長崎ちゃんぽん満てん(大田区矢口)に行ってきました。かつて銀座8丁目にあった銀座吉宗のプロデュースで、長崎の食材を使った本格的なちゃんぽん&皿うどんの店が武蔵新田にやってきたのです。セットメニュー、一品料理なども提供しています。
長崎ちゃんぽん満てんについて
長崎ちゃんぽん満てんは、東急多摩川線武蔵新田駅を下車。
武蔵新田駅前商店街を8分歩いたところにあります。
慶応2年(1866年)の創業といわれた長崎料理店で、かつて銀座8丁目にあった銀座吉宗(よっそう)が昨年秋、閉店。
その銀座吉宗がプロデュースしたお店が、2020年1月に長崎ちゃんぽん満てんという店名で武蔵新田にオープンしたことで話題になっていました。
いつもありがとうございます??
本日も11時半より営業致します。
テイクアウトメニューは順次増やしていきます。メニュー表もアップ致します。
本日も暑いですね。そういう時は熱いものを食べてた方がいいそうです。メニューにかいてないですがカレーちゃんぽんあります。お気軽にお声がけください。 pic.twitter.com/cxJL4txzFj— 武蔵新田駅 長崎ちゃんぽん 満てん (@khjMfzr2I5rOdwY) August 5, 2020
駅前ではないので、地元の人か、お店へのアクセス目的の人が中心になると思います。
ここは以前、ラーメン克というお店がありました。
居抜きで使えるメリットはあったでしょうが、正直、それ以前も看板が変わっているところなので、コロナ禍も含めて今が踏ん張りどころです。
店の前には、おでこで体温を測り、かつ手をかざすと自動的に消毒液が出る機会が備え付けてあります。
店内で口頭注文の後会計方式です。
厨房は若い男性が3人で、1人が水や配膳などを行います。
兄弟だそうですね。
4人がけテーブル席が3卓、カウンター席はカウンター10席ほどの規模ですが、コロナ禍のためだと思いますが、1席減らして間隔をあけています。
箸は洗い箸でエコ仕様ですが、よくある無造作に立てかけられているのではなく、紙の箸入れに入って出てきます。
Aセット(980円)
長崎ちゃんぽん満てんのAセットです。
ちゃんぽんセット980円。
うーむ。ちょっと高級な価格のセットメニューですね。
ちゃんぽん+肉味噌ごはんセットです。
もしくは、ちゃんぽん+高菜ご飯セットです。
麺は長崎・上町の三和製麺所の麺を使用しているそうです。
なぜなら、ちゃんぽんの麺はかんすいを使っておらず、長崎でしか作られていないとか。
以前、羽田の四川太宴飯店の記事で、本場長崎から材料を仕入れ、本場のちゃんぽんを標榜していると書きましたが、まあきちんとしたちゃんぽんを作るには、そうならざるを得ないんでしょうね。
味は豚骨ベースですが少し薄めかな。
塩気の強いリンガーハットと比べると、少し甘い感じがします。
具材は、豚肉、キャベツ、もやし、エビ、ゲソ、アサリ、長崎じゃこ天、長崎蒲鉾、二色はんぺんなどです。
ごはんは、ちゃわんぐらいの容量の器に8分目ほど。
高菜はとくに説明の必要なしでしょう。
肉味噌は、肉と味噌に唐辛子が少し入ってますね。ピリッとします。
ごはんはすすむと思いますから、バランスを考えると、ごはんが少なめのような気がします。
ごはんてんこ盛りでもいいのです。
見たところ、特別変わったメニューでもありませんから、特徴としては場所柄、値段や量がもっと大衆的な方がいいように思います。
メニュー
長崎ちゃんぽん満てんのメニューです。
基本メニューは、長崎ちゃんぽん930円、長崎皿うどん900円/小皿700円/大盛980円です。
皿うどんは、パリパリ麺のあんかけです。
味噌ちゃんぽん950円、高菜ちゃんぽん950円、肉味噌ちゃんぽん980円です。
トッピングは、高菜小皿200円、肉味噌小皿250円、白ご飯150円です。
セットメニユーは4メニューです。
Aセットは、ちゃんぽんセット980円……ちゃんぽん+高菜ご飯(または)肉味噌ごはん
Bセットは、皿うどんセット950円……皿うどん+高菜ご飯(または)肉味噌ごはん
Cセットは、ちゃんぽんと小皿うどんのセット1500円……ちゃんぽん+皿うどん小盛+豚の角煮1個
Dセットは、レディースセット850円……皿うどん小盛+角煮1個+スープ
などとなっています。
ちゃんぽん&皿うどんだけでなく、お酒に合う一品料理も提供されています。
『長崎の味』は、生からすみ600円、長崎さつま揚480円。
赤えびは、からすみ和え590円、柚子胡椒和え450円。
冷奴350円、枝豆300円、オニオンスライス300円。
『〆の一品』として、生からすみご飯680円。
『賄いスタッフの昼ご飯』として、皿うどん丼730円。
『いち押しの一品』は、とろとろ豚の角煮630円、一口辛子蓮根680円/ハーフサイズ350円。
割包(まんじゅう)1個200円、肉味噌小皿250円。角煮・高菜・肉味噌をはさんでお好きなまんじゅうをどうぞ、と記載されています。
はとしチーズロールは2本480円、1個250円です。
そして、『定番の一品』として、鶏の唐揚(鶏ムネ肉)5個550円、8個650円。たこ唐揚630円となっています。
武蔵新田界隈にまた新店誕生
長崎ちゃんぽん満てんは、武蔵新田駅を下車して武蔵新田商店街をまっすぐ歩きます。
途中、新田神社や名物よだれ鶏と濃厚鶏白湯麺 MATSURIKAを通ります。
武蔵新田はラーメン激戦区で、これまでにも、らーめん八快、ラーメン日本一、健康中華庵青樺、麺喰屋Senmi、中華麺舗虎、らあめん花月嵐武蔵新田店などをご紹介してきました。
昭和の佇まいを残す町中華、ネオクラシック、本格中華料理、豚骨など、それぞれ特徴があり、どのお店も武蔵新田の象徴と言えます。
そして、今回の長崎ちゃんぽん満てんは、これまでになかったちゃんぽん&皿うどんの店として参入しました。
選択肢が増えるのは、麺好きの消費者としては楽しみなことです。
以上、長崎ちゃんぽん満てん(大田区矢口)は銀座吉宗のプロデュースで長崎の食材を使った本格的なちゃんぽん&皿うどんの店、でした。
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