和鉄(大田区蒲田)は魚介と豚骨とのダブルスープで作り込んだ濃厚ながらもさっぱり味の中華そばとつけ麺が好評の店です。麺大盛りが無料という立て看板がたち、ランチタイムにはミニチャーシュー丼無料サービスがあります。
和鉄とはなんだ
蒲田東口の名店
和鉄(大田区蒲田)の場所は、東口駅前ロータリーを渡り、最初の四つ角です。
和鉄のあるエリアでは、食べログ、ぐるなび、Retty、といった口コミサイトのすべてに登場します。
つまり、今やラーメンの名店というわけです。
さすれば、いかなければなりません。
お店の前には、画像つきメニューと、ランチサービスとしてミニチャーシュー丼が、そして麺大盛りが無料という立て看板も。
ランチタイムに行けば、麺大盛りの上に、ミニチャーシュー丼まで通常料金で、食べることが出来るのです。
お店の中はカウンターですが、お昼を少しずらしてもほぼ満席(15席)状態。
あやうく立って待つところでしたが、回転はよさそうです。
スタッフは、行った日は男性2名、女性1名の3名体制でした。
『食べログ』では2名体制と報告されていましたが、満席では3名でも大変そうです。
メニューは、中華そば、味噌ラーメン、つけ麺など。
和鉄中華そば(830円)
さっそくですが、和鉄中華そば 830円(大盛り無料)です。
メニューによると、中華そばは、ただの『中華そば』と『和鉄中華そば』があるので、後者を注文してみました。
チャーシューが1枚多いようです。
魚介と豚骨とのダブルスープですが、まずは魚介の香りが感じられます。
豚骨スープでもあるので、かなり濃いはずですが、雑味やくどさがなくなるところまで、しっかり下処理を行っていることがわかります。
家系ラーメンのいずみ家を思い出しました。
とんこつラーメンというのは、本来こういうものなのかもしれません。
したがって、濃いスープでありながら、口当たりがよくて、どんどんすすってしまいます。
そして、食べたあとで、腹持ちの良さに驚きます。
麺はストレートでもやや硬めです。
チャーシューが、大きくてやわらかいのも特徴です。
これもしっかり火を通して煮込んでいるのでしょうね。
和鉄つけ麺(830円)
次に、和鉄つけ麺 830円(大盛り無料)です。
つけ麺も、やはりただの『つけ麺』と『和鉄つけ麺』があり、後者を注文しました。
違いはお店に聞きそびれましたが、味玉が入っていることと、チャーシューが1枚多いことではないかと思います。
つけ麺のスープは、中華そばのスープと違い、しょうゆ色が濃くできています。
それでも、ストレートで飲める、というより飲みたくなります。
口当たりがいいのでしょうね。
そのため、スープ割りはできますが、注文が出る気配がありません。
ミニチャーシュー丼は先着順の無料サービス
もうひとつは、表の看板にでていた、ランチタイムの先着無料サービスである、ミニチャーシュー丼です。
数量に限定があるので、ランチタイムならあるというわけではなく、ランチタイムに提供するけれど、数に限りはありますよ、というサービスです。
半ライス程度の茶碗に、ご飯、そしてチャーシュー、タレ、ラー油、ねぎというシンプルな作りです。
ご飯に比べてチャーシューの量が多いのが特徴です。
無料サービスなんてずいぶん太っ腹だな、と思いました。
チャーシューは、やはりやわらかいのが特徴です。
おそらく、中華そばに使っているチャーシューがやわらかいため、くずれて全部を使い切ることができず、使わなかった部分をこのサービスに使っているのではないでしょうか。
決して、デカ盛りではないのですが、そして、このミニチャーシュー丼がなくても、十分にお腹を満たせるヴォリュームです。
値段と満足度を考えると、コスパも良いと思います。
このブログでは、行った店にいちいち点数はつけませんが、かりに「また行きたい」「機会があれば行ってもいいかな」「次はないな」の3段階あるとすれば、和鉄は「また行きたい」お店といえるでしょう。
JR蒲田駅東口は飲食の激戦地
JR蒲田駅東口は、ロータリーを出ると飲食街に入ります。
「街」ですから、それだけたくさんの店がある、すなわち激戦地といえます。
これまでご紹介したところでは、たとえば、逆川通りの近くに、やよい軒があります。
やよい軒は、中華そばやつけ麺の店ではありませんから競合はしないかもしれませんが、その日何を食べたいか、お店の混み具合はどうか、といったその時々の状態に応じて使い分ける選択肢としたいですね。
チェーン店では、ラーメンチェーン店人気3位の『餃子の王将蒲田東口店』があります。
私どもが行った時は、残念ながら、コスパが良い定食とはいえませんでしたが、激戦区の蒲田でしっかり頑張っています。
蒲田というと、地元でない人々には、「工場の街」と認識されがちですが、実際に蒲田の1丁目は住宅街、5丁目は飲食や企業の商業地であり、それは正しく認識していただきたいですね。
ぴあ蒲田大森食本 (ぴあMOOK) –
コメント
お早うございます!
ネットで見てるうちに、こちらのサイトにたどり着きました。
大田区在住の、60歳に片足突っ込んでるオヤジです。
さてサイトを色々見てるうちに、和鉄(蒲田駅前)のところを見ていて違和感が・・・。
正確には分かりませんが、12・13年前位に出来たお店だったと思います。
ラーメン好きな店主が、あちこち食べ歩いて自分でもと思いお店を立ち上げました。
一番影響を受けたのが、中野にある青葉というラーメン屋です。
青葉をリスペクトしたラーメン、開店当初はそれが売りになってたようです。
* 「関東地区を中心に進出してるラーメンチェーン」
どことどこに、支店などがあるのですか?
調べた限りでは、どこにもありませんでしたが・・・。
ちなみに、蒲田駅西口にセカンドブランド「虎鉄」というお店がありますが。
* 「蒲田本店」
チェーン展開してるのに、後から出来たのに本店?
実際の屋号を直接お店で聞いたわけではありませんが、Rettyだけが本店表記で すね。食べログは蒲田店、ぐるなび・グーグルは和鉄のみ。
私自身は、開店当初ラーメンもつけ麺も食べました。まあ味的には、これが青葉の味なのかなと・・・。ただイスが固定されており、座りづらいという観点から行かなくなりました。
大田区愛に満ちたこちらのサイト、これからも楽しみしてます。返答は暇な時で結構です、よろしくお願いします。