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ひろゆきさんが「日本の鉄道駅など全国旅客施設のエレベーターは障害者や高齢者が優先。あなたの当たり前とやらはどこの国の話」

ひろゆきさんが「日本の鉄道駅など全国旅客施設のエレベーターは障害者や高齢者が優先。あなたの当たり前とやらはどこの国の話」

ひろゆきさんが「日本の鉄道駅など全国旅客施設のエレベーターは障害者や高齢者が優先。あなたの当たり前とやらはどこの国の話」と述べたことが話題になっています。2006年に施行された「障害者や高齢者が優先」という法律を一部大衆はまだ理解できていないようです。

ひろゆきさんのツイートが話題になっています。


車いすエレベーター問題です。

通常のエレベーターは車いすを優先しなくていい!?


まずは、元記事から引用します。

先日、エレベーターの割り込みを告発した“車いすギャル”として知られるインフルエンサー・さしみちゃんのYouTubeチャンネルに出演した際の動画をアップ。「誰もが同意できるルールは、ほっといても広まります。エレベーターの車椅子優先ルールとか、広がらないルールは、誰かが波風を立てて問題提起しないと広まらないです。波風を立てる覚悟のある人が出て来ると、未来はちょっと良くなります」とつづった。
 これに対する「車椅子優先エレベーターならわかるけど、通常のエレベーターは並んだ順番で乗るのが当たり前でしょ」という意見には、「日本の鉄道駅など全国旅客施設のエレベーターは、障害者や高齢者が優先ですよ。あなたの当たり前とやらはどこの国の話ですか?」と返信した。

私には、「あなた」というのは、国民のかなりの割合であると思えました。

ここでいう「法律」とは、交通バリアフリー法を継承して2006年に施行された『高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律』のことです。

身体的な障害を理由として、移動が制約される、交通弱者である身体障害者の交通権を保障した法律です。

具体的には、

駅構内へのエレベータ、エスカレータ、スロープなどの設置による段差対策の促進。
車椅子やオストメイト(人工膀胱・人工肛門利用者)対応トイレの設置。
運賃表や案内板などへの点字表示。
鉄道車両への車椅子スペースや、次駅表示装置などの設置。
ノンステップバス、ワンステップバス、低床路面電車の導入。
交差点などへの音声案内付き信号機の設置。
駅プラットホームや歩道などへの点字ブロックの設置。

などが定められています。

我が長男が、車椅子時代、電車がホームに来ると、駅員がホームとドアをつなぐスロープを持ってきてくれて、車椅子が車内に入るまで見届けてくれ、たしか降りる駅を言うと、降りるときも待っていてくれ、私としてはありがたかったですね。

植物人間が歩いた!話した!ごはんも食べた!遷延性意識障害からの生還(みおなおみ著、市井文化社)は、社会復帰リハビリの記録
植物人間が歩いた!話した!ごはんも食べた!遷延性意識障害からの生還(みおなおみ著、市井文化社)は、社会復帰リハビリの記録です。いったん植物症(植物人間)の診断を受けながら、意識を取り戻して社会復帰に向け動き出した経緯をまとめています。

このことは、善意だの、心がけだのではなく、法律で決まっていることです。

ですから、ひろゆきさんのツイート「日本の鉄道駅など全国旅客施設のエレベーターは、障害者や高齢者が優先」は全く当たり前の正しいことです。

もう1度書きますが、これは2006年に施行されたものです。

17年も前に施行されているのに、大衆はまだわからないのですね。

そんな分際で、大衆はよく政治やマスコミの批判などできるものです。

それにしても、ひろゆきさん、今回はいいことを言いました。

「誰もが同意できるルールは、ほっといても広まります。エレベーターの車椅子優先ルールとか、広がらないルールは、誰かが波風を立てて問題提起しないと広まらないです。波風を立てる覚悟のある人が出て来ると、未来はちょっと良くなります」

