コロナ禍で夜の外食もままならず、不要不急の外出もできずで家にこもることが多くなり、DV相談が急増したとの報道が話題

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コロナ禍で夜の外食もままならず、不要不急の外出もできずで家にこもることが多くなり、DV相談が急増したとの報道が話題

コロナ禍で夜の外食もままならず、不要不急の外出もできずで家にこもることが多くなり、DV相談が急増したとの報道が話題になっています。もう気づいてほしいのですが、昨年春から夏ぐらいにかけての妊娠相談は“性の乱れ”で片付けられなかったのです。

コロナ禍でDV相談が増えているという

内閣府の調査によると、2020年度のドメスティックバイオレンス(DV)の相談件数が、昨年11月までの総数で13万2355件に上り過去最多となったと報じられました。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が影響したと見られています。

というのも、4~11月は毎月1万5千件を超え、特に5月と6月が多かったそうです。

内閣府の担当者は、「自宅で過ごす時間が長くなり、ストレスや生活不安を抱えて暴力に至る事例が増えている」と分析しているといいます。

2019年度を早くも1万3千件上回り、今後膨らむ事態が懸念されるそうです。


こちらがまとめサイトです。


こんなコメントが付いています。

2ニューノーマルの名無しさん2021/01/12(火) 15:23:49.66ID:z5+bOKPP0
お互い息抜きできないからな
そりゃ殺し合いも始まるわw

4ニューノーマルの名無しさん2021/01/12(火) 15:25:29.05ID:tWaOtPxl0
ほら自粛で傷つくひとのほうが多い!
自粛はやめろ!
by 小林教

18ニューノーマルの名無しさん2021/01/12(火) 15:38:15.17ID:gkji3R8u0>>23
定年夫婦の生活を強制体験
コロナで不倫も出来ない
夫婦喧嘩は止まらず、子供はそれを見て育つ
結婚は人生の墓場

24ニューノーマルの名無しさん2021/01/12(火) 15:46:45.03ID:G+X2Bg3g0
先進国では
ありえないこと

33ニューノーマルの名無しさん2021/01/12(火) 15:55:41.62ID:uWUiRj8X0
うわ…エグいな13万て…不幸な人多すぎやろ


フランスでは、通常時の60%DV相談が増加したというツイートもあります。


そうした相談が増えて、それを受け止められる相談員はどれほど揃っているのでしょうか。

モラハラや毒親をの実態は把握されているのでしょうか。

その点が大変気になります。

というのも、昨年5~6月頃、“望まぬ妊娠相談”が急増したという報道に対して、「性の乱れ」と居丈高に叱り飛ばす、何もわかっちゃいないネットのコメントが溢れた過去があるからです。

相談員がその程度だったら困るのです。

望まない妊娠は性知識の不足を叱って解決する問題ではない


コロナ騒動による「自粛」以来、10代女性による「望まない妊娠」の相談が急増したと、昨年夏頃話題になりました。

千葉県船橋では、10代での望まない妊娠をしている少女を受け入れ、出産・自立を支援するシェアハウス「かけはし」がオープンしました。

で、さっそくそこには揶揄するツイートが。


「単なるアホ(笑)」という言葉は、そのままツイート主にお返ししたいと思いました。

>いつの間にか童貞がバカにされる文化で、世間の乱れが酷過ぎた。

いや、そういう問題じゃないから(笑)


