ちび本当にあった笑える話 Vol.203 しくじりカミングアウト Kindle版
ちび本当にあった笑える話Vol.203しくじりカミングアウト(ぶんか社)は、恥ずかしくて顔が赤くなる体験談の投稿を漫画にしました。本当にあった読者のエピソードを、ぎっしり集めた4コマ誌『ちびわら』を大ボリュームでまとめています。
『ちび本当にあった笑える話Vol.203しくじりカミングアウト』は、本当にあった読者のエピソード投稿の4コマ漫画で、ぶんか社から出ています。
執筆している漫画家(敬称略)は、桜木さゆみ、チャールズ後藤、梅宮あいこ、奥原まむ、天野こひつじ、& 26などです。
読者投稿ですから、次々新しい話が出てきて、ネタに困らないですね。
この記事では、その中で、思わず「はははっ」と笑ってしまったものの中からいくつかを選んでご紹介します。
本書は2023年1月7日現在、kindleUnlimitedの読み放題リストに含まれています。
傑作選
どれも、あるあるの笑える話ですが、そのなかでも笑ったものをいくつか紙上再録します。
歯科で
数年ぶりに歯科クリニックに行った投稿者。
治療台の椅子に座ると、歯科医が、「もたれていいですよ」
すると投稿者。
歯科医にちょこんともたれかかってしまいました。
「椅子のことだったとは……」
いや、普通椅子でしょう。
ていうか、夫でも恋人でもないのに、「もたれていいですよ」って言われてもたれるんですか(笑)
ごめんなさい
試着室で、パンツを試着する投稿者。
「このズボン、サイズぴったり。買おう」
レジへ。
「すみません、これください」
「あら?この商品。値段ついてませんね。少々お待ちください」
他の店員のもとへ
「こんな商品。うちにあった?」
「見覚えないわね。ずいぶんボロいけど、セール品?」
ほかの店員も入って
「ねぇ、ここ、穴があきそう」
「おまけに、ちょっとくさい」
実は、投稿者が商品を試着したまま、今まで履いていた自分のパンツをレジに出した失敗でした。
それにしても、「ちょっとくさい」とか言われるとねえ。
どこ嗅いでるんだ(笑)って思っちゃいますね。
これも緊急事態
コロナ禍でリモートの用事が増えましたが、ウェブ会議もその一つ。
投稿者の会社はスーツ着用がルールです。
「でも、どうせ下は見えないからなんでもいいや」と寝間着のママ。
……しかし、会議が進むに連れて、だんだん尿意を催してきました。
かといって、立ち上がるとパジャマが見えてしまいます。
「そこまで考えていなかった。会議よ、早く終われー」
システムにもよりますが、中座するときに、画面自体が消えるのもありますよね。
それを採用している会議だとよかったですね。
忘れないで
中には、忘れてしまう投稿者もいるようです。
会社のリモート会議で、進行を務めていた投稿者(女性)。
「ちょっと休憩入れましょう」
といって席を立ったとき、なんと下はパンティーのみ。
「きゃー、履いてなかったの忘れてた」
これもあるあるらしいので、気をつけましょう。
我が家が一番
その日の仕事が終わり、疲れ切った投稿者。
「疲れた。帰ったら、ソッコーオフロに入って、いやまずご飯を食べて」
なんて考えて、頭の中は一杯になっています。
そして、靴を脱いで、「ただいまー」と一言。
ところが、そこは電車の中でした。
電車のドアが空いたとき、自分の家のドアが空いたと勘違いしたらしい。
まあ、自宅が自動ドアということはないのでしょうが、頭の中がいっぱいだとそうなっちゃうかもしれませんね。
女子として
投稿者は、女子高校生。
部活で水浴びをして、全身濡れてしまいました。
「仕方ない。ノーパンで帰るか」
しかし、思ったより風邪が強く、自転車を漕いでいると、なんとスカートが捲れ上がってしまい、風がやまないのでそのままの状態で進んでしまいました。
「毛の処理しておけばよかったー」
というか、その前にスカートなおせー。
