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『3日1冊の超速kindle出版術』(キヨカ著、Kindle版)は、タイトル通り3日でKindle書籍を出版できるスケジュールを提案

『3日1冊の超速kindle出版術』(キヨカ著、Kindle版)は、タイトル通り3日でKindle書籍を出版できるスケジュールを提案

『3日1冊の超速kindle出版術』(キヨカ著、Kindle版)は、タイトル通り3日でKindle書籍を出版できるスケジュールを提案しています。サブタイトルにその具体的な内容「2日で書いて、1日で出せ!」とある通り、週末で仕上げてしまいます。

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3日坊主だからこそ編み出した3日で1冊仕上げるスケジュール

みなさんは、Kindle本を読んだり、またご自身で上梓されたりしたことはありますか。

このブログでは、電子書籍(Kindle)についてと、Kindle出版の書き方や出版方法についての書籍を何度かご紹介しました。

今回は、『3日1冊の超速kindle出版術_ 3日坊主は、2日で書いて、1日で出せ! (電子書籍出版)【ベストセラー2冠獲得】 最強の副業kindle出版』という、キヨカさんのKindle書籍をご紹介します。

書籍のタイトルは、『3日1冊の超速kindle出版術』までで、あとはサブタイトルです。

Kindle作家(後に説明)のKindle書籍は、サブタイトルが長いことが多いのです。

タイトルを長くすると、書籍を探しているユーザーの検索に引っかかりやすくなるからです。

まああとは、タイトルで書籍の内容を表現することで、ぜひ読んでいただこう、ということでしょうね。

さて、本書は表紙にこう書かれています。

「3日」で「1万文字」書いて、「ランキング1位」を取る方法
完全初心者でも達成できる3日間のスケジュール

3日に1冊というと、キヨカさんはさぞ書きなれている、人生経験豊富なプロの作家のように思われるかもしれませんね。

しかし、本書によると、キヨカさんは2001年生まれ。

そして何をやっても3日坊主のために、Kindleも3日で書き上げなければならないのだそうです。

まあ、たしかにプロの作家でもない限り、1ヶ月も2ヶ月もかかる長期プロジェクトですと挫折してしまうでしょうね。

私も、過去に書籍は何冊も出していますが、企画はしたものの途中で挫折した原稿は、実は書籍になったものの何倍もあります。

そんなものですよ。

でも、さすがに3日で書ききるのは無理です(笑)

そこで、どのようなスケジュールなのか興味があり、本書を拝見したわけです。

詳細は実際に読んで頂くとして、たしかに3日間のスケジュールがきちんと書かれています。

本書は章ごとに「まとめ」として結論が繰り返されているので、ひとつひとつ理解してから次に進めます。

でんでんマークダウン

もうひとつ、私が参考になったのは、原稿作成において、電子書籍としてレイアウトを自動的に作ってくれる『でんでんマークダウン』というページが紹介され、マークダウン記法について解説されていることです。

マークダウン記法というのは、普通のテキストデータに記号を入力するだけで、html、パワーポイント、LaTeX形式などにおいて、見出しや強調などの文字装飾が簡単にできる記法です。

たとえば、htmlといえばWebページの形式ですが、そこにはたくさんのタグがあります。

しかし、マークダウン記法によって、タグをタイプすることなく記号を入力するだけで表現できるのです。

Kindle未経験の人にとって、電子書籍のレイアウトはどうやって構成したらいいのだろう、と思われるでしょうね。

そこで悩んで、わからなくなって挫折すると……。

しかし、原稿の内容に悩むのではなく、体裁について悩んで挫折するなら、それはせっかく上梓の志があるのにもったいない話です。

YouTuberの書籍版であるKindle作家

冒頭に書いたとおり、このブログでは、Kindleに関する書籍を何冊かご紹介しました。

たとえば、『Amazon Kindleダイレクト出版完全ガイド』(いしたにまさき、境祐司、宮崎綾子著、インプレスジャパン)は、出版社や取次店を通さなくてもAmazonから本を販売できるKindle出版全般について解説されています。

