びっくりドンキー東六郷店。焼きたてのハンバーグ(300g、150g)をリーズナブルに食せるお店として、すでに30年以上前から営業している区内ではお馴染みです。ランチタイムのハンバーグ定食は、ハンバーグ150gにご飯と味噌汁が付いて約700円です。
全国展開しているハンバーグレストラン
ファミリーレストランで、安く肉を食べられるメニューとして定番なのがハンバーグ。
さすれば、ハンバーグ専門店に行けば良い、ということで、全国展開しているハンバーグレストラン『びっくりドンキー』に行きました。
場所は、京急線雑色駅を下車。国道15号線沿いを南下し、下り車線側にあります。
ファミリーレストランが2軒連なっているのですが、その南側の方です。
駐車場もあるので、車での来店もOKです。
ランチタイムは、さすがにやや混雑。
テーブルにはメニューが立ててあります。
なるべく多くのメニューを撮影しようと、私はエッグバーグ定食、妻はおろしバーグ定食、長男だけは正確にはランチメニューではなくエビフライ付きハンバーグにご飯と味噌汁にしました。
昨日のロイヤルホストでも書きましたが、ハンバーグには大きく分けて2種類あります。
ひとつは、牛肉100%の炭団型ハンバーグ。
これは、ナイフとフォークを使って食べます。
もうひとつは、合い挽きに玉ねぎやパン粉を加えた平べったいハンバーグ。
ナイフとフォークも出ますが、箸で割って食べることができます。
『びっくりドンキー』は後者です。
肉は肉と豚との合びきだそうですが、メニューでは豆腐ハンバーグも同じ値段で選択できるので、牛肉はほとんど入っていないのかもしれません。
公式サイトによると、肉の原産地はオーストラリア・ニュージーランドだそうです。
一説には、ハンバーグの肉は、国産よりもオーストラリアの方がいい、という意見もあるので楽しみです。
そして、出てきたのがこれです。
これで150gですが、しっかり食べたい働き盛りの成人男性は300gでもいいかもしれません。
新日本プロレスの、天山広吉も『びっくりドンキー』のファンだそうで、しばしば画像つきで食べたものをツイートします。
でも、昔は、たとえばジャイアント馬場が、食事に(昭和40年代の貨幣価値で)1万円かけた『ジャイアントランチ』とか、ディック・ザ・ブルーザーが新幹線のビュッフェの食べ物をすべて平らげたとか、常人ではできないエピソードを食事に対しても作ってくれました。
庶民と同じ『びっくりドンキー』では、そういうプロレスラーへのファンタジーが……。
でもまあ、そういう時代ではないのでしょうか。
東六郷には七辻と都立六郷工科高校
さて、東六郷(雑色)には、いくつかのスポットがあります。
ひとつは、七辻。
日の出通りの終点であることはすでにご紹介しました。
⇒ブーランジェリーミモレット(南蒲田)で大田区発祥のあげぱんを
単位制というユニークな定時制高校の六郷工科高校もあります。
高等学校は、ふつうは学年制ですよね。
都立六郷工科高校は2004年に開校の新設校です。
第一屋製パン、通称第一パンの移転跡地に、旧都立港工業高校の全日制・定時制と、旧都立羽田工業高校、旧都立羽田高校の定時制を引き継いで開校しました。
都立六郷工科高校が、もうひとつ「スポット」としてご紹介したい理由があります。
それは、学園祭で「六郷ねぶた祭」という文字通りねぶた祭りを採り入れたことです。
職員の中に五所川原市出身の先生がいたことや、近所にねぶた絵を画いている方がいたことなどから、ねぶた祭りを行うことになったそうです。
現在は弘前市在住のねぷた絵師・山内和人氏の協力で本格的なお祭りとなりました。
ねぶた祭り。青森が「ねぶた」であるのに対して、弘前では「ねぷた」と半濁音になります。
都立六郷工科高校も、いろいろなねぶたを作って練り歩きます。
佐賀の唐津くんちを連想しますね。
Facebookより
都立六郷工科高校は、定時制高校の統廃合でできた高校です。
大田区でも、小山台高校、雪谷高校なと定時制の廃校⇒縮小が問題になっていますが、都立六郷工科高校の存在を多くの人に知っていただきたいものです。
学校給食でおなじみのあげパンは大田区発祥ですが、あげぱんで有名なベーカリーが大田区内には3店あり、そのうちの1店がイッツピーターパン南六郷店です。
雑色の街も、いろいろ楽しいお店やスポットがあります。
びっくりドンキー東六郷店を含めて、半日雑色を楽しまれてはいかがでしょうか。
◆びっくりドンキー 東六郷店
東京都大田区東六郷2丁目19-8セントラルコート2F
03-3737-1122
11:00~翌2:00
点字メニュー設置
駐車場
ベビーシート
- 作者:
- 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
- 発売日: 2010/09/29
- メディア: ムック
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