新田神社(大田区矢口)に行ってきました。謀殺された新田義興公を祭る神社です。境内には、樹齢700年のケヤキの木である御神木に人が集まり、武蔵新田や矢口界隈の神社寺院にある多摩川七福神の恵比寿天がある大田区内でも有数のパワースポットです。
新田神社アクセス
新田神社の最寄り駅は武蔵新田駅。
東急多摩川線の蒲田から2つめの駅が武蔵新田です。
駅から3分ほど歩くと、商店街沿いに新田神社はあります。
新田神社は、650年以上前の南北朝時代からの歴史を振り返らせてくれます。
日本の朝廷が、南北に分かれていた時代です。
新田神社(大田区矢口)は、多摩川の矢口の渡で、敵に謀殺された新田義興(新田義貞の次男)を祭る神社(武家信仰)なのです
何しろ武蔵新田という駅名は、新田大明神を祭ったこの新田神社に由来するといわれています。
住居表示で「武蔵新田」はありません。
また、新田義興の眠る御塚から生えた竹が、破魔矢の起こりとも言われています。
11月に入り、七五三の参拝を受け付けていました。
新田神社は2007年、多摩川アートラインプロジェクトといって、東急多摩川線沿線の、鉄道、駅、街の周辺施設などで、現代アートによる街づくりの活動が行われ、新田神社は石の卓球台を作ったことでマスコミでも話題になりました。
御神木(ごしんぼく)
武蔵新田の大きな目玉の一つが、樹齢700年のケヤキの木である御神木です。
御神木・神の使い・蒲田さちこ、と書かれてますね。
触れると、「健康長寿・病気回復・若返り」のご利益があるといわれています。
よく見ると、中は空洞のような木ですが、落雷や戦災で樹の幹が裂けるなどしたようです。
それでも、根も葉も幹もしっかりしているので、新緑の季節には青々とした葉を茂らせ、上部には珍しいヤドリギが存在しています。
この御神木目当てに参拝される方もおられます。
触ったり、よっかかったり、体をつけたりしています。
多摩川七福神の恵比寿天
下丸子、矢口にある寺院や神社には七福神が置かれ、多摩川七福神と名付けられています。
新田神社には、恵比寿天が祀られています。
新年の7日間、および毎月第一日曜日、『多摩川七福神パワースポット巡り』と銘打ち、区内外の方々に参加してもらう『まちおこし』企画が行われることになりました。
下丸子や矢口には、新田神社を筆頭に、新田義興の逸話や史跡が残っています。
そこで、関連の神社・仏閣を巡ることで、多摩川地域に残る史跡を巡り、歴史の証との出会いを楽しもう、というわけです。
多摩川七福神パワースポット巡りの「モデルコース」を順に書きます。
もちろん新田神社がスタートとなります。
次に、下丸子の頓兵衛地蔵(とんべえじぞう)、矢口中稲荷神社、氷川神社、延命寺、東八幡神社、十寄神社(じゅつきじんじゃ)と廻って新田神社に帰ってきます。
また、巡回コースには含まれていませんが、新田義興の3人の家臣が祀られている妙蓮塚三体地蔵というのも下丸子にはあります。
つまり、武蔵新田近辺は、新田義興公と新田神社の町とも言えるのです。
とんかつ松乃家武蔵新田店
新田神社は、武蔵新田商店街に面したところにありますが、東急多摩川線武蔵新田駅前には、ご存知、とんかつ松乃家武蔵新田店があります。
ということで、ロースかつ丼とロースかつ定食でお馴染みの、とんかつ松乃家武蔵新田店(大田区矢口)に当ブログ3度目の来店です。
揚げたてで温かいかつとともに、期間限定といいつつ、前回もそうだった半額サービスの豚汁もいただきました。
今日も今日とて、東急多摩川線武蔵新田駅。
とんかつ松乃家武蔵新田店は、駅のすぐ前にあります。
ロースかつ丼が、味噌汁付きで税込み500円
ライバル店と思われる、かつやが、本体だけなら490円ですが、税込みでは529円です。
かつやのカツ丼は味噌汁なし。
ただし、1度来店すると次回は100円引きとなるリピート券がもらえるので、それを使えば429円です。
まあそうしてみると、価格としては五分五分でしょうね。
さすれば、問題は味ですがどうでしょうか。
ということで、これが今回のロースかつ丼です。
味噌汁もいいですが、寒くなってくると豚汁がいいですね。
これが、ロースかつ定食。
ロースかつ丼より高いのですが、違いがわかりません。
卵でとじている分、ロースかつ丼の方が栄養がありそうな気もしますが、かつが違うのかもしれません。
みなさんも、武蔵新田にお越しの際はいかがですか。
新田神社御神木参拝の後に松乃家のロースかつ丼。
以上、新田神社(大田区矢口)は新田義興公を祭る神社で樹齢700年のケヤキの御神木があり多摩川七福神の恵比寿天が祀られる、でした。
日本の神社 109号 (照國神社・新田神社・枚聞神社) [分冊百科]
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