名代富士そば大森店(大田区大森北)に行ってきました。立ち食いそばのジャンルに入りますが、丹道夫会長によると、2014年には味の基本となるしょうゆを変え、最近は調理法も変えたそうです。茹でたてが食べられるレビューサイトでも好評の店です。
名代富士そば大森店のおいしい全容
駅前すぐのロータリーに面した店
名代富士そば大森店(東京都大田区大森北)は、JR京浜東北線(東海道線)大森駅東口を下車して徒歩1分のところにあります。
東口バスロータリー沿いの店です。
注文は食券制。
「立ち食いそば」ですが、座る席があります。
普通のそば屋さんと明らかに違うのは、できたら自分でもって来て、食べ終わったら自分で下げることぐらいです。
天ぷらそば(410円)
名代富士そば大森店の天ぷらそばは、立ち食いそばとしてもオーソドックスなメニューです。
かけそばにかきあげ天ぷらを入れます。
名代富士そば大森店の天ぷらそばには、わかめも入っています。
これでおいしくないはずがありません。
ほんのり甘く、でもしっかりとかつおの味がする名代富士そば大森店のしょうゆ味の汁は、いくらすすっても飽きません。
天ぷらの食べ方は、つゆに浸してやわらかくして食べるか、さくさくしているうちに食べるか、二通りに分かれると思いますが、天ぷらを浸したつゆは、またてちだんとコクがでますから、私は天ぷら浸し派です。
冷やしきつねそば(390円)
名代富士そば大森店の冷やしきつねそばは、皿に盛られます。
端にはわさびが塗られています。
そばはほぐれやすく、きつねもほどよい厚さです。
どんどん入りますので、大盛りでもいいぐらいですね。
名代富士そば大森店のメニュー
昨今は、そば店も細分化され、ゆで太郎のようにそばだけ扱う店もあれば、讃岐うどん源八のように、うどんだけ扱う店もあります。
しかし、立ち食いそばは、そばやうどんのほかに、カレーライスやカツ丼、おにぎり、いなり、店によってはラーメンも扱います。
名代富士そば大森店の場合、基本メニューは、かけそば、かけうどん、もりそば、もりうどん、いずれも300円です。
そこに、トッピングがあったり、大盛りがあったりします。
温かいメニューは、わかめうどん(そば)は370円、きつねうどん(そば)は390円、ほうれん草うどん(そば)は400円、天ぷらそば(うどん)、コロッケそば(うどん)はともに410円、特撰富士うどん(そば)が450円、肉富士そば(うどん)が500円です。
特撰富士そば(うどん)は、温泉玉子、かにかま、わかめ、たぬき入りです。
肉富士そば(うどん)は、豚肉、温泉玉子、のり、わかめ入りです。
冷たいメニューは、冷やしたぬきそば(うどん)、冷やしきつねそば(うどん)が390円、特もりそば(うどん)が500円、そば3玉の富士山もりそば(うどん)が600円です。
そして、4月~9月限定メニューとして、かにかま2本、わかめ、温泉玉子、天かすが入った冷やし特撰富士そば(うどん)は450円、豚肉、温泉玉子、わかめ、のりの入った冷し肉富士そば(うどん)は500円です。
ご飯ものは、カレーライスが440円、カレーライスとそばorうどんのセットが620円、かつ丼が490円、かつ丼セット(もり、またはかけそば)が720円です。
さらに、「朝そば」として、温かいor冷たい、たぬきorきつねのそばorうどんに温泉玉子がついて320円です。
名代富士そば大森店、興味が尽きません。
蕎麦屋と立ち食いそば屋の違いは?
街にある普通の蕎麦屋さんと、立ち食いそばの違いってなんでしょう。
蕎麦屋のそばとチェーン店のそばの違いは、そば粉の量にあったようです、と述べているサイトがあります。
街の蕎麦店は「十割蕎麦」や「二八そば」を食べさせていのに、名代富士そばは、石臼引きのそば粉を4割、つなぎの小麦粉を6割使っているからだそうです。
そば粉の方がうどんより高いので、そこでリーズナブルになるわけですね。
ただし、だからとって、 名代富士そばを侮ることはできません。
名代富士そばを運営するダイタングループの創業者、丹道夫会長によると、
「1985年ぐらい」に、値段は据え置きで、使用していたかつお節の量を2倍にしたそうです。
2014年には、しょうゆを変え、最近は調理法も変えたそうです。
つまり、名代富士そば大森店は、リーズナブルだけれど材料と手間暇をかけておいしいということです。
名代富士そば大森店界隈のスポット
名代富士そば大森店は、JR大森駅東口の直ぐ側にあります。
大森駅近くは、飲食店がたくさん並び、かなり競争が激しいといえます。
名代富士そば蒲田店には、2020年12月26日にも行きました。
名代富士そば大森店と同じ並びに、ビッグボーイ大森駅前店があります。
炭団型のハンバーグである、炙り大俵ハンバーグが人気です。
やはり東口すぐのころにあるスシロー大森駅前店(大田区大森北)は、SUSHIROとも表記される都市型店舗の回転寿司です。
スポットとしては、同じ大森北に、東海七福神のうちの弁財天が祀られている磐井神社があります。
磐井神社は別名、鈴森八幡宮とも呼ばれ、江戸時代には徳川家の将軍も参詣したことが記されているそうです。
子だくさんの狛犬も有名です。
たとえば、磐井神社参拝の折に名代富士そば大森店に寄って、そばを手繰るのもよいかもしれませんよ。
以上、名代富士そば大森店(大田区大森北)はしょうゆや調理法も変え茹でたてが食べられる安くて美味しい立ち食いそばの店、でした。
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