だから、「ゴムつけない」と「コロナ自宅待機」の関係をもう少し深めましょうよ。

いずれにしても、ネット大衆には

>10代の女性が自粛期間中に望まぬ妊娠した⇒自粛せずに男のところに行き性行為に及んだ素行と性知識不足が悪い

善意からのこともあるかもしれませんが、こういう意見が多かったわけです。

でも、ちょっと頭を使って考えてください。

現代で、男性と関係できる体格まで育っている女性が、どのような行為をしたら妊娠するかがわからないなんてあり得るでしょうか。

今は、小学校のうちからそうした教育は行われているのではないでしょうか。

もちろん、妊娠のリスクを軽視した、という「過ち」の指摘は免れないかもしれません。

コロナ自粛で、ストレスからの過ちもないとは言えません。

でもそれは考えてみれば、「リスクのある行為であることはわかっていたが、自分がそうならないことを願って行ってしまった結果妊娠してしまった」ということです。

ではなぜ、そこまでして「10代の女性」(主に高校相当の年齢の女子)たちは、親が“ステイホーム”している自粛期間に家にいないでわざわざ出かけたのか……

という掘り下げが必要だったのではないでしょうか。

たんに若気の至り、性知識の不足と決めつけて、居丈高に然り飛ばすだけの問題じゃないでしょう。

その中の一定数は、自分の居場所がなかったからではないかと当時から私は思いました。

要するに、家にいる親が嫌だ。

それも、相手に自分の体を差し出すことになっても、その方がマシだと選択せざるを得ないほど嫌だと。

つまり、毒親が原因ということです。

そしてそこには、2つの問題が考えられます。

  1. 毒親のせいで、家にいられない、居場所がないという問題
  2. 毒親のせいで、行為による妊娠リスクがあっても拒絶できない問題

そう考えられるふたつの問題があります。

「おいおい、『1』はともかくとして、『2』までもが毒親のせいなのか」

と思われますか。

だから毒親は悪い

毒親とはなにかいうと、やれ虐待とか、暴力とか、過干渉とか、いろいろいわれますよね。

もちろん、暴力や暴言や、ご飯を食べさせないというのは行為自体が問題です。

ただ毒親の本当の怖さは、そうした行為によって、子のその後の人生における自己肯定感や、自己意思決定能力を壊されてしまうことにあると思います。

毒親に人格をボロボロにされた子は、自己肯定感が低いために、学力や知識に関係なく自己意思決定の意欲や能力に欠ける憾みが「2」につながっていくのです。

相手に避妊しないカラダを求められた⇒それはまずいんじゃないかと思う⇒でも自分の否定や懐疑の気持ちを貫く自信がない

という思考の道順です。

理屈では、いけないとわかっています。

ところが、毒親に自己肯定感や自己意思決定能力をぶっ壊された子は、いつも自分の判断は間違ってるんじゃないか、という迷いが何かを判断するときに脳裏をよぎってしまうのです。

そして、自分でも説明のつかないような行動に走ってしまう。

これは、女性だけでなく、孕ませた相手の男性もそうかも知れません。

ですから、理屈では信じられない判断の狂いは、意思決定の歪みから来ており、単純に知識や道徳や学力の問題ではないというのが私の考察です。

まあ、毒親を経験したり、きちんと子に取材したりした人でないと、わからないことかもしれませんね。

たとえば、理系の高学歴がズラッと並んでいた旧オウム真理教の幹部。

本来なら、科学教育を人並み以上に優秀な成績でおさめて学位までもっている人が、どうして科学と両立しない、しかもかなり幼稚な疑似科学にコロッと騙されたのでしょうか。

人間の意思決定能力の歪みは、知識(のなさ)だけでは説明がつかないことを、これほどはっきりと示している例はありません。

おそらく、「エリート」のオウム幹部たちは、毒親から一流大学に行くことだけを威圧的に押し付けられ、豊かな知識や結果としての高い学歴などを得た。

しかし、それとは裏腹に、「いい学校に入っていい会社に入って」ということだけを強引に押し付けられ、それ以外の価値観を否定され続けたことで、自己肯定感が非常に低い⇒自己意思決定能力が弱い⇒自分で判断するのが苦手、ということがあったのではないかと見ています。

残念ながら、毒親問題は、親を絶対化する日本の悪しき文化があるため、なかなか真剣に議論されません。

何しろ、我が国には未だに家制度の因習を事実上残す目的で、子は親に無条件で従う奴隷であることを示す法律(民法第818条)があります。

たとえば、親であることをタテに子に特定の選択や価値観を強要する毒親は、今の日本では虐待など違法行為が公然としたものでない限り「合法」になってしまうのです。

今回の「相談」を契機として、ぜひ、コロナ問題とともに毒親問題についても考えていただきたいですね。

以上、コロナ禍で夜の外食もままならず、不要不急の外出もできずで家にこもることが多くなり、DV相談が急増したとの報道が話題、でした。

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