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MMT(現代貨幣理論)についての藤井聡さんと田原総一朗さんの『こうすれば絶対よくなる日本経済』(アスコム刊)の対談が話題

MMT(現代貨幣理論)についての藤井聡さんと田原総一朗さんの『こうすれば絶対よくなる日本経済』(アスコム刊)の対談が話題

MMT(現代貨幣理論)についての藤井聡さんと田原総一朗さんの『こうすれば絶対よくなる日本経済』(アスコム刊)の対談が話題です。ゲンダイネットの記事に対するWeb掲示板スレッドの書き込みは、日曜日だけで1000を超えてしまうほどの注目のテーマです。

日米英は「借金」を増やし続けても破綻していない

もと記事はゲンダイネットです。

日刊ゲンダイのWeb版ですね。

『日本の借金1200兆円…それでも「日本は絶対に破綻しない」と言えるワケ』というタイトルです。

田原総一朗さん、 藤井聡さんの対談形式で記事が構成されています。

田原総一朗さんが関心を持ったということは、いよいよMMT(現代貨幣理論)も社会的関心が高まったということでしょうか。

『こうすれば絶対よくなる日本経済』(アスコム刊)の一部を再構成したものだそうです。

既存の書籍を記事に使うというのは、最近流行していますね。

コンテンツの更新も大変なんでしょうかね。

田原 日本政府は2025年度にプライマリーバランスを黒字にして、その時点での借金をなくそうとしている。

藤井 そうです。でもそんなことをずっとやり続けようとした国はどこにもないんです。借金が右肩上がりで増えているということは、百数十年から300年以上ほとんどずっと、プライマリーバランスは赤字の連続だった。これが日米英の真実の姿です。つまり、今の政府がいっているように恒常的に黒字にするなんて、あり得ない暴論に過ぎないんです。

「借金総額が200年300年と増え続けるのは、よくない!」なんていっても、まったく無意味なことは、誰でもわかるでしょう。最初に産業革命をやって七つの海を支配したイギリス、戦後世界をリードし依然としてGDP世界一のアメリカ、ついこの間まで世界第二位の日本の歴史が、明らかにそうだからです。

3国ともつぶれかかったことすらない、世界に冠たる豊かな先進国ですよ。(中略)

田原 日米英は150年200年300年と借金を増やしつづけ、しかも借金でつぶれてない。借金でつぶれるなら、とっくに財政破綻していなければおかしい?

藤井 はい。日米英3国とも「中央銀行」を持ち、それぞれ円・ドル・ポンドという通貨を発行しています。だから中央銀行を持つ政府は、任意に、いつでもいくらでもカネをつくり出すこと(貨幣の創出)ができる能力と権限を持っているのです。

だから政府はつぶれません。政府が「自国通貨建て」の借金によって破綻や破産をすることは、考えられないんです。


詳しくは、もと記事をお読みください。


この記事のWwb掲示板スレッドはこちらです。


主なコメントを引用します。

4ニューノーマルの名無しさん2021/05/02(日) 13:54:47.56ID:f4TrSmBU0>>393
当たり前だろ
破綻するなんて言ってるのは財務省とその息がかかった御用学者、御用マスゴミだけ

8ニューノーマルの名無しさん2021/05/02(日) 13:55:46.46ID:s8hu2qmp0>>253
そもそも国の借金という言い方が正しくない
通貨発行残高といえ

10ニューノーマルの名無しさん2021/05/02(日) 13:56:41.18ID:g2WFQAKM0>>227
父さんが1200万借金してたらやばいじゃん
でも父さんが給料500万にしたらすぐ返せるじゃん
それ決められたら世話ねえよって思うだろ?
日本政府はそれを決められるんです

15ニューノーマルの名無しさん2021/05/02(日) 13:57:32.77ID:MscmN3va0
日本の財政は10年後には破綻する。

という話は20年以上続けられているが、いまだにその兆しは見られない。
財政破綻論者はオオカミ少年と揶揄されており、具体的にGDPに対する
政府の債務残高が何%になれば国債価格は暴落するのかという話になっても、

32ニューノーマルの名無しさん2021/05/02(日) 13:59:51.09ID:67frI0IV0
ちょっと違うな
破産はないけど破綻はある
インフレはあるので

47ニューノーマルの名無しさん2021/05/02(日) 14:02:38.44ID:xJ9twHiK0
20年前から財政ヤバイ論で増税してきた結果が現在
財源のために増税が必要だと思ってる奴に言いたい。「現実を見ろ」

53ニューノーマルの名無しさん2021/05/02(日) 14:03:42.83ID:MscmN3va0
財務省ですら日本は破綻しないと認めている
日米など自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない

つまり、日本政府が日本円の借金で破綻することなどありえないと認めているのだ


というわけで、一部には「だったら徴税するな」のような、パターン化した誤解も書き込まれていますが、「MMT」関連の記事に対するスレッドは、全体としての認識は高くなってきましたね。

コメントの「15」にもありますが、MMTは数式がないから信用できない、という学者や評論家がいます。

しかし、では翻って、財政破綻論者が、「具体的にGDPに対する政府の債務残高が何%になれば国債価格は暴落するのか」という数式を明示したことは、ただの1度もありません。

「国債の額は適量」がMMTの立場

『東京ホンマもん教室』で、やはり藤井聡さんが述べている、MMT(現代貨幣理論)に対する誤解も載録させていただきましょう。


MMT(現代貨幣理論)に対する根本的な誤解、というよりデマゴギーだと思いますが、「お金を無限に刷れ」論がいまだにありますね。

それについて、この動画では藤井聡さんが述べています。

MMTは政府は国債発行。好きなだけ増やしてもいいと主張していると。
これ一面これはあたってるんですけど、あくまでも一面でね。そんなこと別に言ってないんですけど、「好きなだけ刷ったらええって言ってるよ」と。国債発行するってことは、お金を出すっていうことですから、もうお金を好きなだけだしたらええと言ってると。なんかとんでもないものだと。(中略)
実際なんなのかと言うと、政府は国債では破綻しない。しかし、多すぎると過剰なインフレ。少なすぎると過剰なデフレになると。だから、国債の額は適量が望ましい。
ただ、国債では破綻しないから、破綻するかしないかと言うと、破綻はしないと。

これはもう、いろいろな人が、書籍、ネットのブログ、Youtubeなどで述べていることなんですが、相変わらずアンチはこれを言いますね。

【東京ホンマもん教室】2021年3月7日放送より

つまり、これは知らないと言うより、知ろうとしないか、もしくはアンチの立場から意図的にデマゴギーを発信しているのだろうと思います。

以上、MMT(現代貨幣理論)についての藤井聡さんと田原総一朗さんの『こうすれば絶対よくなる日本経済』(アスコム刊)の対談が話題、でした。


MMTによる令和「新」経済論: 現代貨幣理論の真実 – 聡, 藤井


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