小麦工房アリスというベーカリーが、『池上あんぱん』というご当地商品を販売して話題になっています。どこが『池上』なのかというと、パンの形が池上本門寺の鐘に似せているのです。池上本門寺に参拝に来られた際はおみやげにぴったりです。
さっそくですが、『池上あんぱん』(140円)を見ていきましょう。
白い和紙の袋に包まれています。ここから高級感を表現しています。
袋から本体を取ります。
少し潰れてしまいましたが、釣り鐘のような形をしています。
当然、池上本門寺の釣り鐘を意識しているのでしょう。
上から見ると、こんな感じです。
そして、中は、つぶあんがたっぷりはいっています。
小麦工房アリスの店頭には、すべてオリジナルのパンを並べる“製販一体”のベーカリーです。
ガラス張りの店舗で、カウンターからはっきり見える奥の部屋では、スクラッチ製法(粉から生地を捏ね上げてパンを焼く製法)によるパン作りが行われています。
『池上あんぱん』もそうやって作られてきたものですから、きちんと作り込んだ、上品な味わいです。
『池上あんぱん』以外にも、たくさんのおいしいパンが並んでいます。
お店には、最近のベーカリー流行の、コーヒーサービスもあります。
落ち着いた、いいお店です。
大森税務署の近くのパン屋さん
小麦工房アリスの場所は、堤方橋の近く、大森税務署のひとつ手前の道路沿いです。
土地の人には、「(大森)税務署の近くのパン屋さん」で通ります。
ということは、住居表示が東京都大田区中央8-1-9ですから、本当は『池上あんぱん』は、小麦工房アリスにとって“ご当地”ではないわけですが、まあそれはあくまで住居表示の問題であり、小麦工房アリスは、池上本門寺から5分ほどのところにあります。
道路を隔てた反対側の角には、一昨日ご紹介した、フランキー堺の名前が石塀に彫られている成田山成心寺(大田区中央) があります。
「中央」ですから、まさに地理上、大田区のど真ん中にあります。
昔ながらの心温まるベーカリーです。
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