羽田クロノゲート(大田区羽田旭町)に行ってきました。「羽田」の立地を活かした陸・海・空の「スピード輸送ネットワーク」と、高度な「付加価値機能」を一体化した日本最大級の物流ターミナルとしてヤマト運輸のヤマトロジスティクスが運営しています。
ヤマトグループ物流機能集結大型複合施設
羽田クロノゲートの公式サイトによると、「羽田クロノゲート」名称の由来は、ギリシャ神話における時間の神(クロノス)と、国内とアジアの「ゲートウェイ」となるべく、ゲート(Gate)=「門、出入り口」の2語を組み合わせたそうです。
2015年度「グッドデザイン賞」を受賞しています。
『新しい時間と空間を提供する物流の「玄関」であるとともに、物流の新時代の幕開け』を表現しているととか。
具体的に、どのようなターミナルかというと、施設は環八通り(国道131号との重複区間)に面したところにあり、近くには東京国際空港(羽田空港)、首都高速道路1号羽田線の羽田出入口、東京港からの海運、東京貨物ターミナル駅からの鉄道貨物輸送などのアクセスが可能です。
羽田クロノゲートは、ヤマトグループの物流機能が集結した大型複合施設です。
日本全国を結ぶ宅急便ターミナル、在庫保管や流通加工を行う物流センター、スピード配送を行う国内航空便、航空輸送や海上輸送による国際物流など、様々な機能が一体化した大型複合施設になっています。
羽田クロノゲートでは、ヤマト運輸、ヤマトホールディングスなど、ヤマトグループ約2000人の社員が働いているといいます。
ヤマト運輸は、羽田クロノゲートを、アジアと日本の物流の「結節点」と位置づけています。
クロノゲート内見学もあり
羽田クロノゲートです。
全体像は広すぎて撮りきれなかったので、公式サイトより。
http://www.yamato-hd.co.jp/hnd-chronogate/ より
正面になだらかな芝生の小山があり、黒猫を描いた石が置かれています。
中に入ると、噴水の出るところで、お子さんが水着で遊びに来ています。
受付棟には、大きなクロネコと、宅急便の車が展示されています。
残念ながら、羽田クロノゲート内の物流見学コースは撮影禁止です。
ただ、見学は事前予約で受け付けているので、ご関心のある方は申し込まれてはいかがでしょうか。
羽田クロノゲートの敷地内には、スワンカフェ&ベーカリークロノゲート店もあります。
店名通り、軽食とベーカリーのお店です。
軽食といっても、ステーキなど1000円以上のメニューも少なくありません。
トッピングがハート型のHappyクリームパンと、クロネコヤマトのロゴと、クロノゲートと刻印されているクロノマドレーヌ。
環八通りを隔てて、羽田クロノゲートの向かいには、穴守稲荷神社と、旧日本航空訓練センターがあります。
かつては、『スチュワーデス物語』のロケ地としても使われたところです。
『スチュワーデス物語』(大映テレビ)第2回より
羽田クロノゲート受付棟では、うちわもいただきました。
裏は「祭」と記載されていますが、
羽田神社の夏季例大祭「羽田まつり」が、今月最後の土・日曜日に行われるのです。
最寄り駅は、京急羽田空港線穴守稲荷駅。徒歩5分です。
駅前商店街すずらん通りを環八方面に歩き、環八とぶつかったところから向こう側に建物が見えます。
なお、その環八とぶつかる角には、北海道らぁめん伝丸環八羽田店があります。
羽田空港に近く、フライトまでの時間調整にもちょうど良いかもしれません。
穴守稲荷に行かれた際には、ぜひおすすめしたいコースです。
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