中華けいこ(大田区大森本町)は、麺類、ご飯・定食、スープ、一品料理など幅広いメニューが揃う、昭和の佇まいを感じる町中華

この記事は約7分で読めます。

中華けいこ(大田区大森本町)は、麺類、ご飯・定食、スープ、一品料理など幅広いメニューが揃う、昭和の佇まいを感じる町中華

中華けいこ(大田区大森本町)は、麺類、ご飯・定食、スープ、一品料理など幅広いメニューが揃う、昭和の佇まいを感じる町中華です。丁寧な接客と、注文のひとつひとつに納得行くまで味見を欠かさないこだわりなど、知る人ぞ知る大衆的名店です。

アクセス

中華けいこ(大田区大森本町)の住所は大森本町。

知る人ぞ知る昭和の佇まいを感じる町中華の店です。

中華けいこは知る人ぞ知る昭和の佇まいを感じる町中華の店

京急線で言うと平和島と大森海岸の中間。

どちらも徒歩10分ぐらいでしょうか。

車なら、第一京浜国道から、平和の森公園方面に曲がったすぐのところにあります。

赤いテント看板は、いかにも昭和の町中華。

駐車場はありませんが、車を止められるところがあるので、ドライバーにも人気のある店です。

店内

店内は、厨房を囲むようにカウンター席。

数えたら13席だったと思いますが、正確ではないかも知れません

厨房はご夫婦の2人体制です。

男性の方がオーダーを聞いたり洗い物をしたり。

会計が済むと、何度も何度も「ありがとうございました」と声を出して見送ります。

お客さんへの声のかけ方が、丁寧すぎるほど丁寧なのです。

お店の隅に、野菜などが入っている(た?)段ボール箱が積み重ねられていますが、その上に新聞の折込チラシを敷いて、客に「荷物置きましょうか」と提案しています。

一方、女将さんは料理に専念しています。

女将さん、茹でた麺はいちいち1本取り出して自分で口にして感触を確かめています。

スープも、その都度レンゲで掬って味見。

納得行くまで、何度も味付けを調整しています。

ですから、業務用材料でシステマチックに作るチェーン店のように、注文したらすぐに出てくる、というわけではありません。

でも、それだけ丁寧に作ってもらえるのですから納得です。

「けいこ」という名前は、女将さんの名前から取ったのかもしれませんね。

テーブルは紅色で、これもまたザ・町中華!

パーティションは、席によって1人と2人用になっています。

カップルの来店は、2人用の席が良いでしょうね。

かくいう私も、妻と行ったので2人用の席でした。

卓上調味料は、ラー油、醤油、七味唐辛子、胡椒などが並びますが、

使い捨て割り箸

その隣に灰皿。

灰皿

箸は使い捨て割り箸です。

2人体制なので、昨今流行のエコ箸にすると洗い物が増えるためか。

それとも「昭和の町中華」の風景を守るため割り箸にしているのか、どちらでしょうか。

喫煙可の店ですが、そこには責任を持っており、未成年の入店を求めていないようです。

ただし、吸ってもいいけど禁煙者には気を使ってくれ、という旨の注意書きもあります。

ちなみに、私がいたときはランチタイムで喫煙者は誰もいませんでした。

通常メニューのほかに、ランチタイムメニューもあります。

単品に少しだけ足した金額でセットメニューがいただける、ということで、Dランチを注文しました。

Dランチ……醤油ラーメン+半チャーハン(770円)

中華けいこの日替わりDランチ、醤油ラーメン+半チャーハンです。

醤油ラーメン+半チャーハン

比較できるものを隣に置かなかったのですが、とにかく大きい。

ラーメンの丼は洗面器のようですし、半チャーハンは、どう見ても普通の店のチャーハン1人前よりも大盛りです。

半チャーハン

皿いっぱいに盛られているので、チャーハンの量ではなく、皿のサイズが「半」のチャーハンなのかも知れません。

そして、ラーメンはスープが見えなくなるほど、たくさん刻みネギが入っています。

麺は中太縮れ麺ですが、機械任せではなく、女将さんがいちいち1本すくい上げて味見の確認をするだけあって、頃良い茹で具合いです。

やややわらかいかな。

スープは、醤油一本槍で押すのではなく、きのこや野菜のうまみを加えた薄味でもしっかりこくのあるいいスープです。

スープ

もう一口、もう一口と進みます。

なるとは、面積が最大限縦長の切り方です。

そして、ほどよく油の乗ったチャーシューが2枚。

焼豚が2枚

さすがに、納得行くまで味見する徹底した作り込みです。

ラーメンと半チャーハンで770円ですが、単品でそれぞれそのくらいとれるボリュームとおいしさです。

Dランチ……塩ラーメン+半チャーハン(770円)

