壱鵠堂環八糀谷店(大田区糀谷)に久しぶりに行ってきました。赤味噌、白味噌、濃厚味噌、醤油、塩という5種類の北海道ラーメンのほか、肉そばや新商品のドラゴンラーメンなどを揃え、トッピングのオプションでバリエーションを付けて提供されています。
壱鵠堂環八糀谷店とはなんだ
壱鵠堂環八糀谷店は、京急羽田空港線糀谷駅を降りて徒歩5分。
環八外回り沿いにあります。
京急羽田空港線は、かつては走っている電車の窓から、密集している民家の軒先の洗濯物をひょいと取れそうな、のどかな盲腸線(本線に合流しない支線)でした。
それが、新羽田空港(ビッグバード)に直結されてからは、京急本線ほか5社の車両が直通で乗り入れる近代線に生まれ変わり、始発駅の京急蒲田と、この糀谷駅が高架化され、路線価がぐっと上がってしまいました。
壱鵠堂は、横浜発祥の、赤味噌、白味噌と2通りの味噌ラーメンを提供している北海道味噌ラーメンのお店です。
一見、それほど大きくないように見える店構えですが、かなり奥行きがあり、カウンター10席、テーブル32席です。
駐車場も3台あります。
道路沿いのラーメン店はカウンターの店が多く、子連れではなかなか入りづらいのですが、壱鵠堂はテーブル席もありファミリー来店もウェルカムです。
壱鵠堂環八糀谷店についてはこれまで、系列店の伝丸も含めて過去にご紹介したことがあります。
運営会社は、エイ・ダイニングといい、ラーメンチェーン、うどんチェーンを手掛けるゼンショーホールディングスの完全子会社です。
ラーメンは、厳撰した鶏ガラとゲンコツを丹念に煮込んだ清湯スープに、白味噌・赤味噌・濃厚味噌と3種類の味噌を使うことでメニューのバリエーションが広がっています。
味噌にはチー油、醤油には香味オイルを配合しているそうです。
らーめんの麺は大盛り無料です。
前回は、赤味噌らーめんと白味噌らーめんを注文して比べてみました。
公式サイトによると、太源、つけめんでんまるも系列店です。
いずれにしても、おりからのコロナ禍で、巷間飲食店の閉店が相次いでいますが、壱鵠堂環八糀谷店はがんばっています。
久しぶりに来店し、ガツン系の新しいメニューも確認できました。
もとより、糀谷はラーメン店激戦区ですが、どの店も奮闘しているのはすばらしいことです。
盛りの良さが好評のらーめん食堂赤玉(大田区萩中)。
ネオクラシック系の中華ソバちゃるめ(大田区萩中)。
珍味楼糀谷駅前店(大田区西糀谷)ももちろん麺類は提供しています。
まだ訪問記事は書いていませんが、新潟ラーメンのお店もできました。
外食が減ったという調査もありますが、やはり外に出かけることはありますし、たまには外食を、という現代人の生活が全く様変わりする、ということは考えにくいので、ラーメン店のニーズはこれからも続くはずです。
濃厚味噌らーめん餃子ライスセット(910円)
濃厚味噌らーめん餃子ライスセット(910円、税込み、以下同じ)は、メニュー表のトップページに全面で紹介されている主力メニューです。
名称通り、濃厚味噌らーめんに茶碗いっぱいのごはん、餃子は3個です。
ラーメン、とりわけ味噌ラーメンにご飯は合うのです。
もちろん、麺は大盛りにしました。
麺は中太麺で縮れています。
250gぐらいでしょうか。
一定の背脂等を使用したと思われる北海道ラーメンらしい油っぽさ。
背脂やラード等を加え、コクと旨みを引き出したこだわりのブレンド味噌だそうです。
そして、旨みが引きたつように鶏油を加えた、濁りのない清湯スープで割っています。
餃子も安定の味です。
塩野菜らーめん(820円)
塩野菜らーめん(820円)は、スタンダードメニューの塩らーめん(640円)に加え、1日に必要な野菜の約1/2(190g)がのっています。
キャベツ、ニラ、にんじん、玉ねぎ、もやし、きくらげなど多彩です。
もやしだけで嵩上げしているのではなく、何種類もの野菜が入っています。
特製香味ダレで香ばしく、熱々スープに旨味いっぱい!がお店の宣伝コピーです。
麺は、味噌ラーメンよりもやや細い気がするストレート麺ですが、ほどよい硬さでスープにマッチしています。
スープによって麺を変えているのが良いですね。
スープ自体は、湯麺ではなく塩ラーメンなのであっさりめです。
醤油らーめん(590円)+味玉(100円)トッピング
今回は、スタンダードメニューだけでなく、トッピングを加えてみました。
醤油らーめん(590円)に、味玉(100円)のトッピングです。
鶏ガラがよく出ていて、お子さんにも人気のある味です。
