイ処理をさせ、魚の餌にするになどして証拠を消しました。

つまり、自分は一切手をくださず、証拠も残さないというわけです。

マスザワ内閣さん(チャンネル登録者数 5.3万人)の動画が、端的にわかりやすく解説されているので貼り付けます。

所業もさることながら、犯人は罪悪感がまったくない、というところがサイコパスのサイコパスたるゆえんですね。

犯罪者の中には、遅きに失しているかもしれませんが、刑務所に入ってから改心したり、後悔したりする人は少なくないらしいです。

ところが、収監されても、食事も残さず、のびのびと過ごしている人物もいるそうです。

たとえば、手料理の写真ブログで寂しい男を何人もだまくらかして、練炭でコロした毒婦とかね。

収監されると、「悪人」か「サイコパス」かの違いがわかるんですね。

電電コンバーターでKindle化か

著者名は、おそらく「電電コンバーター」から命名したものと思われます。

「電電コンバーター」というのは、テキストデータを、Kindle出版用(ePub)に整形してくれるWebサービスの名称です。

著者は、原稿を「電電コンバーター」によってePub化したのでしょう。

なお、「電電コンバーター」はWebのツールなので、別にプロの作家でなくても誰でも使えます。

つまり、Kindle用の整形方法がわからなくても、原稿さえあれば誰でもKindle出版できる便利ツールというわけです。

みなさんも、書かれているブログを「電電コンバーター」によってePub化して、Kindle出版されてみてはいかがですか。

以上、禁断の事件簿:こいつら全員イカれたサイコパス(でんでん出版著)は、サイコパスが犯した実際の猟奇的事件を紹介するKindle書籍、でした。


禁断の事件簿: こいつら全員イカれたサイコパス – でんでん出版

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