とらの子(大田区西蒲田)は、お酒とともに本格中華の一品料理も楽しめ、昼はランチメニューも提供されている町中華です。お店の一押し焼餃子、タンメン、ネギラーメンなどを注文してみました。以前テレビ番組の取材も受けたことがあるそうです。
とらの子へのアクセス
蒲田駅西口から、矢口渡方向に徒歩7~8分。
環状八号線の陸橋近くにある中国料理兼町中華のお店です。
赤い看板はわかりやすい。
角地で立地は良いですね。
以前、テレビ番組でとりあげられたそうで、石塚英彦さんが餃子を食べている映像のキャプチャ画像をプリントアウトしたものが立て看板として店頭に出ていました。
実は、このブログの記事を書くときは、あらかじめ入る店を決めるか、未定だったとしてもその時に自分で選ぶのですが、今日はそのキャプチャ画像の貼り付けを見ていたところ、店員さんに「どうぞ」と言われて、なんとなく入ったので、同店に対する事前の知識も印象も全くなしです。
中国料理のつまみも提供、ビールのグラスでお冷
店内は、カウンター9席、テーブル32席。
メニューは硬いカバーの付いた重いもので、アルコールとともに中国料理のつまみも提供されるようです。
たくさんあるので、なにか追加で一品料理と思いましたが、短時間では選べないので見送りました。
店員が注文を聞きに来ます。
昼間はランチを中心とした町中華の店です。
蒲田は会社が多いので、平日は次々お客さんが入ってきますね。
水は店員が運んできますが、ビールのグラスで大きめです。
テーブル調味料は、ナプキン、餃子のタレとしてのしょうゆ、胡椒、ラー油と普通かな。
箸は割り箸です。
最重要課題ではありませんが、どちらかというとエコ箸よりは割り箸の方が気が楽かな。
いつもですと、ランチのあるお店はランチを注文するところですが、今日は下に書いたように選択肢が少なかったのと、野菜を摂ってみたかったので、タンメンにしました。
タンメン(替え玉をつけた「大盛り」)(710円+100円)
とらの子のタンメン「大盛り」です。
同行した妻が勘違いして、麺大盛り無料と思い込み注文したところ、麺は別料金で「替え玉」としての提供とのことでした。
キャンセルしても良かったのですが、せっかく注文したので変えませんでした。
でも、妻の頼んだネギラーメンの方は大盛りでもちゃんと最初から丼に入ってました。
うーん、なんかおかしい感じ。
博多ラーメンじゃあるまいし、替え玉ってことはないんじゃない?
後から麺を入れると、麺は硬くなっちゃうんですよ。
正直、この時点で来店を後悔しました。
飲食店はたくさんある蒲田で、これかよ、みたいな気持ちです。
まあ、妻が勝手に「大盛り無料」と判断したのも悪いかもしれませんけどね。
でも、この店の「大盛り」の定義を事前に知っていたら、注文はしませんでした。
めずらしいですよね、このブログでこういうことを書くのは。
以前、油そば東京油組総本店大森組(大田区山王)が、店員がベチャベチャ話しながら調理していたことを暴露しましたが、それ以来かな。
こういう飲食店は、多くの場合、いちげんさん相手なので、文句あったら次から来なくていいよ、ということなのかもしれませんが、印象が良ければかけがえのないリピーターになるかもしれないのですから、もっと丁寧な対応をしたほうが良いと思います。
味の方は、まあ可もなく不可もなし、ですね。
とくにスープにコクも感じませんでしたし、野菜も物足りなかったかな。
何より、この店ならではの特徴がありませんでした。
そして案の定、替え玉は硬くなっていました。
以前も描きましたが、タンメンは塩ラーメンではなく、野菜スープ麺なので、スープはもっとヒタヒタの方が私としてはタンメンらしさを感じます。
華栄(大田区東矢口)のタンメンはタンメンらしかったですよ。
餃子(350円)
冒頭の石塚英彦さんのテレビでは、「安い」と絶叫していたらしい餃子です。
昭和の町中華の餃子で、皮が厚く中の具材もたくさん入っていました。
ニラは、最近のお店では抜くところもあるのですが、やはりニラが入らないと餃子という感じがしません。
餃子はよかったと思います。
ただ、私が見る限り、少し火が強い焼き方かな。慌てて作っている感じ。
まあ、これは人によって評価は異なると思います。
これぐらい当たり前だろ、と思われるかもしれませんし。
私は、ちょっと焦げが気になる……です。主観の問題ですね。
ネギラーメン大盛り(750円+100円)
これは、妻が注文したネギラーメンです。
こちらは、大盛りですが替え玉ではありませんでした。
このへんがおかしいですよね。
どうして、タンメンだと替え玉で、ネギラーメンだとそうでないのか。
まあこちらも、味は可もなく不可もなし。
特記事項無し。
強いて言えば脂身の少ない焼豚が、味がついていてイケたとのこと。
スープは醤油味です。
ランチメニュー
この日の「お得ランチ」は、
- 豚キムチ定食 850円
- 餃子+中華丼 980円
- 餃子+豚キムチ丼or豚キムチラーメン 980円
でした。
これは、まずいですね。
不味い、ではなくて、メニューの作り方がいかがなものかということ。
豚キムチが重なっているでしょう。
私のように豚キムチを食べない人は、選択肢が1つになってしまうからです。
ラーメンとチャーハン、のようなランチの定番メニューは、必ず外さずに入れたほうが良いと私は思います。
たぶん、豚キムチが余ってて整理したかったのかもしれません。
この前のメニューはわかりませんが、「お得ランチ」はその時時でかわるのでしょうから、そういうときは、もっと前から豚キムチのメニューを一品入れておけば良いのではないでしょうか。
飲食店の激戦区は選択肢が多い
蒲田は、いうまでもなく飲食店の激戦区です。
選択肢も多いですよ。
今回は触れませんでしたが、このとらの子の隣もラーメン屋さんなんです。
いつかご紹介したいですね。
西蒲田に限定しても、以前、徳島中華そば徳福蒲田店(大田区西蒲田)をご紹介したことがあります。
細くて短い麺と豚骨7:鶏ガラ3の「甘辛ボヤ~ン」としたスープの徳島ラーメン店です。
ラーメン宮郎(大田区西蒲田)は、ラーメン二郎インスパイア系である豚骨スープに太麺と山型に盛った具材のラーメンなど提供しています。
いつも並んでいますね。
はなまるうどんサンライズ蒲田店(大田区西蒲田)は、厳選された素材と独自の製法でコシのある讃岐うどんの美味しさを実感できます。
かけうどん、ぶっかけうどん、お好みの具材をのせた温うどんなどバリエーションを豊かに、おいしくてヘルシーメニューを提供しています。
いろいろあるので、お好みで選べると思います。
蒲田におこしの際は、いかがでしょうか。
以上、とらの子(大田区西蒲田)は、お酒とともに本格中華の一品料理も楽しめ、昼はランチメニューも提供されている町中華です。でした。
大井町・大森・蒲田 ジモト飯 (ウォーカームック) – TokyoWalker編集部
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