天冨久(てんふく、大田区大森北)という天ぷら・天丼専門店が人気です。ランチタイムには、7種類以上のネタがのった天冨久の『昼の天丼』を食べるため、車を使ってきた来店者が並びます。元全日本女子プロレスのゴンゴンこと小倉由美が女将をしています。
天冨久の豪華な天丼ランチタイム
天冨久までの道のり
天冨久(てんふく、大田区大森北)は、JR京浜東北線(東海道線)大森駅東口で下車。
南方に進むと、アーケードのある大森銀座商店街Milpa(ミルパ)と交差するので、JR京浜東北線(東海道線)がある反対方向を進み、アーケードの終点の四つ角を越えると向かって右側に店があります。
おそらく見つけられないことはないでしょう。
なぜなら、実際に店の前には客が並んでいる『行列のできる店』だからです。
実際に店の前には客が並んでいます。
天冨久のランチメニュー
天冨久のランチメニューは、『昼の天丼』として、天丼(1000円)とエビ天丼(1100円)があります。
天冨久の『昼の天丼』は並んででも食べたいという人がたくさんいるのです。
順番が来ると、ドアが開いて呼ばれます。
順番が来る前に、注文は聞かれます。
天ぷらは、あげるのに時間がかかかるからです。
しかし、出来上がりが近くなっても、席が空かない場合があります。
そのときは、カウンター席の1階ではなく、座敷にテーブルがある2階に通されます。
つまり、本来なら2階はランチタイムは使わないようにしたいようです。
ちなみに、天冨久は香水厳禁をしっかりうたっています。
テーブルには、漬物が自由に選べるよう用意されています。
左から、柴漬け、ハリハリ漬け、高菜漬け。
お茶はセルフサービスです。
そして、下からはエレベーターで運ばれてきます。
これが天冨久の『昼の天丼』
お目当ては、昼の天丼です。
大きなエビの入った『エビ天丼』もいいのですが、7種類の大きなネタをのせた大森にかけた大盛りの天丼を食べてみたいので、『天丼』にします。
これが、天冨久が誇る昼の天丼です。どうですか。
海老天2尾、穴子天、野菜天、海苔天、半熟卵天など7種類以上のネタがのっています。
穴子天は、鶏天に交換可能だそうです。
もっとも、この日はそもそも穴子がなく、サヨリ天でした。
大田区外の人はピンとこないかもしれませんが、大田区は羽田で穴子漁があり、穴子を食べさせてくれる寿司屋や天ぷら屋が羽田にはあります。
天冨久の穴子がそうかどうかはわかりません。
穴子天はうなぎの代用のように使われ大きいので、ビジュアル的には良いでしょう。
しかし、まあ実際に食べるにはサヨリ天でも悪くありません。
天冨久の名物の1つが、半熟卵天です。
半熟ということは、白身も固まりきっていないのに天ぷらとして揚げてしまいます。
しかも、ちょっと触れただけで破れてご飯に染み出す柔らかさは保っています。
卵かけご飯とはまた一味違う、揚げた半熟たまごかけご飯が食欲をそそります。
これだけでご飯の大半が行けそうなくらいです。
海苔天というのも面白い。
シンプルな原価の掛からない天ぷらですが、薄い海藻類ですから揚げるのはむずかしい。
これも、たんなる焼き海苔の醤油漬けとは違い、揚げた芳ばしさを好む人は多いようです。
野菜天は複数入っています。
ですから、『昼の天丼』は、10種類ぐらいの天ぷらが丼にのることもあるわけです。
大田区随一のコスパの高いランチメニュー
会計は、小倉由美らしき人がしてくれました。
もちろん、元女子プロレスラーとしてではなく、お店の味でお客さんはやってきます。
天冨久は、食べログなど飲食レビューの評判も、大森で一番を争っています。
天冨久の場所は、大田区にある京浜東北線JR大森駅東口から、徒歩8分程度のところ。
駅前の大森銀座商店街を抜け、道路を隔てた大森MILPA商店街にあります。
向かいには、酉の日に賑わう大森鷲神社があります。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祭神とする大森鷲神社は、国の十干十二支の考えを日にちに当てた「酉の日」に、商売繁盛の神様に参拝する地元商工業者がたくさん訪れるのです。
ランチとして、1000円、ないしは1100円というのは、デフレ脱却を果たしているとはいえない現在、他の飲食店や中食、お弁当屋さんのランチと比べても、決して安い金額ではないでしょう。
しかし、天丼というのは本来高級品であり、要は、コスパの高い、より高級感のある天ぷらを食べさせてくれるかどうかがポイントです。
その点で、天冨久の昼の天丼は、忙しいランチ時に行列ができるほどですから、すでに試され済みの信頼が置ける大田区随一のランチメニューです。
以上、天冨久(大田区大森北)7種類以上ネタがのったランチ天丼で行列、天冨久(大田区大森北)はネタ7種類以上の昼の天丼と元全日本女子プロレスのゴンゴンこと小倉由美が女将でお馴染み、でした。
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