パティスリーナオヒラ(大田区蒲田)に行ってきました。ご当地商品の蒲田カステラと梅屋敷チーズを販売しています。バス通りに面しており、近くには稗田神社や大田区立蒲田小学校、梅屋敷商店街(ぷらもーる)、東邦大学医療センター大森病院があります。
『大田のお土産100選』に選ばれたご当地品
蒲田カステラと梅屋敷チーズ。
いかにもご当地品という名前ですが、大田区蒲田の東邦医大通り沿いにある洋菓子店・パティスリーナオヒラの名物商品です。
パティスリーナオヒラというケーキ店の蒲田カステラは、大田区産業振興協会というところが選定している、『大田のお土産100選』に選ばれています。
ドーナッツ型に焼いたカステラ生地は、和三宝糖を精製する前に出来る、コクのある精蜜が味の決め手といわれています。
食べ方は、まずひっくり返して
下の型紙を剥がし
本体から外し
もう一度戻します。
生地は、和三宝糖のほか、米飴、ごま油なども使っているため、普通のカステラよりも色が濃いそうです。
讃岐名産の和三宝糖を精製する前にできる、芳ばしく、甘さにコクと深みがある精蜜を使ったカステラ生地は、ふんわりしっとり。
そしてザラメのザクッとした食感もあります。
こちらは、梅屋敷チーズです。
チーズの味は薄めですが、カップ型の型紙で焼かれたチーズケーキです。
いずれも、味は悪くありませんが、どうして「蒲田」や「梅屋敷」とつくのかは不明です。
まあ、命名した者勝ちなのでしょう。
蒲田と梅屋敷の町並み
冒頭に、パティスリーナオヒラの近くには、稗田神社や梅屋敷商店街(ぷらもーる)東邦大学医療センター大森病院があります、と書きました。
これでピンとくるのは、かなりのドラマ通。
といっても、地元では誰でも知っていてることですが。
NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(2012年4月2日~9月29日)の舞台です。
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梅屋敷商店街というのは、京急線梅屋敷駅の商店街ですが、梅屋敷という地名はありません。
梅屋敷商店街を隔てて、南側が蒲田、北側が大森西という住居表示です。
梅屋敷商店街には、ウメヤシキロールという名物があることは、すでにご紹介済みです。
東邦医大通りは、環状七号線と、二子玉川から国道15号線まで横断する多摩堤通りをつなぐ南北のバス通りです。
東邦大学というのは旧帝国女子医専で、『梅ちゃん先生』の主人公、梅子(堀北真希)が学んだ舞台です。
近くには、呑川という森が崎に流れる川があります。
後方に見えるのは、京浜東北線と日本工学院専門学校です。
蒲田1丁目には、大田区立蒲田小学校があります。
大田区のモデル校といいますか、いろいろな制度や規格は、ここでまず試されることが多いです。
かつて、松竹蒲田撮影所があった関係で、高峰秀子が大田区立蒲田小学校を卒業しています。
また、蒲田1丁目には、『黒湯の温泉 ゆ~シティー蒲田』があります。
大田区は、23区内でも随一の温泉地です。
その中でも、『黒湯の温泉 ゆ~シティー蒲田』に見られるように、大田区は黒湯温泉が多いのです。
蒲田というと、薄汚い工場の街というイメージが強いのですが、少なくとも1丁目は閑静な住宅街です。
蒲田から梅屋敷の静かな町並みも、知っていただきたいと思います。
以上、パティスリーナオヒラ(大田区蒲田)は『大田のお土産100選』に選ばれたご当地品の蒲田カステラと梅屋敷チーズを販売
、でした。
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