東京スポーツの経営難によるリストラが話題です。従業員350人のうち100人程度を削減予定。希望退職募集が行われているそうです。となかく面白くトバそうと夕刊紙の中でも異彩を放ってきた人気新聞でしたが、ネット時代の荒波に抗うのは難しかったようです。
20代で1000万とっていた厚遇も経営を圧迫か
もとの記事は、弁護士ドットコムニュースです。
東京スポーツの経営難によるリストラの話です。
「かつて、「日付以外は全て誤報」と言われるほど、その飛ばしっぷりとユーモアに定評があった」とは、ずいぶんな表現ですが、でも東京スポーツにとっては褒め言葉かもしれません。
「かつて20代で1000万円」東スポでリストラの嵐、「ユーモア」を支えた人材はどこへ|弁護士ドットコムニュース https://t.co/r5V0fHXzOP @bengo4topicsより
— 石川良直 (@I_yoshinao) May 5, 2021
それはともかくとして、記事は『週刊文春』を引き、「週刊文春によると、従業員350人のうち、100人程度を削減する予定で、4月に説明会が開かれ、5月中旬まで45歳から59歳までの160人を対象に、希望退職の募集がおこなわれている」ことを報じています。
東スポが社員100人リストラ “入社2年目で年収1200万円”高給で知られた会社が危機の理由 #東スポ #リストラ #週刊文春 #文春オンラインhttps://t.co/UokWbhpp73
— 文春オンライン (@bunshun_online) April 19, 2021
もっとも、これは平成17年から始まっている、というツイートもありますが。
20代で1000万とっていたということですから、すごいですね。
何を今更感、平成17年から始まってる
— ?^._.^? (@springwaker) April 20, 2021
このツイートが本当だとすると、相当前から「長期低落傾向」にあったんでしょうね。
やはり、ネット時代にうまく方向性を変えられなかったのかもしれません。
弁護士ドットコムらしく、この動きには法的な面から警鐘を鳴らしています。
希望退職に応じる人が少ない場合、退職勧奨や整理解雇に進んでいく可能性もある。退職勧奨については一般的に、それ自体は違法ではないが、何度も執拗に行ったり、心理的な圧力をかけたりした場合、違法となる可能性がある。また、整理解雇については、「人員削減の必要性」「解雇回避努力」「人員選定の合理性」「手続きの相当性」が求められ、そう簡単に実行できるものではなく、法的な面からも注意が必要だ。
Web掲示板のスレッドです。
【日付以外は誤報】「かつて20代で1000万円」東スポでリストラの嵐、「ユーモア」を支えた人材はどこへ… [BFU★]
https://t.co/FUAHySrpjx pic.twitter.com/spb7qMeJ5I— 石川良直 (@I_yoshinao) May 5, 2021
主なコメントをご紹介します。
12ニューノーマルの名無しさん2021/05/05(水) 14:29:38.68ID:j1tQni4n0
業績関係なく、いまやどこの会社も50代以上はいらんし、リストラしたいだろ。16ニューノーマルの名無しさん2021/05/05(水) 14:30:59.00ID:jggSobSU0
今回のリストラだけではぜんぜん足りない。
業績回復の見込みがない以上繰り返し行われて最悪倒産だろう
元々が400万~500万の安い年収なら転職してもあまり下がることはないが、1000万越えだとがっつり下がるだろうな
家や車、子供の学費が1000万前提で生活してる場合は悩ましいな19ニューノーマルの名無しさん2021/05/05(水) 14:31:56.01ID:kPAUpNsR0
速報性でも信憑性でもなにも勝てなくなったオールドメディアの末路だろ26ニューノーマルの名無しさん2021/05/05(水) 14:34:40.32ID:DEswKxZ+0
この人たちが入社した頃は大変な人気だったろうな
ほんと就職は、というか人生は運だよね
東スポ落ちていまいちな企業に入社したら今安泰の人もいるだろうし37ニューノーマルの名無しさん2021/05/05(水) 14:37:38.40ID:BA3NDdle0
だからか今の東スポって前みたいにネタで笑える記事じゃなくて金もらって特定の芸能人上げたり下げたりがすごい多いわ65ニューノーマルの名無しさん2021/05/05(水) 14:50:40.37ID:D5GRsfeu0
何言ってもどこかの誰かが聞きつけてわざわざ批判しにお越し下さる現代でユーモアなんざ育つものか
心が狭くなったんじゃない、アンテナが広がりすぎたんだよ100ニューノーマルの名無しさん2021/05/05(水) 15:11:39.48ID:6lpLcadI0
高度なジョークが通用しない世の中になちゃったのデスw。
ということで、みなさんはいかが思われましたか。
「東京スポーツ」といえば山田隆さんと島本なめだるま親方
私は東京スポーツは、新卒で受けましたが落ちました(笑)
桜井康雄さんが試験管で、英語の試験問題には、アンドレ・ザ・ジャイアントと書かれていました。
それ以外ちんぷんかんぷんだったので、やはり受からなくても仕方ないですね。
その後、週刊誌の仕事で、元東京スポーツの印刷部長だった山田隆さんと知り合いました。
山田隆さんは在職中、1度も自宅に東京スポーツを持ち帰らなかったそうです。
東京スポーツの退職金は、50歳過ぎると、1年ごとに額がぐんと高くなるらしいのですが、高くなる前の年齢で退社してしまったそうです。
それで、在職中、エロページを担当していて、そのときに起用したのが、風俗ライターの島本なめだるま親方。
島本なめだるま親方は、そこで育ててもらった恩を感じ、山田隆さんが東京スポーツを退社すると、ご自身が経営されているスキップメッセンジャーサービスという編集制作会社の工房にデスクを置かせて客分として迎え入れ、かつ同社がまるごと受注していた『遊び特選街』というエロ本の中の、料理と格闘技の連載を書かせていたのです。
それだけではなく、今度は島本なめだるま親方自身が人を育てようということから、当時まだ無名だった漫画家の中崎タツヤさんにも連載させたのです。
後に、中崎タツヤさんは『じみへん』という漫画で賞を取りブレイクしました。
なんでそんなことを知っているかと言うと、私も山田隆さんに呼ばれて、その雑誌で金融商品紹介の連載を書かせていただいていたのです。
でも、私は中崎タツヤさんのようにはブレイクせず、半年ほど書いて打ち切りになってしまいました(涙)
ま、東京スポーツとは直接関係はない話ですが、東京スポーツと言うと、そんな「青春の蹉跌」まで思い出してしまうわけです。
以上、東京スポーツの経営難によるリストラが話題です。従業員350人のうち100人程度を削減予定。希望退職募集が行われているそうです、でした。
平成をザワつかせた 「東スポ」1面コレクション – 東京スポーツ新聞社
東スポ プロレスPLAY BACK Vol.1【電子書籍】[ 東京スポーツ新聞社 ] – 楽天Kobo電子書籍ストア