長崎ちゃんぽんリンガーハット環八通り蒲田店(大田区萩中)といえばラーメンチェーン店の人気アンケート調査で1位になったこともある人気店です。京急羽田空港線糀谷駅を下車した環状八号線沿いにある環八通り蒲田店はその中でももっとも大きな店です。
大田区に長崎ちゃんぽんリンガーハットは、JR蒲田東口店、JR大森の東口を下車してすぐの大森店、さらにイトーヨーカドー大森店3階のフードコートと計3店あります。大田区内でもっとも歴史が古かった環八通り蒲田店は2015年限りで閉店しました。
ラーメンチェーン店の人気アンケート調査の第1位
ラーメンチェーン店の人気アンケート調査という記事を、ガジェット通信が公開したことがありました。
1000人のアンケート調査は、その第1位が「長崎ちゃんぽんリンガーハット」で、全体の18%である180票獲得したそうです。
「長崎ちゃんぽん」が「ラーメン」かという議論はさておき、それだけの人気商品ということです。
リンガーハットが店名で、長崎ちゃんぽんが商品だと認識していましたが、登記上の社名はリンガーハットジャパンで、サイトでは「長崎ちゃんぽんリンガーハット」と表記しています。
長崎ちゃんぽんリンガーハットは、東北南部と北陸、山陰、四国の南部をのぞく37都道府県に店舗を構えています。
東京大田区でもっとも歴史があるのは、環八通り蒲田店(京急糀谷駅から徒歩3分)。
正確な開店日は定かではありませんが、少なくとも1980年代にはありました。
最寄りの駅は糀谷ですから、京急蒲田から京急を見ながら沿線を散策してもよいでしょう。
人気メニューは、長崎ちゃんぽんと餃子のセット。
とくに、3時までは、ランチとしてセットメニューが少し安く提供されています。
餃子は3個に、麺は1.5倍、2倍増量もでき、増量分はいずれもサービスです。
2倍増量というと400グラム。
大変な量のように感じますが、成人ならチャレンジできる量だと思います。
主たる原材料の国産化と質・量のバリエーションが勝負
ランチタイムを外れてもセットメニューはあります。
「長崎ちゃんぽん+餃子5個」と、「長崎ちゃんぽん+餃子3個+ごはん」です。
後者の場合は、麺だけでなくごはんの大盛りも無料です。こちらも「大盛り」といってもほんの少しかさが増すだけなので、注文するなら最初から大盛りでいいと思います。
長崎ちゃんぽんリンガーハットの「売り」は、野菜、麺・ぎょうざの小麦粉など主原料はすべて100%国産ということ。
たとえば、ちゃんぽんというと野菜を使いますが、外国産野菜が、日本で許可されていない農薬が検出されたなどというニュースをしばしば耳にします。
チェーン店というと、そうした外国産の冷凍野菜を使うことが多いのですが、長崎ちゃんぽんリンガーハットでは、2009年10月より全店で野菜を100%国産化。
麺に使う小麦も2010年に国産化、ぎょうざ主原料も2013年には全て国産へ切り替えたそうです。
野菜はグラム数で使用量が明記されています。
野菜もさることながら、小麦の国産化は、外食産業ではなかなかお目にかかれない快挙です。
リンガーハットは、2012年に創業50周年を迎えましたが、純損益が4億2000万円の赤字に転落したことで、長崎や福岡などで予定していた創業50周年記念パーティーを中止にしました。
再生が期待されていましたが、材料の国産化と、量(麺増量)やメニューのバリエーションという、食の安全と多様な消費者のニーズに応えられる路線を確立したようです。
ちゃんぽんは、野菜たっぷりちゃんぽん他、ちゃんぽんの具にいろいろなものをのせるバリエーションがあり、また皿うどんという硬細麺に野菜をあんかけにしたものもありますから、リピーターになっていろいろなメニューを楽しみたいところです。
エースコック リンガーハットの長崎ちゃんぽん(袋) 117g×12個
- 出版社/メーカー: エースコック
- メディア: 食品&飲料
コメント