多摩川スカイブリッジに、今更ですが行ってきました。羽田空港と川崎市キングスカイフロントとを結ぶ新しい橋のことです。歩いて渡ると10分程度です。橋の長さが675m、幅は17.3m~21.3m。 車道は約7.5mの対面2車線で、橋の両側には約4.9mの歩道・自転車道があります。
多摩川スカイブリッジは、橋の上からは飛行機の離着陸が見られる絶景スポットになっています。
橋の両側には、キングスカイフロントや羽田イノベーションシティなどの先端的な施設があり、多摩川両岸の発展に寄与しています。
橋の名称は一般公募によって決められました。
多摩川スカイブリッジとはなんだ
多摩川スカイブリッジとは、川崎市川崎区殿町のキングスカイフロントと大田区羽田空港を結ぶ新しい橋のことです。
羽田空港は、いまさらご説明の必要はないでしょう。
川崎市キングスカイフロントというのは、川崎市川崎区殿町地区に位置する、世界最高水準の研究開発から新産業を創出するオープンイノベーション拠点のことです。
健康・医療・福祉、環境といった世界が直面する課題の解決に貢献するとともに、この分野でのグローバルビジネスを生み出すことで、日本の成長戦略の一翼を担っています。
キングスカイフロントには、製薬、バイオテック、化学、環境、医療、大学、研究機関など、60を超える多様な分野の企業や研究機関が進出しています。
SBIファーマ、花王、JSR、Agilis GTRI Japan、遺伝子治療研究所、大阪サニタリー、アズワン、Cancer Precision Medicine、川崎市環境総合研究所、アルバコーポレーション、SBカワスミ、クリエートメディック、川崎殿町郵便局、神奈川県立産業技術総合研究所、神奈川県立保健福祉大学大学院、慶應義塾大学、国立医薬品食品衛生研究所、川崎市健康安全研究所、川崎市環境総合研究所、地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所、公益財団法人川崎市産業振興財団、ヨドバシカメラ、全日本空輸、ANAケータリングサービス川崎市キングスカイフロントマネジメントセンター、川崎キングスカイフロント東急REIホテルなどなどです。
これらの機関は、産学公民が交流・連携し、研究開発拠点として魅力的なまちづくり、操業環境の向上を図るとともに、研究・事業活動の活性化を図ることにより、キングスカイフロントの持続的な発展に寄与しています。
キングスカイフロントは、世界が直面する課題の解決に貢献するとともに、この分野でのグローバルビジネスを生み出すことで、日本の成長戦略の一翼を担っています。
ただ、羽田空港が目と鼻の先にあるのに、多摩川を隔てていたので、そこが少し不便でした。
東京都と神奈川県を隔てる多摩川にかかる橋は、もちろん何本もありますが、羽田空港と川崎市を結ぶものはありませんでした。
もっとも近いものが、大師橋といって、萩中と川崎市を結ぶものでしたが、羽田から川崎に行きたいときは、わざわざ首都高に乗るか、その大師橋まで回り道をするかしかなかったので、多摩川スカイブリッジができたことで、大変便利になりました。
多摩川スカイブリッジが開通したのは、2022年3月ですから、ずいぶんたちます。
地元なのに、なかなか行く機会がなかったのですが、今回やっと渡ることができました。
橋の全長は674メートルで、車道の脇に自転車道が、さらに脇に歩道があります。
ただ、橋の欄干が1メートルぐらいで、ちょっと低いですね。
私は怖くて端を歩けず、自転車道との境目を歩きました。
歩道が少しだけ高くなっているのですが、風が強かったので、万が一飛ばされそうになったら、その段差にしがみつこうかと思ったぐらいです。
アクセス
私は、川崎側から渡ろうと考えたので、まず京急大師線に乗り、終点の小島新田で下車しました。
京急大師線と言うと、本線のおつとめを終えた旧車両の最後のお勤めというイメージがあり、230形にずいぶん乗った記憶があります。
2000年代に入って、旧1000形に乗り、かつて快特や特急などで活躍した旧1000形も「余生」なのかと感慨にふけっておりまたが、いや、時代は動きますね。
今回乗ったのは、2005年03月に製造された、1000形(2代目)1417F編成です。
ドアは3つ。ロングシートですが、一部クロスシートです。
そこに乗ろうかと思いしたが、先頭が空いていたので、やはり前面展望の魅力で先頭に乗ってしまいました。
そして、10分ほど走ると終点小島新田。
いつの間にか複線になっていました。
そこから歩いて多摩川スカイブリッジまで、徒歩20~25分。
ヨドバシカメラの大きな倉庫が目印です。
羽田側からは、東京モノレールの天空橋駅が最寄り駅です。
駅からは徒歩で約15分~20分かかります。
多摩川スカイブリッジを渡るときの景色
多摩川スカイブリッジは、当然ですが多摩川を渡ります。
橋を渡るときに見える景色は、「もしこの川に落ちたら」と思うと怖いですが、余計な障害物がないという点では素晴らしいですよ。
橋の上からは、多摩川の流れや河口干潟の自然、キングスカイフロントや羽田イノベーションシティなどの先端的な施設、そして何よりも飛行機の離着陸が間近に見られます。
飛行機は風向きによって滑走路が変わるので、季節や時間帯によっても見える景色が違います。飛行機が真上を飛んでいくときは、迫力満点です。
夜になると、橋や空港のライトアップが美しく、東京タワーやスカイツリーなどの都心の夜景も見えます。多摩川スカイブリッジは、空と川と街のコントラストが魅力的な絶景スポットです。
私は、川崎側から羽田に渡ったわけですが、近くにはHANEDA INNOVATION CITYがあります。
足湯でおなじみの、あの施設ですね。
車はビュンビュン走っていましたが、気持ちいいので、帰りは「最寄り駅」とされている京急羽田空港線天空橋駅ではなく、ひとつ手前の穴守稲荷駅まで歩きました。
記事のコースです。徒歩で1時間ですね。
みなさんも、1度渡られてはいかがですか。
散歩コース、サイクリングコースとしてお勧めします。
以上、多摩川スカイブリッジに、今更ですが行ってきました。羽田空港と川崎市キングスカイフロントとを結ぶ新しい橋のことです。でした。
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