西六郷公園(タイヤ公園)は大田区西六郷にある四季折々の花が咲く花壇と3000本の廃タイヤを埋め込んだ遊具や怪獣が人気

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西六郷公園(タイヤ公園)は大田区西六郷にある四季折々の花が咲く花壇と3000本の廃タイヤを埋め込んだ遊具や怪獣が人気

西六郷公園(タイヤ公園)は大田区西六郷にある都市公園です。入口には「タイヤ公園」の看板と、四季折々の花が咲く花壇。園内の広場や遊具はすべて廃タイヤを埋め込んだり積み重ねたりしており、怪獣やロボット、ロケットなども作られたりしています。

西六郷公園(タイヤ公園)とはなんだ

西六郷公園(タイヤ公園)は、JR蒲田西口から線路沿いに15分ほど南下したところにあります。

タイヤ公園

京急線なら、雑色駅からやはり徒歩15分ほど。

京急バスは、六郷土手行(蒲01)で西六郷一丁目を下車して徒歩8分です。

京浜東北線や東海道本線に乗っていると、JR蒲田駅を出てまもなく、川崎方面に向かう車窓西側に見えます。

入り口の看板には「タイヤ公園」と記載されていますが、正式な名称は西六郷公園です(大田区公式サイトより)。

当時の区職員により、タイヤ主体の公園をつくることが着想されたようです。

斬新な企画だったので、開園当時はは日本国外から問い合わせが殺到したとWikiには記載されています。

その後も、テレビやネットなどでたくさん紹介され有名な公園なので、平日・休日を問わず、地元以外でも多くのお子さんがタイヤと戯れ夢中になって遊ぶ姿が見られます。

開園は昭和44年(1969年)。

主な樹木はイチョウ、ハナミズキ。

大田区営の都市公園です。

園内はタイヤがいっぱい

西六郷公園

西六郷公園(タイヤ公園)の園内は、3000本の古タイヤを利用して、親子ゴジラやロボット、ロケット、遊具などが設置されています。

タイヤ怪獣は、1987年に大怪獣とロケット設置、2018年にはベビー怪獣が設置されました。

大怪獣は、足から頭までの高さが8m、頭からシッポまでの長さが20mもあり、遊具というより公園のシンボルのようです。

大怪獣

小怪獣

ロボット

古タイヤは、普通自動車だけでなく、重さ1トン直径2メートルのものや、ジェット機のものもあります。

ジェット機の車輪と思われる特大タイヤは、公園の主役である小学生の身長よりも大きなサイズ。

どうやって遊具にするのかと思いきや、ぶら下げています。

ブランコなのでしょうが、大きすぎて動かすのが大変ですね。

園内には、遊具とそれを囲む円形の砂場が大小2つありますが、どちらも柵にあたる仕切りは古タイヤを埋め込んでいます。

それだけでなく、ちょっと腰掛けるチェアーも古タイヤを積み重ねています。

滑り台は大小ありますが、大きな方にはタイヤをぶら下げ、そこに手足をかけて登れるようになっています。

このすべり台は意外と勾配がきつくて、最初は大人でも滑ることをためらってしまいます。

まあ慣れれば大丈夫なんですけどね。

小さなすべり台は、周囲にタイヤが埋め込まれています。

小さなすべり台

ジャングルジムのような施設にも、足をかけるところにタイヤが置かれています。

ジャングルジムのような施設

とにかく至るところにタイヤが埋め込まれています。

電柱にもタイヤがかけてあるほどです。

風が強いときは砂埃が舞うことがありますが、広場一面に砂が敷かれています。

砂はクッションの役目を果たしていて、お子さんの安全を守っているのです。

大田運輸区(旧蒲田電車区)などの近隣施設

西六郷公園(タイヤ公園)は、住居表示こそ「西六郷」ですが、蒲田のランドマークのひとつといっていいでしょう。

近隣にも有名な施設があります。

東京総合訓練センター・蒲田トレーニングセンター

西六郷公園(タイヤ公園)の近くには、JR京浜東北線の車両基地の一つである大田運輸区。

1996年12月のダイヤ改正までは車両が配置される車両基地で、蒲田電車区といわれていました。

現在も京浜東北線は留置されており、夕方のラッシュ前に蒲田始発の電車がここから出ていきます。

松本清張の『砂の器』の事件現場「国鉄蒲田操車場」として有名になりました。

最近、この大田運輸区に、遊園地にあるような車両が仲間入りしました。

といっても一般に開放された遊具ではなく、「安全・安定輸送のレベルアップに向けた新たな訓練設備」だそうです。

東京総合訓練センター・蒲田トレーニングセンターという訓練施設を建設中で、そこで研修のために使用される車両のようです。

富士通ソリューションスクエア

大田運輸区と隣接したところに、富士通ソリューションスクエアがあります。

富士通ソリューションスクエア

延べ床面積は51,000平方メートルの大きな建物に、ソフト・サービス事業に関わる4,000人の社員が従事しているそうです。

私が若い頃は、同所は富士通情報処理システムラボラトリ(通称シスラボ)といわれる、メインフレームを中心としたソフト開発の一大拠点でした。

それが建物の老朽化による建て替えを行った2003年に、富士通ソリューションスクエアになったそうです。

テレビドラマの中居正広版『砂の器』では、和賀英良が育ての親と待ち合わせをした場所として使われていました。

ちなみに、事件現場として使われたのは、大田運輸区の道を隔てたところに大田区立志茂田中学校があるあたりです。

そのほか、ラヴィドライビングスクール蒲田(蒲田自動車教習所)、トーチドットベーカリー(Torch.bakery)なども近くにあります。

西六郷公園(タイヤ公園)まとめ

西六郷公園(タイヤ公園)は、京浜東北線・東海道線の線路沿いにある大田区立の公園です。

四季折々の花が咲く花壇と廃タイヤ3000本で施設が構成されており、平日・休日を問わず大田区内外から多くの人が訪れます。

大怪獣は1987年、タイヤを積み重ねた8メートルの「身長」が人気です。

その他、小怪獣やロボットなども同じように廃タイヤを積み重ねて作られています。

遊具も、タイヤを使ったものばかりで、広場の敷居もタイヤを使っています。

広場一面に敷きつめられた砂で、お子さんの安全も配慮されています。

以上、西六郷公園(タイヤ公園)は大田区西六郷にある四季折々の花が咲く花壇と3000本の廃タイヤを埋め込んだ遊具や怪獣が人気、でした。

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