そうなんです。

社会の突破口は、波風を立てる勇気から始まるのです。

だから、異論とか異端を排除してはいけないのです。

ヤフーのコメントも引用させていただきます。

rad*****10時間前
車椅子優先エレベーターだろうが関係なく幅を取る車椅子を先に乗せるのは当たり前だと思うけどね
歩ける人は別にエレベーターじゃなくても良いわけだし、急いでるったって早歩きするなり走れる所なら走ればいいでしょ?
車椅子の人は移動手段が限られてる。
なぜそんな簡単なことすら分からないのか疑問
車椅子側もエレベーターに乗ってる側も意思表示は必要
一言、乗りますか?の言葉すら掛けられないのかなって思う

ジャンヌ 勇敢なる少数派10時間前
というか、いつから日本は、
ここまで弱肉強食の意識がまかり通るようになったんでしょうね?
いわゆる弱者を差別しない、ノーマルに扱うのはいいのですが、
それは、人権としての話であって、
何らかの助力を必要とする人に、助力しようって思いは、
また別にあるべきだと思うんですよね。
例えば、目の前で交通事故があって負傷者がいたとしたら、
結構多くの人が、その救助に参加します。
それって、人として自然な気持ちかな、と思うんですよね。
もちろんそこには、差別意識もない。
それと似た事かな、と思います。
必要な人が必要な施設や制度を使える、
それを当たり前とする社会でありたいです。

nag*****11時間前
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自分は脊髄損傷の車椅子ユーザーです。
どこの施設でもエレベーターを譲ってくれる方はなかなか居ません…。
エスカレーターや階段で行く事もできません。
エレベーターが満室でずっと待ってる事もあります。
自分も含めてですが、脊髄損傷してる方は排泄障害もあります。
トイレを我慢する事ができません。
そういう時にエレベーターを待って、満室で譲ってもらえない時は最悪です…。
自分も車椅子になる前はそんな事は思わなかったのですが、もう少しどうにかならないかなって思います。

「いつから日本は、ここまで弱肉強食の意識がまかり通るようになったんでしょうね?」という一言につきますね。

松戸新京成バス、車いす乗客置き去り事件を思い出す

以前もこんなことがありましたね。


松戸新京成バス(松戸市紙敷)の路線バスの男性運転手が、車いすの男性の乗車を「あと30秒で発車なので無理です」と男性に伝えて発車してしまった件。

「発車30秒前で無理」 車いす客を乗車拒否 松戸新京成バス
千葉のニュース

これは、上記の『高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律』違反の疑義があり、会社側はすぐに「乗客に状況を説明した上で、遅れてでも乗車対応すべきだった」と見解を述べ、謝罪しました。

そして、落語家の立川志らくさんが、「運転手さんも車いすの人が自分の息子だったら、親だったらって想像したら、やっぱり絶対乗せてあげるでしょう。そういう想像力もないから、みんな心が狭く、ゆとりがない」

そして、乗車拒否をめぐって「他の客は何故黙っていたのか。乗せてあげなよの一言があってよかった」と、周囲の反応についても疑問を呈しました。

すると、ネット大衆が興奮して志らくさんを叩きました。


私は志らくさんの2つ目の指摘、「他の客は何故黙っていたのか」という点に興味をもちました。

たとえば、逆ギレして何をしでかすかわからないようなものならともかく、客として運転士にものが言えないというのはどういうことなのか。

  1. 文句を言わないことがお行儀がいいことという「道徳」をお上に刷り込まれている
  2. 障害者に加勢する気などサラサラない

などが考えられないでしょうか。

大衆の大部分は苦労知らずだから、高齢者、障碍者の立場にはたてないようですが、そもそも自分たちだって必ず衰えます。

そして、一部は病気や不慮の事故で中途障害になるかも知れません。

つまり、高齢者、障碍者は「明日の自分(かもしれない)」ということにいい加減気づけよ、ということを私は言いたいですね。

大衆は苦労を知らなさすぎです。

平和ボケというより、人格そのものがボケてます。

以上、ひろゆきさんが「日本の鉄道駅など全国旅客施設のエレベーターは障害者や高齢者が優先。あなたの当たり前とやらはどこの国の話」でした。


バリアフリー法―法律・省令・政令・告示 (重要法令シリーズ009) – 信山社編集部

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