Windows11 23H2とmacOS Sonomaは、現在OSの最新バージョンです。しかし、それらはスペックが一定の基準をクリアしないとインストールできないことになっています。しかし、現実にはその基準に達していなくても動かすことはできます。それを目指した裏技やソフトウェアを多くのユーザーが試みています。
Windowsは現在、Windows11の23H2が最新バージョンです。
次のWindowsバージョンは「Windows 12」と予想されており、2024年後半にリリースされるといわれています。このバージョンは「Next Valley」というコードネームで開発されており、AI統合や新しいデスクトップデザインなどの変更が含まれる予定です。
macOS Sonomaは、macOSの最新バージョンです。
次のバージョンであるmacOS 15 Sequoiaは、現在開発者向けのベータ版として提供されています。
最新なら、それらをインストールするのが間違いない、と普通は考えますが、どちらもバードウェアの仕様に条件があります。
簡単に述べると、最新のOSは、古いマシンには入らないのです。
「古い」といっても、この世界は年単位、場合によっては季節ごとの商戦単位で新商品が出ますから、5年ぐらい前なら、もう「古い」ことになってしまうのです。
しかし、高いお金を出して買ったマシンです。大切に使うでしょうし、水をかけたり、高いところから落としたり、無理な電気的ショックを与えたりしなければ、5年たってもまだまだ使えるはずです。
それでもメーカーは、古いOSのサポートを、時間を区切って打ち切ってきますから、ずっと使いたいと思っても、限界があります。
では、資本主義の「掟」で、新しいものをかわせられるのか。いや、壊れてもいないのに使い捨てるのはいかがなものかという迷いはあるでしょう。
そう考える人は実際多いようで、本来なら適応外の「古い」マシンに、最新のOSをインストールするテクニックや、ユーザーが開発したユーティリティソフトを使ってアップデートをはかる動画が、YouTubeではしばしば見かけます。メーカーもその削除を求めていないので、黙認状態のようです。
私もそれを参考にして、現在所持している「古い」WindowsマシンはWindows11の23H2、「古い」MacBookAirにはmacOS Sonomaをインストールしたところ、どちらも成功しました。動作も問題ありません。
そのことについて、以下、ご報告します。
なお、マイクロソフトにしろアップルにしろ、それらを推奨しているわけではないので、以下のことは私が個人的にチャレンジしてみた、という情報であり、その方法を具体的に教示するものではありません。
したがって、その手順は記事では示しませんが、参考にした動画についてはご紹介しますので、関心のある方は自己責任でご確認ください。
Windows11 23H2
Windows11の23H2については、もう「旧マシン」のアップデートがポピュラーになっており、実践動画はかんたに検索できます。
私も複数の動画を視聴しましたが、以前ご紹介した、パソコン博士TAIKIさんの動画をおすすめします。
日本のサイバーセキュリティが危うい。現代社会では、デジタル技術で共有された情報が、あらゆる側面で活用されています。サイバー空間における安全性の確保は、国の存立にも関わる問題となりました。ところが、それを脅かす事態が懸念されているのです。https://t.co/45fK9T8WL0 pic.twitter.com/MbEqjkZqtY
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) April 6, 2024
過日は、サイバーセキュリティをテーマにした動画をご紹介しました。
この動画をもとに作った、Windows11の入ったUSBメモリを挿してインストールすると、初心者でも何の手間もなくアップデートできます。
ThinkPadのX220、X230などがアップデートできました。どちらも10年以上前のマシンですけどね。
これらは、メモリも16GB、SSDはSATAとmSATAで756GB入っていたので、とくにハードの追加もなく23H2が動きます。
macOS Sonoma
こちらも、Macの世界では有名なかぼしーさんの動画を参考にしました。
OpenCore Legacy Patcherというソフトを使うことで、「古い」MacにもSonomaがインストールできる、というものです。
私が長く使ってきたのは、MacBook Air MD224J/Aといって、2012年に発売されたマシンです。
液晶は11.6インチで軽いため、持ち運びが便利です。
といっても、ほとんど持ち運びもしていないので傷もなく、キーボードカバーをしていたので、テカリも文字擦れも全くありません。
最近のYouTube動画を見ると、このタイプのMacBook Airが再評価されていて、中古市場は意外と人気があるのです。
ただ、いかんせん古いため、macOSは、公式には、2022年7月20日でサポートが終了した「Catalina」までしか入れられません。
つまり、故障もない美品なのに、このままではちょっと使うのが困難になりつつありますよね。
セキュリテイリスク、周辺機器・ソフトなどとの互換性などなど。
そこで、動画に従ってインストールしたところ、「Sonoma」のインストール、無事成功しました。
入れたのは先月だったのですが、先月を振り返って、一番嬉しかったことです(笑)
だって、また当分安心して使える戦力として戻ってきたわけですから。
お使いのマシンのOS対策はいかがですか。
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