『Amazon Kindleダイレクト出版完全ガイド』(いしたにまさき、境祐司、宮崎綾子著、インプレスジャパン)を読んで書籍を出そう
『Amazon Kindleダイレクト出版完全ガイド』(いしたにまさき、境祐司、宮崎綾子著、インプレスジャパン)は電子書籍作成解説の書籍です。無料ではじめる電子書籍セルフパブリッシングAmazon Kindleについて出版のノウハウを説明しています。

Amazonで販売される書籍には、紙で製本化されているものだけでなく、パソコンや専用リーダーなどで読むデジタル版の書籍(電子書籍)も販売されているます。

それを、Amazon Kindleといいます。

Amazon Kindleには、既存の紙の書籍をデジタル化したもの、Amazon Kindle用に書き下ろしたものなどありますが、後者の場合、作家やジャーナリストなどプロの著述者でなくても、自分の裁量で書籍を出すことができます。

後者の場合、所定の手続きをすませ、Kindle形式にデータを完成すれば、書籍を上梓した経験のない人でも、Amazonで自分の「書籍」を売ることができます。

そこで、もともとプロの著述者でなかったのに、Kindleで電子書籍を量産することで、一定の収入を得ている「Kindle作家」が誕生しました。

YouTuberの書籍版のようなものですね

Kindle作家は、様々なジャンルの電子書籍を上梓していますが、やはり最も身近なテーマということで、Kindle出版そのものについて述べたKindle書籍を上梓するケースが少なくありません。

おっ、ちょっとややこしい表現になってしまったでしょうか。

要するに、自分はどうやってKindle書籍を書いているか、ネタ探し、原稿の書き方、Kindleを出版するとこんなにいいことがあるよ、といった体験記をまとめものです。

Kindle体験記をKindleで上梓している、ということです。

以前ご紹介したKindleでは、この記事がそうです。

『話すだけで書ける! 音声入力をフル活用して、キンドル出版を量産 あなたも、週1ペースで出版出来る。』(野澤宏祐著、Kindle)は、音声入力によって、より文章作成が効率的になり、Kindle出版を量産することを提案しています。

『話すだけで書ける! 音声入力をフル活用して、キンドル出版を量産 あなたも、週1ペースで出版出来る。』はKindle本出版の啓蒙書
『話すだけで書ける! 音声入力をフル活用して、キンドル出版を量産 あなたも、週1ペースで出版出来る。』はKindle本出版の啓蒙書です。音声入力によって、より文章作成が効率的になり、Kindle出版を量産することを提案しています。

『はじめての電子書籍出版でもAmazonランキング1位の著者になれるKindle出版テンプレート』は、やはり野澤宏祐さんが上梓された、Kindle(電子書籍)発行の手順とノウハウを紹介する内容ですが、ライブドアブログを使ったEPUB化の解説章が参考になりました。

『はじめての電子書籍出版でもAmazonランキング1位の著者になれるKindle出版テンプレート』でEPUB化の解説章が参考になりました
『はじめての電子書籍出版でもAmazonランキング1位の著者になれるKindle出版テンプレート』でEPUB化の解説章が参考になりました。本書は、野澤宏祐さんが上梓されたKindle(電子書籍)発行の手順とノウハウで、本書自体がタイトル通り、9部門でAmazonランキング1位を獲得したそうです。

今回のキヨカさんは、3日でKindleを出版するスケジュールの提案を行っているわけです。

こうしたKindle作家の書籍から、では今度は自分が上梓してみよう、という方向に進めるといいですね。

これは私の意見ですが、Kindle書籍を上梓することで、書き物を作る立場を経験します。

それによって、読者として今までにないものの見方ができるようになることもあるでしょう。

プロ野球を観戦したり、映画やドラマを鑑賞したりして、受けての側として何かしらの批評を述べることがあるかもしれません。

では翻って、自分が実際にその立場になったらできるのか。

残念ながらプロ野球選手や俳優は、そう簡単になれませんから、それを試す機会はありません。

しかし、作家としては、Kindle作家として書くことの送りてになれます。

名前が出るのが恥ずかしかったら、もちろんペンネームで構わないのです。

楽しい、やりがいのあるチャレンジだと思います。

また今後も、Kindle作家のKindle体験談についてはご紹介していきたいと思っています。

以上、『3日1冊の超速kindle出版術』(キヨカ著、Kindle版)は、タイトル通り3日でKindle書籍を出版できるスケジュールを提案、でした。

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