中華けいこの日替わりDランチ、塩ラーメン+半チャーハンです。

塩ラーメン+半チャーハン

Dランチは、醤油ラーメンもしくは塩ラーメンに、半チャーハンがつくランチです。

単品では、醤油ラーメンよりも塩ラーメンのほうが110円高いのです。

ということはですよ、Dランチなら、醤油ラーメンよりも塩ラーメンを選んだほうが値段の上ではお得感があるということです。

ま、そのへんまで細かく考えなくても、食べたい方でいいんですけどね。

やはり大きな丼と、皿だけ「半」のデカ盛りチャーハンは同じです。

半チャーハン

チャーハンは塩味がすごく来ているのですが、肉体労働者に直球勝負で食欲をそそらせます。

そして、炒めたてなので、熱々です。

フッフーとさましながらいただきます。

塩味のスープは、貝のエキスを感じます。

作り込んだ味

これまた、きちんと作り込んだ味です。

町中華は、ひとつひとつのメニューのこだわりよりも、メニューの数の多さを売りにしていることが多いのですが、中華けいこはホント、ラーメン一杯に対しても気合入ってますよ。

レギュラーメニュー

中華けいこは、前述のように通常メニューのほかに、ランチタイムメニューもあります。

メニュー

まず、通常メニューを枚挙します。

2022年6月5日現在の内税表示です。

麺類の部

ラーメン550円、チャーシューメン980円、塩ラーメン660円、わかめラーメン660円、みそラーメン660円、もやしラーメン660円、サンマーメン(もやしあんかけ)770円、野菜ラーメン(しょうゆ味)660円、タンメン(塩味)660円、メンマラーメン660円、のりラーメン660円、とんからラーメン(タンタン麺)880円、山海ラーメン(塩味あんかけ)880円、広東ラーメン880円、五目そば880円、ワンタンメン880円、やきそば(ソース・しょうゆ)五目やきそば880円、かたやきそば880円、★麺大盛り220円増、バター他トッピング各種110円増。

ご飯物の部

ライス(スープ・おしんこ付き)220円、チャーハン660円、半チャーハン330円、大盛りチャーハン880円、玉子丼550円、他人丼(豚肉の玉子とじ)660円、山海丼(塩味のあんかけ)880円、中華丼(しょうゆ味のあんかけ)880円、スタミナ焼肉定食880円、回鍋肉(ホイコーロー)丼(豚肉とキャベツの味噌炒め丼)880円、ムスロー丼(きくらげと玉子炒め丼)880円、パーロー丼(肉とねぎのからし炒め丼)880円、マーボー丼880円、★チャーハン・丼物はスープ付き★丼の大盛り220円増。

一品料理の部

餃子440円、もやし炒め550円、野菜炒め550円、肉野菜炒め770円、焼き肉770円、ニラ玉炒め770円、ニラ肉炒め770円、ニラレバ炒め880円、麻婆豆腐(マーボードーフ)770円、麻婆茄子(マーボーナス)770円、八宝菜880円、回鍋肉(ホイコーロー、豚肉とキャベツの味噌炒め)880円、ムスロー(きくらげと玉子炒め)880円、パーロー(肉とねぎのからし炒め)880円、チャーシュー880円、★一品料理の定食セット/セット内容(ライス・スープ・お新香)220円増、★各定食のご飯大盛り110円増

スープの部

野菜スープ440円、玉子スープ550円、ワンタンスープ550円、

その他一品

「17時からのおつまみでどうぞ。」との添え書き付き。

メンマ330円、ウィンナー330円、激辛ウィンナー330円、そら豆330円、冷奴330円、枝豆330円、オニオンスライス330円、韓国のり220円、玉子焼き(けいこ風)440円、キムチ330円、チャンジャ(たらの塩辛)330円、生野菜330円、

ラストオーダーは20時45分です。

本日の日替わりランチ

「日替わり」なので、別の日は違うメニューとは思いますが、伺った日は以下のメニューでした。

Aランチ……スタミナ焼肉定食880円
Bランチ……ニラ肉炒め定食880円
Cランチ……ムスロー丼「きくらげと玉子の炒め」(スープ付き)770円
Dランチ……醤油ラーメン又は塩ラーメン+半チャーハン770円

提供時間は11時30分~14時です。

みなさんも、いかがですか。

以上、中華けいこ(大田区大森本町)は、麺類、ご飯・定食、スープ、一品料理など幅広いメニューが揃う、昭和の佇まいを感じる町中華、でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました