濃厚タンメン三男坊(大田区西蒲田)は白濁濃厚スープ、特製中太手揉み麺、400gの野菜、げんこつサイズの唐揚げで話題

この記事は約5分で読めます。

濃厚タンメン三男坊(大田区西蒲田)は白濁濃厚スープ、400gの野菜、特製中太手揉み麺、げんこつサイズの唐揚げで話題

濃厚タンメン三男坊(大田区西蒲田)に行きました。豚骨ベースに鶏ガラも加わった白濁濃厚スープ、ちゃんぽん然とした400gの野菜、スープと良く絡む特製中太手揉み麺、サイドメニューにはげんこつサイズの唐揚げなど個性あるメニューで話題になっています。

濃厚タンメン三男坊は、2017年5月2日に開店しました。

3種類のタンメンにこだわりの唐揚げがサイドメニュー

濃厚タンメン三男坊は、JR蒲田駅西口のロータリーから見えるところにあります。

濃厚タンメン三男坊

Wikiによると、濃厚タンメン三男坊蒲田本店と表示されています。

メニュー自体は多くなく、濃厚タンメン、塩タンメン、辛タンメンなど3種類のタンメンに、秘伝のタレに半日以上漬け込んだこだわりの「唐揚げ」がサイドメニューとして用意されています。

濃厚タンメン三男坊の特徴

濃厚タンメン三男坊が標榜する特徴は、

豚骨ベースの濃厚スープ
約400グラムのヘルシー野菜
げんこつサイズのがっつり唐揚げ
特製中太手揉み麺

などです。

濃厚タンメン三男坊

お店の外観は、どちらかというとシンプルで、昭和のお店の佇まいです。

食券方式で、カウンターは17席。

調理場と向かい合うところと、通路を挟んだ反対側と2列です。

濃厚タンメン三男坊は全席禁煙です。

お品書きはありません。

カウンターの前には、メニューの解説が貼ってあります。

濃厚タンメン三男坊

蒲田のみなさん、野菜の旨みを山盛りどうぞ!
野菜たっぷり400グラム!!

●野菜の旨さと甘みを完全凝縮!!!
●新鮮シャキシャキ!国産野菜を毎日直送!!!

「成人1日あたりの必要野菜摂取量350g」よりさらに多い約400gの野菜!!!

と、掲示されています。

濃厚タンメン三男坊は、スープといい、具材といい、かなり力が入っていることがわかります。

濃厚タンメン、豚骨と鶏ガラで甘みのあるスープ

できました。濃厚タンメン(750円)

濃厚タンメン

真っ白な白濁スープは、豚骨と鶏ガラでじっくり煮込んだ甘みのあるスープです。

真っ白な白濁スープ

豚骨というと、臭みやクセが心配になるかもしれませんが、豚骨と鶏ガラをしっかり炊き込みながら下処理をとことんまで行って、雑味のない完成度の高い豚骨味を実現したようで、それは全く気になりませんでした。

