遠山景元など掲載した『つまらない歴史が楽しくなる! しくじり偉人図鑑日本史編』(スタジオグリーン)は偉人たちの人間臭い一面を紹介している書籍です。どんな偉人も無謬でも万能でもなく、弱点や失敗談もあったという話をまとめています。
本書は日本史編です。
目次からご紹介します。
聖徳太子/藤原道長/吉田兼好/楠木正成/武田信玄/豊臣秀吉/徳川家康/最上義光/細川忠興/伊達政宗/宮本武蔵徳川光圀/葛飾北斎/遠山景元/西郷隆盛/吉田松陰/土方歳三/福沢諭吉/坂本龍馬/森鴎外/石川啄木/宮沢賢治/太宰治
その中で、この記事では遠山景元(とおやま かげもと、1793年9月27日〈寛政5年8月23日〉- 1855年4月15日〈安政2年2月29日〉)、いわゆる遠山の金さんをご紹介します。
テレビドラマ(時代劇)『遠山の金さん』『江戸を斬る』の主人公、『伝七捕物帳』で伝七に紫房の十手を与えた奉行のモデルとして知られています。
遊び人を装った勇ましい奉行の「しくじり」は……
1793年9月27日、遠山景元が生まれました。
時代劇『遠山の金さん』のモデルとしても知られており、12代将軍・徳川家慶の治世で活躍しました。
庶民の贅沢を取り締まる「天保の改革」が原因で水野忠邦と対立し罷免されてしまいますが、庶民に寄り添う姿勢から庶民の間では人気が高かったようです。 pic.twitter.com/cRueCksZUc— RekiShock(レキショック)@日本史情報発信中 (@Reki_Shock_) September 26, 2023
遠山景元は、江戸時代中期の武士であり、著名な改革者として知られています。
ChatGPTに生涯と功績をまとめてもらいました。
生涯
1. 出生と背景
– 遠山景元は1733年に生まれました。彼は武士の家系に生まれ、幼少期から教育を受け、武士としての教養を深めました。
2. 職業
– 彼は最初、幕府の役人として働きました。その後、地方の藩に仕官し、さまざまな職務を経験しました。
3. 改革者としての活動
– 景元は特に、藩政改革に取り組み、財政の立て直しや産業振興、農民の生活向上に努めました。
功績
1. 藩政改革
– 彼は多くの藩で財政改革を実施し、無駄な支出を削減しました。これにより、藩の財政は健全化し、民生も安定しました。
2. 農業振興
– 景元は新しい農業技術の導入や、農地の改善に力を入れました。これにより、農産物の生産性が向上し、農民の生活向上に寄与しました。
3. 商業振興
– 商業の発展にも力を注ぎ、商業政策を見直し、流通の改善を図りました。これによって、地域経済が活性化しました。
4. 教育制度の充実
– 教育の重要性を認識し、藩内に学校を設立しました。教育を受けた人材が、地域の発展に寄与するような仕組みを作りました。
5. 地域との交流
– 地元の人々との交流を大切にし、彼らの意見を政策に反映させることで、より良い統治を実現しました。
結論
遠山景元は、単なる武士としての枠を超え、実際に地域の発展に寄与した偉大な改革者でした。彼の改革は、当時の社会に多大な影響を与え、後の時代における藩政改革のモデルともなりました。その生き様は、民のために尽力した真摯な姿勢を象徴しています。
ということで、その遠山景元がどんな「しくじり」をしたのかというと、「しくじり」ではなく、イメージとしては意外な「重度の痔持ち」ということでした。
当時は、登城にルールが有り、金さんの身分ではかごが使えなかったため、馬に乗って来なければならなかったのですが、事情を話して駕籠の移動を許可してもらった、とのことです。
それは風聞ではなく、今も証拠の文書が残っているとか。
大したことではないんですけどね、テレビドラマの「金さん」からは、意外なエピソードだ、という話です。
テレビドラマで一番印象に残る「金さん」は?
遠山の金さん。普段は「遊び人の金さん」を名乗り市井の人々と関わりあいながら事件の真相に迫り、クライマックスは白洲で彫り物を見せながら真犯人を暴く。これまでで、誰が演じた金さんが一番良かったでしょうか、(画像は日本映画専門チャンネル公式サイト)https://t.co/rci0rbwNYg #遠山の金さん
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) September 18, 2024
以前、このブログで、「遠山の金さん、一番印象に残る俳優は誰?」という記事を書きました。
歴代遠山金四郎を列挙してみます。
【テレビ朝日=『遠山の金さん』の北町奉行】
中村梅之助
市川段四郎
橋幸夫
杉良太郎
高橋英樹
松方弘樹
松平健
【TBS=『江戸を斬る』の南町奉行】
西郷輝彦
里見浩太朗
私が『遠山の金さん』を最初に知ったのは、NET(テレビ朝日)の中村梅之助版です。
「丸顔は時代劇で成功しない」と言われていたのを見事に覆しました。
中村梅之助版は、あとに作られる『遠山の金さん』のモデルとなりました。
その後、私が観たのは、曜日は変わりましたが、やはりテレビ朝日の杉良太郎版です。
杉良太郎の代名詞とも言える曲『すきま風』は、この番組でポピュラリティを獲得しました。
杉良太郎公演の舞台劇のような、切なさ、哀愁などを感じさせる、もっともドラマチックな印象があります。
あとは、石立鉄男がめずらしく時代劇に出るというので観た、松方弘樹版です。
中村梅之助や杉良太郎に比べると、ちょっと柄か悪くなるのですが(笑)、たぶん原作の遠山景元にもっとも近いのが、松方弘樹だったのではないかと私は思いました。
この3作は、印象に残りますね。
ということで、調べてみると、知恵袋にやっぱりありました。
遠山の金さんの役は誰が一番印象的ですか?
皆さんにとって『遠山の金さん』の俳優といえば
時代劇 金さんといえば・・・?
これらの回答を集めると、
中村梅之助……6
杉良太郎……6
松方弘樹……5
でした。
サンブルは少ないのですが、私が思っていたところと同じような結果が出ています。
『遠山の金さん』というと、誰を思い浮かべますか?