ラーメン晃煇(大田区池上)は鯛ラーメンをメインにしたできたてのほやほやの店です。鯛ラーメンは、塩味出汁、三河屋製麺140g、手作り(軟骨入り)つくね、塩味味玉などの独自性を凝らしています。他につけ麺や醤油ラーメンなども提供しています。
ラーメン晃煇の道のり
ラーメン晃輝(大田区池上)は、かつて池上仲通り商店街にあった創作ラーメン店よってていの場所を居抜きで引き継いだ店です。
東急池上線池上駅を下車して池上駅前商店街を歩き、まいばすけっとと蒲田屋酒店に挟まれた道路を右折して5分ほど進みます。
2月9日が開店とのこと。
店はまだ花も出ていますが、その中には200店を超える有名ラーメン店の生中華麺を提供している三河屋製麺や、池袋の人気ラーメン店麺創房無敵家も。
きちんと修行した方の本格派店であることがわかります。
店構えも屋号以外の看板の形も、よっててい時代そのままです。
食券でカウンター席
店内はカウンター7席。
荷物置き場が席の後ろにあり、入口付近にある自動発券機で食券を買うシステムです。
メインのメニューが、鯛ラーメンと醤油らーめんとつけめんだけなので、小さめの発券機です。
厨房は店主、それ以外に女性店員がカウンターの内と外を往復して接客しています。
箸は洗い箸で卓上調味料は胡椒。水はセルフ、レンゲも置いてあります。
鯛ラーメン(800円)大盛り
ラーメン晃煇の鯛ラーメンです。大盛り(100円増し)にしました。
丼はオーソドックスですが、升酒のように丼の下には受け皿がついていました。
麺は140g。すでに書いたように三河屋製麺(全粒粉)のストレート中細タイプを使用しています。
かんすいを使ってないんでしょうね。独特の触感です。
鯛ラーメンと命名されているということは、当然鯛を使ったスープです。
白濁と清湯の中間ぐらいですね。
適度に浮いている油が保温と、コクのある味わいの役割を果たしています。
ラーメン晃煇の公式サイトによると、「鶏がらスープにオーブンで焼き上げた鯛の頭を強火で炊き込み、鯛の旨味を出し尽くした鯛ダシと動物系スープを合わせた塩味のスープ。鯛の旨味、香りを動物系スープが支える為、マイルドでやさしいスープになっております」とのことです。
要するに、中華そば青葉や、麺屋武蔵、家系ラーメンなどと同じダブルスープを標榜するジャンルですが、動物、魚介どちらも大量に投入して個性を出し合っているというより、公式サイトに表現されているように、それぞれがそれぞれの個性を支え合うという感じです。
具材は、ネットなどでも標榜している半熟味玉半個と揚げねぎ・フライドガーリックのほか、鳥つくね(軟骨入り)、豚バラ肉チャーシュー、かいわれ、白髪ねぎなどです。
半熟味玉は、色は白ですが、塩味がついていました。
たまり醤油やみりんにつけた煤けたような色の「いかにも」味玉もいいですが、この作り方いいですね。
かいわれは、最近のラーメンの具材のトレンドでしょうか。
トッピングとしてよく見かけます。
軟骨入りのつくねは、久しぶりにいただきました。
好みが分かれることや、お子さんが抵抗なく食べられるように、最近は軟骨コリコリを味わえるつくねとご無沙汰でした。
ラーメン晃煇の意気込みを感じる具材だと思います。
全体にあっさり感がありますのて、次回はラーメン晃煇の醤油らーめんもいただきたいとおもいます。
メニュー
ラーメン晃煇は、鯛ラーメンをメインにしています。
豚バラチャーシュー、半玉、軟骨入り鳥つくね、白髪ねぎ、かいわれが具材の鯛ラーメンは800円です。
豚バラチャーシュー3枚、味玉1個、軟骨入り鳥つくね2個、白髪ねぎ、かいわれ、ほうれん草が乗った特製盛りの特製鯛ラーメンは1000円です。
そして、動物系スープに香味野菜、昆布、煮干し、サバ節等を合わせた醤油ラーメンは700円です。
この日はいただけなかったのですが、つけめん700円です。
そして、各大盛り100円です。
トッピングは、味付け玉子、メンマ、焼きのり、岩のり各100円、チャーシュー300円です。
サイドメニューは、半ライス100円、ライス150円、岩のり明太子ご飯300円、チャーシュー丼300円です。
瓶ビールは550円です。
2月14日にお伺いしたときは、食券渡しと引き換えにリピート券をいただきました。
ラーメン1杯につき「麺大盛り or トッピング無料」です。
トッピングは100円の商品に限ります。
三河屋製麺の麺は美味しいのですが、塩味の味玉も捨てがたく、ここは悩ましいところですね(笑)
ラーメン晃煇、池上仲通り商店街の名店として頑張っていただきたいとおもいます。
ラーメン晃煇界隈のスポット
ラーメン晃煇界隈は、イコール旧よってていの界隈ということになるわけですが、やはり池上本門寺参拝や池上梅園に行った方々が寄ることが多いでしょう。
同じ池上仲通り商店街には、個性ある食パンづくりに定評の一本堂・池上店(大田区池上)があります。
一斤まるごともちもち食パンを始めとして、様々な創作パンを焼いているベーカリーです。
池上仲通り商店街を進むと、池上警察署にたどり着きますが、池上七福神の大黒天を祀っている馬頭観音堂(大田区池上3丁目)がほど近くにあります。
池上七福神を回られた際に、ラーメン晃輝も巡回コースに入れてはいかがでしょうか。
以上、ラーメン晃煇(大田区池上)は鶏がらに鯛の頭を炊き込み旨味を出し尽くし動物系スープを合わせた塩味の鯛ラーメンが人気、でした。
最新!最強!究極のラーメン 2010 首都圏版 (ぴあMOOK)
コメント