野菜の乗せ方は、一見するとラーメン二郎風です。

ラーメン二郎風

ただ中身は、もやしを基調とするラーメン二郎に比べると、もやし、豚肉、ゲソ、かまぼこ、にんじん、キャベツ、きくらげ、コーンなど具だくさん。

それらが塩コショウで炒められたものに、かまぼこの薄切りがのっており、ちゃんぽんとほぼ同じ構成です。

塩コショウで炒められているので、そのまま食べてもシャキシャキしておいしく食べられます。

スープに浸けると、スープの甘味と合わさっておいしさが一段と引き立ちます。

濃厚タンメン三男坊の麺はもっちり歯ごたえある太麺です。

麺の表面積を広くすることで、スープとの絡みをより多くしているのでしょう。

ラーメン二郎のインスパイアである野郎ラーメンでも、太麺は採用されていました。

塩タンメン、清湯系に近い本来のタンメン

タンメンの定義は、野菜を入れ、塩で味付けした中華そばです。

その意味で、本来のタンメンといえるのが、この塩タンメンです。

塩タンメン

スープは透き通った清湯系に近いもの。

塩タンメンの青湯系スープ

山盛り野菜は、濃厚タンメンと同じです。

となると、「だったらちゃんぽんとタンメンの違いって何?」という話になりますが、ちゃんぽんは、炒めた具材をスープで中華麺とともに煮込みます。

そして長崎県発祥です。

一方、タンメンは、炒めた具材を中華麺とともに盛り付けたもの。

関東地方発祥であまり関西には馴染みはないそうです。

濃厚タンメン三男坊の塩タンメンは、タンメンの原則は守っていることが明らかです。

野菜はしっかり炒めてあり、濃厚タンメン三男坊の標榜する通り、香ばしくシャキシャキしています。

麺もコシがあります。

塩タンメン

無料トッピングで生姜とにんにくあり。

唐揚げ、しっかりした味付き

サイドメニューとして用意された唐揚げは3切れ。

濃厚タンメンの唐揚げ

通常の唐揚げよりやや大きめですが、中身は柔らかく、皮や軟骨の硬さが苦手でも大丈夫だと思います。

唐揚げとともに、キャベツとマヨネーズが付いています。

濃厚タンメン三男坊の唐揚げは、唐揚げまで濃厚で、しっかりした味が付いるので、ごはんでいただきたくなる逸品です。

なお、タンメンと唐揚げをセットで頼むメニューを、タンカラセットと名付けています。

激戦区大田区蒲田を拠点とする濃厚タンメン三男坊

濃厚タンメン三男坊は、JR蒲田駅西口を出たグランデュオ蒲田西館を出て徒歩1分のところにあります。

すぐ近くには、魚蔵ねむろ蒲田駅前店があります。

魚蔵ねむろ蒲田駅前店は毎朝空輸される四季折々の新鮮魚介をその日に提供するお店でランチも北海道ラーメンと丼を用意
魚蔵ねむろ蒲田駅前店(大田区西蒲田)。JR蒲田駅西口商店街、サンライズカマタの駅前口徒歩1分弱のところにあります。「魚蔵」と書いて「とどくら」と読みます。毎朝漁港から空輸で直送の新鮮食材を夜の宴会に提供していますが、昼はランチもあります。

魚蔵ねむろ蒲田駅前店も、濃厚タンメン三男坊のように鮮度勝負です。

毎朝空輸される四季折々の新鮮魚介を、その日に提供するお店でランチも北海道ラーメンと丼を用意しています。

『CAFETERIA ROSE』は、ヴォリューム勝負という点で、濃厚タンメン三男坊と共通点があります。

『CAFETERIA ROSE』は全面ガラス張りのもっとも高いところで地上20階建てを誇る東京工科大学蒲田キャンパスの学食
『CAFETERIA ROSE』という学食があります。全面ガラス張り建物で、もっとも高いところで地上20階建ての東京工科大学蒲田キャンパスです。今や蒲田というより大田区一のランドマークといっていいかもしれませんが、学食は一般の人にも開放されています。…

全面ガラス張りのもっとも高いところで、地上20階建てを誇る東京工科大学蒲田キャンパスの学食。

肉を基調にした、安価で栄養価の高い定食やカレー、パスタなどを提供しています。

いずれにしても、大田区蒲田はもともと商業地で企業や商店も多く、飲食店の競争も激しいエリアです。

その中で、昨年開店以来、ますます勢いを増しているのが濃厚タンメン三男坊なのです。

大田区蒲田を拠点として、今後は支店も出てくるかもしれません。

濃厚タンメン三男坊には興味がつきません。

以上、濃厚タンメン三男坊(大田区西蒲田)は白濁濃厚スープ、400gの野菜、特製中太手揉み麺、げんこつサイズの唐揚げで話題、でした。

ぴあ蒲田大森食本 (ぴあMOOK) -
ぴあ蒲田大森食本 (ぴあMOOK) –

コメント

タイトルとURLをコピーしました