徳持神社(大田区池上)は、池上のバス通り沿いにある八幡宮及び稲荷神も合祀されている神社です。建長年間御創建されたといわれている伝統ある神社では、毎年第2日曜日にとんど焼き(徳持神社氏子青年会主催)が行われ、たくさんの人が訪れます。
徳持神社とはなんだ
大田区池上といえば、池上本門寺をはじめ、日蓮宗の寺院が多くありますが、由緒ある神社もあります。
たとえば、この徳持神社がそうです。
建長年間に御創建されたといわれています。
徳持神社では、毎年第2日曜日にとんど焼き(徳持神社氏子青年会主催)が行われ、たくさんの人が訪れます。
徳持神社のとんど焼き
とんど焼き。どんど焼き、ともいいますが意味は同じです。
ある調査によると、全国の都道府県によって、どんど焼き、とんど焼き、左義長、道祖神祭、どんと焼き、鬼火たき、サイノカミ、どんどん焼きなど呼び方は様々です。
小正月(こしょうがつ=1月15日)に、やぐらを燃やして、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを神社に持ち寄り炊き上げるという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。
焚き上げた火は「神火」とされ、その年の農作物の豊作、漁業の大漁、商売繁盛、家族健康、家内安全などを願います。年初の「予祝」「厄払い」「子宝授け・子孫繁栄」などの祈りというわけです。
現在は宗教的意味あいは少なくなっているといいますが、やはり神社の公式行事として行われています。
地域と一体になった行事は、神社にとっても地域の人々にとっても不可欠の行事です。
大田区池上は、ご存知池上本門寺という有名な日蓮宗のお寺があり、初詣はたくさんの人が訪れます。
それがこの日ばかりは、そこからわずか1キロほどの距離にある徳持神社に長い列を作るほど人が訪れます。
毎年行われる徳持神社のとんど焼きは、地元の池上以外からも多くの人がやってきます。
神社では、餅をついておしるこにし、さらにさつまいもを焼いて参拝者やお焚き上げに来た人々に配るのですが、縁起物だからと、長蛇の列を作って人々はそれを待ちます。
私が行った時は、正午に配られるという予告にもかかわらず、1時間前には長蛇の列を作っていました。
といっても、お焚きあげは、すぐに受け付けてもらえるのです。
おしること焼き芋がもらえる
並んでいるのは、あくまでお汁粉と焼き芋を待っているのです。
主役のお焚きあげは、地元の消防団の人も参加して行われます。
おしるこの餅は、希望者につかせます。
配られたお汁粉とさつまいもは、駐車場で立ち食いです。
神社ですから、訪問者は参拝します。
余談ですが、神社の参拝の仕方はご存じですか。ネットで調べればわかる時代ですから、訪問前に予習をしておきたいところですね。
徳持神社は、このとんど焼きとともに、7月に夏祭りを行っています。その時もたくさんの人が訪れます。
以上、徳持神社(大田区池上)は八幡宮及び稲荷神も合祀され毎年第2日曜日はにとんど焼き(徳持神社氏子青年会主催)を開催、でした。
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