それとともに、スタンダードメニューが600円をきる値段というのはすばらしいですね。
メニュー(2020年9月28日現在)
壱鵠堂環八糀谷店のメニューと価格については、前回もご紹介しましたが、多少変更があるので改めてご紹介します。
壱鵠堂環八糀谷店は、赤味噌、白味噌、濃厚味噌、醤油、塩という5種類の北海道ラーメンを基本系統にして、トッピングのオプションでバリエーションを付けて提供されています。
壱鵠堂環八糀谷店の濃厚味噌メニューは、濃厚壱鵠堂らーめん930円/餃子ライスセット1150円/半チャーハンセット1150円、濃厚味噌らーめん餃子ライスセット910円/半チャーハンセット910円/単品690円、濃厚ねぎらーめん850円/餃子ライスセット1070円/チャーハンセット1070円、
白味噌メニューは、白味噌ねぎらーめん800円/餃子ライスセット1020円/半チャーハンセット1020円、白味噌らーめん半チャーハンセット860円/餃子ライスセット860円/単品640円、白味噌らーめん餃子ライスセット860円、白味噌野菜らーめん820円/餃子ライスセット1040円/半チャーハンセット1040円、白味噌壱鵠堂らーめん880円/ライスセット1100円/半チャーハンセット1100円。
赤味噌メニューは、赤味噌チャーシュー麺900円/餃子ライスセット1120円/唐揚げライスセット1220円、赤味噌らーめん唐揚げライスセット960円/餃子ライスセット860円/単品640円、赤味噌野菜らーめん820円/餃子ライスセット1040円/唐揚げライスセット1140円、赤味噌壱鵠堂らーめん880円/餃子ライスセット1100円/唐揚げライスセット1200円。
各種味噌らーめん以外には、醤油や塩も同じようにトッピングのバリエーションをつけて提供されています。
醤油は、醤油らーめん590円/餃子ライスセット810円/半チャーハンセット810円、醤油らーめんに野菜盛りが加わった醤油壱鵠堂らーめん830円/餃子ライスセット1050円/半チャーハンセット1050円です。
塩は、塩らーめん640円/餃子ライスセット860円/半チャーハンセット860円、塩野菜らーめん820円/餃子ライスセット1040円/半チャーハンセット1040円です。
現在プッシュされている新メニューは、上記画像にもあるドラゴン味噌肉ラーメン。
この商品だけは、「らーめん」ではなく「ラーメン」と表記されています。
ドラゴンラーメン赤は唐辛子とニラ、ドラゴンラーメン黒は、マー油とニンニク入りです。
最近注目を集めているのは、肉つけ麺。
ピリ辛肉つけ麺790円/肉増し2倍980円、肉つけ麺690円/肉増し2倍880円、野菜肉つけ麺870円/肉増し2倍1060円、かつお節・さば節の香り豊かな一杯というコピーの二種の節・肉つけ麺790円/肉増し2倍980円です。
そして、壱鵠堂のもうひとつの看板メニューは、焼き目はパリッと、中はジューシーの餃子です。
餃子3個200円/6個300円、辛口餃子・シソ餃子は3個220円/6個320円、それらを4つずつすべてそろえた三色餃子は740円となっています。
トッピングは、チャーシュー1枚130円/3枚320円、コーン120円、バター120円、味付玉子120円、もやし120円、野菜盛り220円。
らーめんと一緒に頼むと、若干安くなる『おすすめセット』は、唐揚げライスセット320円(30円お得)、半チャーハン&餃子(3個)セット360円(60円お得)、半チャーハン+唐揚げ(3個)セット420円(90円お得)です。
唐揚げ単品は3個290円、5個390円です。
その他、チャーシュー丼300円、半チャーハン220円、チャーハン460円となっています。
小ライス60円プラスです。
壱鵠堂環八糀谷店、まとめ
壱鵠堂環八糀谷店は、厳撰した鶏ガラとゲンコツを丹念に煮込んだ清湯スープに、白味噌・赤味噌・濃厚味噌と3種類の味噌を使う北海道ラーメンのお店です。
味噌にはチー油、醤油には香味オイルを配合し、肉そばや香辛の強いドラゴンラーメンなど新商品も提供。
餃子、唐揚げ、チャーハン、チャーシュー丼などセットメニユー、サイドメニューも充実しています。
以上、壱鵠堂環八糀谷店(大田区糀谷)は赤味噌、白味噌、濃厚味噌、醤油、塩の北海道ラーメン、肉そばにトッピングも提供、でした。
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