一日一分肝臓を守るツボ(藤本憲幸著、パンローリング)は、、肝臓の負担を少なくする工夫解説や、肝臓を守るためのツボを紹介しています。『心身を酷使するビジネスマンに捧げる!』『疲れた肝臓に驚くべき特効』などのサブタイトルがついています。
『一日一分肝臓を守るツボ』は、藤本憲幸さんの著書で、パンローリングから上梓されています。
『心身を酷使するビジネスマンに捧げる!』『疲れた肝臓に驚くべき特効』などのサブタイトルがついています。
肝臓は、脳と並んでもっとも大きな臓器であり、成人男性で1000~1300グラム、女性なら1000グラム弱であり、その重さは体重の40~50分の1くらいに相当します。
ところが、それほと大きな臓器でありながら、位置は意外と知られていないといいます。
肝臓が異常をきたして肥大すると、胃は圧迫され、胃下垂となり、腸も圧迫され、便が通りにくくなるとか。
さらに腎臓も圧迫され、排尿に支障を来すことになるといいます。
そこで、著者は言います。
「健康が全てだとはいわないが、健康がなければすべてが始まらない」
本書は2023年5月7日現在、KindleUnlimitedの読み放題リストに含まれています。
肝臓とはなんだ
肝臓は、私たちの身体で非常に重要な役割を果たす器官の一つです。
以下では、肝臓の機能や役割についてかんたんにまとめます。
代謝機能
肝臓は、私たちが食べたものを消化・吸収し、体内でエネルギーに変換する代謝機能を持っています。具体的には、肝臓は、糖質や脂質、タンパク質などの栄養素を分解・代謝し、必要なエネルギーを生成します。また、肝臓は、血液中のアミノ酸を合成して、新たなタンパク質を作り出す役割も担っています。
解毒機能
肝臓は、私たちが体内に取り入れた有害な物質を解毒する機能を持っています。例えば、アルコールや薬物などは、肝臓で代謝され、無害な物質に変換されます。また、肝臓は、体内に蓄積した老廃物や毒素を排泄する役割も担っています。
貯蔵機能
肝臓は、血液中に存在する栄養素やビタミン類を貯蔵する機能を持っています。具体的には、ビタミンAやD、B12などの脂溶性ビタミン、鉄や銅などの必須ミネラルを貯蔵します。
免疫機能
肝臓は、免疫細胞を生成する役割を持っています。特に、肝臓は、抗体の一種である免疫グロブリンA(IgA)を生成することで、体内の細菌やウイルスから守る役割を果たします。
以上のように、肝臓は、私たちの身体にとって非常に重要な器官の一つであり、多岐にわたる機能を持っています。
しかし、肝臓は、病気になると、機能が低下したり、壊死したりすることがあるのです。
沈黙の臓器とは言うがサインはある
肝臓は沈黙の臓器などといわれ、傷んでも自覚症状がないといわれていますが、本書によると、自覚症状は他の内臓にあらわれるそうです。
たとえば胃痛。
胃弱からくる痛みと間違いやすいが、毒素分解できないほど肝機能が低下したときに起こる場合が多いそうです。
ジンマシンもあるそうです。
食べたものが体質に合わないと判断してしまいがちですが、思い当たるものがない場合、肝臓の解毒機能の低下を疑ったほうが良さそう。
そして便秘。
肝臓が解毒することによって出される胆汁や、排泄しやすい水毒性物質が十分に出されていないために怒ることがあるとか。
もし、このときに肝臓を休めるなり、ツボで刺激を与え、一時的にでも活動機能を高めるなりすれば、胃痛もジンマシンも便秘も改善されるとしています。
なのに、せっかくあらわれた自覚症状に何の治療もせず、健康な部分を治療していたら、肝機能の低下はどんどん進んでしまうといいます。
そこで、本書では、「めまぐるしく活動する現代人のために、わずか1日1分で肝臓の機能を回復させる方法」を紹介しています。
詳細は本書をご覧いただくとして、具体的にどんなツボが紹介・解説されているかというと、ヨガツボ療法といわれるものです。
異常がなくても毎日続けるといいツボ
便秘で身体にむくみが出たときのツボ
目や皮膚が黄色くなったとき
疲れが取れないとき
食欲がないとき
尿が濃くなり量が減ったとき
下腹が重く足にむくみがあるとき
デスクワークが多い人のために
ジンマシンができたとき
吐き気をもよおしたとき
ストレスがたまったとき
入浴中筋肉をほぐすツボ
休日に行って欲しいツボ
あるき方一つで肝臓を強くできる
お酒を飲んだとき押すといいツボ
精力が衰えたなと思ったら
なんとなく体調が悪いとき
肩こりがひどいとき
つい食べすぎてしまう人へ
三時間おきに行うツボ
仕事しながらできるツボ
他人の手を借りるといいツボ
いずれも、民間療法ですが、侵襲性はないと思いますので、物は試しではじめられてはいかがでしょうか。
ヨガ活動の一環としての健康情報書籍
藤本憲幸さんについては、これまでも以下の書籍をご紹介しています。
『体を浄化する毒出し断食』(主婦の友社)は、巷間言われている「リサイクル」ではなく「リセット」として断食を推奨しています。
本書によると、腸壁にこびりついた長年の宿便が、断食によって一升瓶一本ぐらい出てくるそうです。
『脳が突然鋭くなる「短時間」睡眠法』(パンローリング)は、4時間短眠で人生を有意義に過ごす勝利者になろう!と説いています。
今まで健康の重要な因子とされていた睡眠「時間」は、多ければいいというものではないと指摘しているのです。
『自分の本を出しなさい あなたの人生をガラリと変える本の魔力』(藤本憲幸著、パンローリング)は、自著を持つことによる人生革命を説いています。
社会的信用、人間関係、お金、名誉、ガラリと変わった、自らの出版後の人生を告白しています。
著者は、書籍が売れるだけでなく、関連の「学校」や「活動団体」の会長に就任。
たとえば、ユーガピア協会という、日本ヨガ指導協会、日本記憶術学院、ヨガ研究所等の組織の統合的組織の会長になりました。
本書上梓も、その一環だと思います。
以上、一日一分肝臓を守るツボ(藤本憲幸著、パンローリング)は、、肝臓の負担を少なくする工夫解説や、肝臓を守るためのツボを紹介、でした。
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