野郎ラーメン大森店(大田区大森北1-3-9)の鶏G郎(トリジーロウ)が注目を集めています。同店曰く「モリ系ラーメンの概念をブチ壊す渾身の一杯!」として、鶏ガラ鶏塩スープ、皮付き鶏モモ肉のチャーシュー、平打ち麺、そしてもちろんガツ盛りです。
鶏G郎は鶏ガラ塩スープの山型レイアウト
野郎ラーメン大森店です。
鶏G郎の立て看板がたっています。
さっそくですが、鶏G郎(トリジーロウ)です。二郎ではなくG郎なんですね。
野郎ラーメンお約束の、山型レイアウトをしっかり守っています。
スープは鶏ガラ塩スープです。
余計な調味料おそらくほとんど入っておらず、黄金色に透き通っています。
味も、鶏の旨味がしっかり確認できます。
鶏G郎というぐらいですから、鶏チャーシューはわかるのですが、なんと皮付きでこのサイズがドーンとのっているのは、さすがに想定を超えていました。
迫力満点です。
麺は、デカ盛りにしてはめずらしいですが、鶏ガラスープに合わせて平打ち麺になっています。
ほとんど鶏ガラだけで味を作っているので、麺によく絡むように平打にしたのでしょう。
麺の上には、ほんの少し脂がかかっています。
大田区大森は名店の激戦地
新興のラーメンとして、二郎ラーメンというデカ盛り、もしくはガツ盛りと呼ばれるラーメンが近年注目されています。
慶應義塾大学三田キャンパスのすぐ近くで、いつも行列ができているラーメン二郎東京慶大前三田本店には、何年も前から行列をなしていますが、それこそが二郎ラーメンの元祖です。
麺の上に、モヤシとキャベツと叉焼をエベレストのような山型にドーンとのせたラーメン。
デカ盛りといわれる、器にとって極端に多いラーメンが特徴です。
「野菜が多くていい」「腹いっぱい食べることが出来る」という支持派と、「そんなものは家畜の餌だ、ラーメンとはいえない」という賛否がはっきり分かれますが、濃厚豚骨醤油のデカ盛りという個性的な作り方に触発される店が近年増えてきました。
それが“二郎インスパイア系”と呼ばれるデカ盛り、もしくはガツ盛り系のお店ですが、その中でも野郎ラーメンが、一歩抜きん出た存在と言われています。
野郎ラーメンは、東京・世田谷の三軒茶屋に本店があるのですが、今回の大森店は、都内に10店ある支店の1つです。
場所は、JR大森駅東口から徒歩3分。
隣は、リンガーハット大森店、道を隔てた反対側の少し先には、葡萄の牙があります。
他にJR大森駅東口には、ビッグボーイ大森駅前店や、
『昼の天丼』 でお馴染みの天冨久(てんふく)があります。
要するに、大田区大森は、名物・名店の隠れた激戦地です。
その中でも、野郎ラーメンのような豪快な作り方は、強烈な個性をもって、地元の人々の選択肢となっているでしょう。
以上、野郎ラーメン大森店(大田区大森北)の鶏G郎(トリジーロウ)は鶏ガラ鶏塩スープ、皮付き鶏モモ肉のチャーシュー麺、でした。
コメント