副業 治験 バイト 高額 コロナ 寝ながら日給1万円以上稼げた超副業: 副業 女性 学生 コロナ禍で話題 治験の裏側に潜入 もふねこ出版 Kindle版
副業治験バイト高額コロナ寝ながら日給1万円以上稼げた超副業(現役大学生T、もふねこ出版)は、治験「バイト」の体験談です。2泊3日で、睡眠薬を試す「人体実験」で10数回採血されて96000円。利他の精神としてもお勧めしたいと書かれています。
『副業治験バイト高額コロナ寝ながら日給1万円以上稼げた超副業』は、現役大学生Tさんが、もふねこ出版から上梓したKindleです。
『副業 女性 学生 コロナ禍で話題 治験の裏側に潜入』というサブタイトルが付いています。
21世紀の緊縮財政は、非正規雇用を全体の4割に押し上げ、終身雇用を崩しつつあり、また残った社員にも副業を推奨するようになっています。
しかし、「生活費たんなきゃ、自分で稼げ」と放り出されても、じゃあ2足のわらじの生活にしましょう、と器用に副業を持てる人は極僅かでしょう。
ネットに数多転がっている「儲かります」情報は、あてになりません。
そこで、非正規、求む副業、フリーターなどを対象にしたのが、本書『副業治験バイト高額コロナ寝ながら日給1万円以上稼げた超副業』です。
治験は割の良い副業でした、という体験記です。
Kindle描き下ろしです。
治験については、以前、職業治験 治験で1000万円稼いだ男の病的な日々(八雲星次著、幻冬舎)をご紹介したことがあります。
同書は、まさにそれを「職業」並みに日常的に行っている人の体験談でしたが、本書はある治験に参加した体験記です。
つまり、1度の体験にフォーカスしています。
その分、短時間で読み終えます。
まあ、Kindleらしい読み物といっていいでしょう。
有償ボランティアとしての人体実験
まず、治験について簡単にまとめましょう。
治験は、薬剤、医療機器、予防法、治療法などの新しい製品が市場に出る前に、それらが安全で効果的であることを確認するために実施されます。
治験は、基本的には研究の一形態であり、倫理的な問題や法的規制を遵守する必要があります。
新薬の治験は通常、まず治験薬の安全性や体の中でのふるまいを調べ(第I相試験)、
次に治療効果や副作用の出方などから最適と思われる使用方法や使用量を決めて(第II相試験)、
最後に実際の医療に近い形で用いて有効性を調べる(第III相試験)
といった順序で行われます。
まあ要するに、開発した薬を実用化してもいいかどうか、その実験台になることです。
治験ボランティアとは、人体実験です。
治験に参加する患者には、治験の目的、リスク、利益についての説明が行われ、自由意志による参加が求められます。
時間と肉体を拘束し、侵襲性もあることから、その「負担」を補う意味で、「負担軽減費」と称する“謝礼”が被験者には渡されます。
ただし、名目はあくまで「謝礼」であり、参加は「有償ボランティア」といいます。
ボランティアであり、雇用契約を結んでいるわけではないので、自分の意志で勝手にやめても構いません。
何かあれば、治験する側が可能な責任はとることになっています。
もちろん、絶命したら責任は取れませんが、まあ、普通はそんなリスクのある段階で治験にはなりませんから。
ネットを見ていると、治験モニター募集という広告がよくありますよね。
登録すると、たまに連絡が来ます。
「あー、ああいうので食べていくなら、自分にもできそう」
と、思われますか。
著者は、思ったのです。
2泊3日の睡眠薬モニターに参加し、96000円の「謝礼」をもらったそうです。
他の説明会などの拘束も含めても、「日給16000円」になるそうです。
頭も使わないし、肉体労働でもない。
注射を十数回されるだけです(採血)。
著者は、そこだけはちょっと不安だったそうですが、点滴のように針を挿しっぱなしにして、何度も採血をするのだそうです。
ただ、10回の採血で、8回ぐらいで同じところからは血が取れなくなるので、残りは別の腕からとるか、注射でとるかするそうです。
もちろん、ご飯も3度出ます。
著者は「北欧の刑務所」と例えていますが、まあ著者がそこに服役したわけではないでしょうから、そういうイメージのところ、ということだと思います。
ただし、どんなものでも100%ということはありません。
どのくらいの確率になるかはわかりませんが、想定外の症状が出るかもしれません。
錯乱とかね。
急に心臓の鼓動が早くなったとか、気分が悪くなったとか、血圧が上がったとか。
ただ、それはあくまで稀ですし、安全と思える仕事でも、どうなことで大事になるかわかりません。
そもそも世の中は、空気や水にだって発ガン性物質が含まれていて、生きていくということは、いつもリスクを抱えているようなものですから、どこまで気にするか、気にしてばかりではきりがない、ということもいえます。
リスクはあるが「そのリターンは他のバイトとの比ではない。それが治験の最大の魅力だろう。」と本書では述べられています。
著者としては、
人と関わりたくない
とにかくラクして稼ぎたい
少しでもいいから楽になりたい
短期間でまとまったお金がほしい
お金のことを考えると頭痛がする
この先の人生を考えると胸が苦しくなる
お金がなくて惨めで恥ずかしい思いをしたくない
という自分に治験はぴったりだし、そういう人にはお勧めしたいと言っています。
利他の精神としてもお勧め
さらに著者は、利他の精神からも治験を勧めています。
利他。仏教で言う「ひとさまのため」という意味ですね。
今ヨーロッパなどで行われているコロナウイルスのワクチン開発なども、そのたぐいのものではないだろうか。こう考えると、治験は人類を救うための、とても貴重な役割を担っている。
多くの人を救えるよう、医学のために貢献したいと著者は結んでいます。
Kindleは、プロの作家ではなくても出版できるということで人気ですが、内容は体験談が多く、その中でも「治験」関連はかなりあります。
治験を検討中の方は、それらを参考にされてはいかがでしょうか。
治験は、人材登録のサイトがネットにはいくつもありますので、検索した上で登録しておけば、自分にあった治験の連絡が届くようになっています。
以上、副業 治験 バイト 高額 コロナ 寝ながら日給1万円以上稼げた超副業: 副業 女性 学生 コロナ禍で話題 治験の裏側に潜入、でした。
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