スカート
投稿者(女性)が自転車を走らせていたところ、スカートの裾が後輪にまきついてしまいました。
そして、そののまま転倒。
スカートは脱げて巻き付いたままです。
近くにいた高校生が、どやどやっと助けに駆けつけてくれたのはいいのですが、
「だめだ」
「巻き込んでとれない」
と、スカートと後輪ばかりに熱中して、その間、投稿者はパンティー丸出しで待機してしまいました。
まあ、大人だったら、気づいて、上着とかかけてあげるのにね。
ちなみに、投稿者の年齢見たら、42歳でした。
はじめての手料理
投稿者はじめての手料理は、カレが好きだという、たらの芽の天ぷら。
しかし、カレは食べたら悶絶しました。
なんと、投稿者が作ったのは、魚のタラの目の天ぷらでした。
いや、食べるとき薄々気づくと思うけど、衣が大きすぎたのかな。
うすうす気づいても、せっかく作ってくれたものだからと、口に運んだのかもしれませんね。
つられて
友人との話に夢中の投稿者。
「なあ、腹減ったから、カップ麺食いながら話さねえ?」と言われて、
「いいねえ」と応じます。
「それでさぁ」
「待った、待った。3分たったから焼きそばのお湯捨てないと」
といって、お湯を捨てる友人。
「あっそうだった。話してると時間忘れるよな」
と、自分もお湯を捨てる投稿者。
「……おい。お前のカップ麺は焼きそばじゃないよな」
そうだった、と縦長サイズのカップ麺に気づいたときは、すでに大半が流しに……。
これもありがちな話ですね。
ドーナツ
投稿者が、ドーナツ店でバイトをしていた時の話です。
「売れ残ったドーナツはすべて廃棄すること」と、店長のお達し。
投稿者は、その規則が納得できませんでした。
「食べられるのにもったいない」
投稿者は、毎日廃棄ドーナツを持ち帰って自分の口に。
半年後。
店長が、「えー、この中に一人、規則を破っている人がいる」
別人のように太った投稿者が、「おいおい、誰だよ」
店長が、「おまえだよ」
高原家のカレー
描いている漫画家の高原けんじさん自らのエピソード。
高原さんが子供の頃、脱いだ靴下を丸めて、壁に投げて跳ね返す遊びをしていたら、手もとが狂って台所に。
なんと、カレーのナべにポチャっと入ってしまいました。
「あー、早く出さなきゃ」
食卓では、
「お母さん。今日のカレー、なんかおかしい」
「くさいよな」
「いつもどおり作ったんだけどねえ」
そうでなくても、カレーって、虫とか、何入っているかわからないといわれますもんね。
あなたはどんな「しくじり」がありますか
まだまだ面白いエピソードはあるんですよ。
他人様を傷つけず、自分の失敗だけで、しかも他愛無いものほど安心して笑えますね。
あるあるのものは、自分だけじゃないんだ、と安心の笑いでもあるし。
表紙には、「脇毛の処理を忘れて、ノースリーブでバンザイ」
「デートなのにお金をおろし忘れた」
なんて書かれています。
みなさんも、本書を読まれて、ご自身の経験があれば投稿されてはいかがですか。
以上、ちび本当にあった笑える話Vol.203しくじりカミングアウト(ぶんか社)は、恥ずかしくて顔が赤くなる体験談の投稿を漫画に、でした。
ちび本当にあった笑える話 Vol.203 しくじりカミングアウト – 桜木さゆみ, チャールズ後藤, 梅宮あいこ, 奥原まむ, 天野こひつじ, たかの宗美, poko, 藪犬小夏, 藤凪かおる, 美月李予, 千崎沙椰, 華桜こもも, さかもとみゆき, 熊田プウ助, 遥那もより, すみれいこ, 高原けんじ, 犬養ヒロ, 新井キヒロ, 泡野紐太郎, 千石のりお, 松山花子, 成見香穂, 笹野ちはる, 藤堂はくる, 鈴木ぺんた, 安堂ミキオ, あらた真琴, 北沢バンビ, 新井祥, ちび本当にあった笑える話編集部
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