ボンビアン(東京都大田区矢口1-15-3)という製販一体の洋菓子店が、東急多摩川線武蔵新田駅下車南西側の武蔵新田商店会にあります。ベーカリーを自社で用意しているだけに、通年の市販商品とともに、誕生日やお祝いのケーキなども受注しています。
東急多摩川線武蔵新田駅前にある洋菓子の『ボンビアン』は、大田区内でも有数の洋菓子店です。
ボンビアンは、奥にベーカリーを用意した洋菓子店です。
生ケーキ38種類、アントルメ20種類、焼き菓子20種類、トリフ20数種類、クッキー10数種類、各種バースデーケーキなどを売っている大田区内でも名物店です。
市販品の他、お客さんの注文を受けて、たとえば誕生日のケーキなどを受注しています。
武蔵新田ロールは、名前の通りロールケーキです。
ロールケーキのご当地商品指しては、過去に梅屋敷ロール(ウメヤシキロール)をご紹介しました。
梅屋敷商店街(ぷらもーる梅屋敷商店街)にあるシェークドールというお店で売られています。
なぜ梅屋敷のご当地商品かというと、ロールケーキのクリーム部分に梅が入っているからです。
一方、ボンビアンの武蔵新田ロールは、地元商店街の材料を使っている「ご当地商品」です。
エスプレッソ生キャラメルの通信販売など行っている『ワールドビーンズ』の珈琲豆、和三盆を使って焼き上げたものだそうです。
以前は、青森産おおすず大豆由来の豆乳おからクッキーなどを売っている『豆富司みしまや』の豆乳も使っていたのですが、同店は閉店になりました。
たしかに食べてみると、豆乳コーヒーの味がします。
評価はよくわからないのですが、「食べログ」では星3~4ですね。
一番うまい、と太鼓判を押すほどではないがまずまずの出来、ということなんでしょう。
値段は1500円。
正直ちょっとお値段はります。
もちろん、本格洋菓子店で自作しているのですから、それだけの値打ちはあります。
スポンジは、きめ細やかでふんわり、しっとり。
クリームは、洋菓子店ですから無問題です。
観光スポットである武蔵新田商店会
武蔵新田商店会は、東急多摩川線武蔵新田駅前に、カツ丼でお馴染みの松乃家ができたことをご紹介しました。
今日はワンコインでお釣りが来るという松乃家のカツ丼は、かつやとともに、多くの人に親しまれています。
大田区でもっともドラマロケに使われている中華料理店である『中華麺舗 虎』もあります。
最近ではめずらしい昭和の佇まいと、ドラマ舞台の登場回数の多さでおなじみであるところから、もう地元大田区の人だけでなく、ロケ地探訪者にとっても超有名店です。
松乃家の前の通りは、武蔵新田商店街があります。
大田観光協会の資料によると、武蔵新田駅から旧鎌倉通りまで1.6キロ続く、東京の中で最も距離が長い商店街といいます。
武蔵新田という地名のもととなった新田神社もあります。
新田神社は、多摩川の矢口の渡で、敵に謀殺された新田義興(新田義貞の次男)を祭る神社(武家信仰)なのです
神奈川県川崎市を横断するJR南武線には、「武蔵~」という駅が多いですが、武蔵新田も含めて、東京や神奈川が、武蔵の国であったことの名残なのでしょうか。
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