イングリッド・バーグマンなどを解説した『すごい人ほどぶっとんでいた! オタク偉人伝』 (小川晶子著、のぶみ絵、アスコム)をご紹介します。本書は、共通しているのが、子どもの頃に「オタク」だったという偉人たちを解説しています。
オタクとは、何かを「大好き!」という気持ち。この本では、世界を変えた偉人たちの、子ども時代のおもしろオタクエピソードをたっぷり紹介しています。
Amazon販売ページに目次が公開されているので、すべてご紹介します。
法則オタク/アインシュタイン、いたずらオタク/マーク・トゥエイン、実験オタク/エジソン、ハイテクいたずらオタク/スティーブ・ジョブズ、ハトと闘牛オタク/ピカソ、妖怪オタク/水木しげる、詩と手紙オタク/ゲーテ、議論オタク/ガリレオ・ガリレイ、植物オタク/牧野富太郎、勉強オタク/マリー・キュリー、マンガオタク/手塚治虫、コメディオタク/チャップリン、自然観察オタク/レオナルド・ダ・ヴィンチ、創作オタク/モンゴメリ、きのこオタク/ファーブル、書き写しオタク/南方熊楠、エンジンオタク/本田宗一郎、数学オタク/パスカル、昆虫オタク/ダーウィン、即興演奏オタク/ベートーベン、発明あそびオタク/ベル、人形あそびオタク/アンデルセン、無線オタク/井深大、図面オタク/ライト兄弟、読書オタク/湯川秀樹、仮装オタク/イングリッド・バーグマン、工作オタク/ニュートン、狩猟あそびオタク/フレミング、測量オタク/間宮林蔵、貝オタク/エドワード・モース、しくみオタク/ジェームズ・ワット、戦いごっこオタク/チャーチル
その中で、今回はイングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)をご紹介します。
アカデミー賞3度受賞の大女優は「恥ずかしがり屋」だった
幸せの秘訣は健康と忘れっぽさ
イングリッド・バーグマン(スウェーデンの女優) pic.twitter.com/Ke8EYret9W
— ヒロポン【唄種】服部です???? (@phil0p0n) September 27, 2024
イングリッド・バーグマンは、1915年8月29日にスウェーデンのストックホルムで生まれ、1982年8月29日に67歳で亡くなりました。
彼女はスウェーデン出身の女優で、ヨーロッパとアメリカで活躍しました。
バーグマンは、1932年にスウェーデン映画でエキストラとしてデビューし、1935年の「ムンクブローの伯爵」で本格的に女優としてのキャリアをスタートさせました。
その後、1939年にハリウッドに進出し、『別離』で一躍スター女優となりました。
Copilotに、代表作を尋ねました。
彼女の代表作には以下のような作品があります。
– 「カサブランカ」(1942年):ハンフリー・ボガートと共演し、彼女の代表作の一つです。
– 「誰が為に鐘は鳴る」(1943年):アーネスト・ヘミングウェイの小説を原作とした映画で、アカデミー主演女優賞に初ノミネートされました。
– 「ガス燈」(1944年):この作品で初のアカデミー主演女優賞を受賞しました。
– 「聖メリーの鐘」(1945年):ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。
– 「汚名」(1946年):アルフレッド・ヒッチコック監督の作品で、ケーリー・グラントと共演しました。
– 「追想」(1956年):この作品で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞しました。
– 「オリエント急行殺人事件」(1974年):アカデミー助演女優賞を受賞しました。
– 「秋のソナタ」(1978年):イングマール・ベルイマン監督の作品で、全米映画批評家協会賞主演女優賞を受賞しました。
バーグマンはその美貌と演技力で多くの賞を受賞し、映画史に名を残す女優となりました。彼女の作品を観ると、その魅力を存分に感じることができますね。
……とのことです。
で、本書では、彼女がどんな「オタク」だったかというと、「なりきりオタク」だそうです。
子供の頃から、父親のパイプやメガネをかけて父親になりきる。
犬になりきったときは、「首輪をつけてくれ」と父親にせがみ、父親を困らせたそうです。
「自分でない何かになる」ことが生きがいだったそうです。
というと、イメージ的には、目立ちたがりやという感じがします。
が、実はその逆。
素の彼女は、シャイで引っ込み思案だったそうです。
しかし、彼女いわく、「恥ずかしがり屋だからこそ、別の人間になりきれる」
そして、学生の間に訳者デビュー。
ハリウッドのスターになり、世界的に評価されるようになります。
苦手だからこそ発想の転換で活路を見いだせるかも
8/29はスウェーデン出身の女優イングリッド・バーグマンの生誕日でご命日(1915/8/29-1982/8/29)カサブランカ/誰が為に鐘は鳴る/ガス燈/聖メリーの鐘/白い恐怖/ジャンヌ・ダーク/ストロンボリ/恋多き女/追想/サボテンの花/オリエント急行殺人事件etc
画像は
別離/汚名/さよならをもう一度/秋のソナタ pic.twitter.com/58XWwYZ303— きぬきぬ (@kineukineu) August 29, 2024
要するに、彼女は逆転の発想で、天職を得たわけですね。
これは、私達にも通じる話のような気がします。
苦手科目だからこそ、注意深く勉強したら、結果として理解が深まり点数がたくさんとれた。
苦手な人だと思ったからこそ、気を使って慎重に付き合っていたら、衝突せずに信頼関係が構築されていった。
逆に、苦手だからダメだーっと、最初から諦めて敬遠していたらそれっきりだったわけです。
ピンチなこと、苦手なことなども、ちょっと発想を変えるだけで、逆の結果が出るきっかけになるかもしれない、というのは、覚えておきたいことですね。
イングリッド・バーグマン。作品はご覧になったことはありますか。
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