新空港線(蒲蒲線)が話題になっています。8月4日~6日にかけて、JR蒲田駅東口で恒例の大蒲田祭2017(蒲田東口例大祭、東京都大田区)が行われましたが、その中の催しの一つとして、新空港線(蒲蒲線)プロジェクトの紹介ブースが登場しました。
8月6日は日曜日の最終日であり、毎週日曜日のJR蒲田東口は、歩行者天国で車が通行止めになるのですが、そこで地元団体によるステージイベントや大道芸、蒲田各丁目や近隣の町の神輿が集まる「神輿連合渡御」が毎年開催されました。
その中の催しの一つとして、スペースにはいろいろなコーナーがありましたが、今回登場したのは、新空港線(蒲蒲線)プロジェクトの紹介です。
JR蒲田駅と、京急蒲田駅は800メートル離れていて、両駅を乗り継ぐにはその間は徒歩ですが、埼玉の所沢や川越に直通の東急線(東横線+多摩川線)は、JR蒲田が終点です。
そこで、東急線を京急蒲田駅につなげるために、JR蒲田と京急蒲田間を地下で結ぶ新路線を作ろうというものです。
なぜ両駅をつなげたいかというと、京急蒲田駅からは羽田空港線が出ていて、東急線利用者が羽田空港まで電車の乗り継ぎでアクセスできるようにするためです。
大田区まちづくり推進部都市計画課パンフレットより
概要としては、東急多摩川線矢口渡駅付近から、東急蒲田駅・京急蒲田駅付近の地下を経由し、京急空港線大鳥居駅に至るもので、第一期は、矢口渡駅から京急蒲田地下駅を狭軌複線で建設、東急多摩川線の全列車乗り入れ。第二期は、京急蒲田地下駅から大鳥居駅を標準軌単線で建設。途中軌道変換装置を設け、開発中の軌間可変電車(フリーゲージトレイン)によって東京メトロ副都心線・東横線・目黒線方面からの直通列車を東急多摩川線経由で運転というものです。(wiki)
いずれにしても、かなり時間がかかりそうですね。
このブログの著者が、別に開設しているブログでも意見を募りました。
JR蒲田駅と、京急蒲田駅間は京急バスが走っていることや、地元では一部に戸惑いがあることも説明した上でも、「賛成派」が多かったように思います。
一乗客とすれば、便利ならそれが一番と思います。
バスはどこで乗るのか、乗り方がそれぞれ違うので、便利なのは鉄道ですね。
新空港線(蒲蒲線)計画・・・このように、今現在特に不便をしているわけでもないのに、「ことさらの便利」と称して新たなものを開発するというのはどうなんでしょう。わたしもあまり好きではありません。「経済最優先」とか、「儲かる人のふところだけ潤う」とか、そんなイメージはどうしても付きまといますね。次々とニューモデルを出して買い替えを促すメーカーと似たようなメンタリティを感じてしまいます。
あの距離、旅行の荷物を持って歩くのはちょっとなと思います。移動の途中でたくさん買い物するとも思えないし…バスもあるんだし地下鉄ができてもあんまり変わらないんじゃないかなと思ったりするんですが
賛成する人もいれば反対する人もいる。どちらが正しいかは分からないので、結果がどう出ても話し合うことが大切ですね。
新空港線は、私自身は空港に行くのに使うことはないと思いますが、JRと京急は歩ける距離ではないので、空港へのアクセスや多くの人が蒲田来ることに繋がるのではと思います。
大田区の地元一住民としては、正直なところ、そんなにどうしてもほしい路線という実感はわきません。
JR蒲田と京急蒲田間の商店も馴染みがあるからでしょうね。
さて、新空港線(蒲蒲線)。どうなるでしょうか。
大田区の夏祭り
大田区では、大蒲田祭2017以外にも、もちろん各地でお祭りが行われました。
そんなに何箇所も行けなかったのですが、たとえば、7月30日には、大田区大森にある大森町共栄会(京浜急行本線大森町駅前)。
恒例の「サマーフェスティバル」で、女性が先頭になりみこしを担いでいました。
同じ日に、京急蒲田駅前のアミューズメントビル『あすとウィズ』前広場では、
『ウィズ祭り@京急蒲田』が行われていました。
かき氷が先着300名に無料配布され、
三味線ライブも行われていました。
今年も暑い夏でしたね。
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