長崎ちゃんぽんリンガーハットといえば、大田区内にも3店あるおなじみの全国規模のブランドです。イトーヨーカドー大森店3階にあるフードコートにも出店しました。JR大森駅東口近くのリンガーハット大森店とは近い距離ですが多くのお客で賑わっています。
長崎ちゃんぽんリンガーハットは、今年で創業56周年。
50周年の時点では、業績赤字で記念パーティーを中止するなど経営的にも難しいことが報じられていましたが、赤字店の整理や麺・具材野菜などの国産化で持ち直したようです。
たとえば、長崎ちゃんぽんリンガーハットは、野菜、麺・ぎょうざの小麦粉など主原料はすべて100%国産といいます。
「赤字店の整理」については、大田区ではもっとも歴史の長かった環八羽田店が閉店に追い込まれました。
リンガーハットは、整理した赤字店のかわりに、フードコートへの出店を打ち出していましたが、そのひとつとして、大田区の北端であるイトーヨーカドー大森店3階のフードコートへの出店となったのでしょう。
イトーヨーカドー大森店のフードコートについておさらいしますと、出店しているのは、長崎ちゃんぽんリンガーハット、とんかつ大學、ポッポ/ヌードルキッチン、讃岐うどん麦まる、サーティワンアイスクリーム、クレープ・ジェラートウッフ、マクドナルド、ペッパーランチ、おらがそば、コメダ珈琲などです。
前回は、讃岐うどん麦まるでうどんをいただきました。
今回は、リンガーハットでいただきます。
Aセットは、長崎ちゃんぽんと餃子5ケ。
この日は餃子の日というので6ケになりました。
麺は1.5倍も2倍も同じ料金で増量できるので、もちろん2倍です。
席は、ひとつのスペースにたくさんあり10店共用です。
普通は、そのお店の近くに座りますが、たとえば、長崎ちゃんぽんリンガーハットの店の前の席に、とんかつ大學で注文した人が座っても構いません。
そもそも、どの店からも注文していなくても座っている人もいます。
注文してできたものは、客が自分で席まで運び、食べ終わったらやはり自分で返却に行きます。
そういう席だからか、テーブルには何もなく、箸は各店が提供し、ナプキンは用意されていません。
なるほど、このイトーヨーカドー大森店の家賃がいくらかはわかりませんが、通常独立した店舗を構えるよりもコスト的には安く上がります。
配膳の店員もいらないし、店の清掃等についても責任は共同で、そうしたテーブルの備品も要りません。
細かい戦略ですが、たとえば有名店が出店しているフードコートに無名店が出店すれば、無名店が単独で出店するようも新規顧客が見込めます。
窓の外は、大森ベルポートビルが見えます。
大森ベルポートビルは品川区なんですね。
品川区でも「大森」と名乗っている。
大森貝塚と同じですね。
きくらげや野菜、麺などは国産
それはともかくとして、大田区イトーヨーカドー大森店フードコートの長崎ちゃんぽんリンガーハットAセット麺2倍増量です。
お店が新しいので、おぼんや器が比較的綺麗ですね。
味はもちろん、どこも同じです。
ちゃんぽんの具材は、野菜や肉、魚介類がボリュームたっぷりに入っての豊富です。
麺本来のうま味、食感を味わえる太めの麺。
希少価値のある国産きくらげも特徴です。
今までは、大田区大森でリンガーハットの長崎ちゃんぽんをいただく場合、JR大森駅の近くにあるリンガーハット大森店しかなく、たとえばイトーヨーカドー大森店からですと5分は歩かなければならなかったのですが、フードコートに出店されたことで、イトーヨーカドー大森店で買い物をして、外に出ることなく長崎ちゃんぽんリンガーハットをいただけるようになりました。
大森やその近隣の方はいかがですか。
大田区イトーヨーカドー大森店フードコート内の長崎ちゃんぽんリンガーハット。
コメント