鶏天温玉丼などオーケーストアの『299円弁当』を順番にいただいています。198円の『のっけ鮭のり弁当』から少しだけ贅沢しました。大田区内7店舗で販売のロースカツ重、18品目の和風弁当、赤飯と和風あん煮物弁当、赤飯助六寿司(華)などご紹介します。
ここのところ、GDPも上がらないのに、値上げラッシュで、ますます198円(税込213円)で販売しているオーケーストア自社ブランドの弁当、のっけ鮭のり弁当、もしくは目玉焼きのっけのり弁当が手に入りにくくなりました。
今までは、のっけ鮭のり弁当、もしくは目玉焼きのっけのり弁当と、エースコックのまる旨豚骨ラーメンとのセットを楽しんでおりました。
でも、もう12時に行っても間に合いません(汗)
オーケーストア大田区内の上池台店、矢口店、田園調布店……どこもない。
そりゃそうか。
何しろ、TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』にて3年ぶりに開催された、「あなたにとって一番スーパーなスーパー」を決める国民投票『スーパー総選挙』で、オーケーストアは4連覇しましたもんね。
やっぱり強い!王者「オーケー」が堂々4連覇を達成!『第4回 スーパー総選挙』の最終順位が大決定! https://t.co/gXY51G5JIT 予想通りでしょ
— 赤べコム (@akabecom) January 2, 2023
え、でも『第4回総選挙』で4連覇ってことは、オーケー以外のスーパーが1位になったことないんじやないですかーっ
しかし、朝から待っているわけにもイカないし、というので次善の策として、もう101円プラスした『299円弁当』も視野にいれることにしました。
といっても、こちらもなかなかイケます。
ということで、私がいただいた『299円弁当』を順番にご紹介します。
鶏天温玉丼
鶏天温玉丼は、OKストアお得意の鶏の胸肉による「とり天」に温泉卵を落としたものです。
鶏肉は国産鶏。
鶏肉の下味は、たぶんめんつゆかな。
天ぷらですと、天つゆ、ツーなひとで塩ですが、酢醤油かポン酢で味わうのがスタンダードだとか。
オーケーのはタレがかかっていて、原材料を見ると、酒精(アルコール)、甘味料(ステビア)も加えていますね。
みりん、醤油、ネギと白ごまも加わっています。
とり天は、鶏肉に衣をつけて揚げた大分県中部の郷土料理だそうですね。
私は、親類もいないしそちらの出身ではないので、“本場の味”はわかりませんが、同じOKで出ている天ぷらにくらべると、
- 鶏肉そのものに下味がついていること
- 衣は天ぷらよりも薄くてやわらかい
という点が独自性ありですね。
最初は、『のっけ鮭のり弁当』を買えなかったがっかり感が強くて、そんなに期待していなかったのですが、なかなかイケます。
崩れそうで崩れない温泉卵がまたいいですね。
ちょん、と突っついて、ご飯にしみる様がいいです。
ロースカツ重
油の乗った柔らかい肉質の三元豚を使った、ロースカツ重も299円(税込み323円)です。
豚肉はカナダ産の三元豚。
ところで、三元豚ってご存知ですか。
何となく想像つくのは、3種類の品種を掛け合わせているということでしょう。
では、その「3種類の品種」がどうかけ合わさっているのか。
例えば『肉質が良い豚』『たくさん子供を産む豚』『肉付きの良い豚』など、それぞれの系統が持つ優れた点を生かし、効率よく豚肉を生産することを目的としているそうです。
市場の豚肉は、今や純粋種は少なく、3種以上の品種を掛け合わせて、1代限りの雑種を作って食用とする場合がほとんどだそうです。
ということは、逆に言うと、三元豚といっても、大したことではなく、むしろありふれたこととなのかもね。
ま、それは置いといて、OKは、お惣菜でロースカツやひとくちヒレカツなども買いますが、硬すぎずやわらかすぎず、ちょうどよい歯ざわりです。
そして、かかっている煮汁もこれまた甘すぎず辛すぎずの絶妙な味付けです。
このお弁当一つで、中年は結構お腹いっぱいになりますよ。
18品目の和風弁当
18品目の和風弁当は、商品名通り、18品目使っている弁当です。
上掲2品目はヴォリューム重視でしたが、こちらはヘルシー志向です。
これも299円なんです。
容器のパーティションが6つに区切られています。
そこに、揚げなす、和風ハンバーグ、卵焼き、大根の鶏そぼろ煮。
ごはんは、ひじきごはんとごまごはんですが、おかずはさらにその下に、きんぴらごぼうと青菜の煮びたしで合計6種入っています。
ごはんで腹一杯にしたい人には物足りないかもしれませんが、彩りもよく、女性受けするのではないでしょうか。
オーケー得意の揚げ物が一切入っていないのも、この弁当に対する気合が伺えます。
炭水化物を適度に抑えることができることからも、血糖値が心配な男性でもいいと思いますよ。
なんと388kcal。
赤飯と和風あん煮物弁当
赤飯と和風あん煮物弁当も、揚げ物ではなく煮物という点で、どちらかというとヘルシー志向でしょうか。
ご飯が赤飯というのが新機軸です。
彩り的には、この弁当が一番でしょうか。
お新香が、パーティションを飛び越えているのはご愛嬌として(笑)、煮物はしいたけ煮、人参煮、蓮根煮、ガンモ煮、うずら豆煮、鶏肉煮、ふき、コンニャク等です。
こちらは、なんと355kcalですから、上掲の『18品目の和風弁当』よりもヘルシーということです。
赤飯助六寿司(華)
赤飯助六寿司だけは、ちょっとだけ安くて本体価格259円です。
2個ずつ3種類入っていて、左側は、玉子焼、かんぴょう、にんじん、高野豆腐、きゅうりの入った太巻き。
真ん中は、赤飯のおむすび。右側はいなり寿司です。
稲荷寿司と巻き寿司と赤飯のトリオになった寿司です。
助六寿司の「助六」って語源ご存知ですか。
助六とは、稲荷寿司と巻き寿司の詰め合わせのことをいいます。
また江戸時代では、今でも大人気の市川團十郎の歌舞伎十八番である「助六由縁江戸桜」が大流行していました。 そして「助六由縁江戸桜」の主人公・助六の愛人である吉原の花魁の名前も同じく「揚巻」という名前でした。このつながりから、寿司の揚巻も歌舞伎の助六の人気にあやかるようにと、いつしか「助六」と呼ぶようになったのです。https://macaro-ni.jp/56491 より
いやー、いささか長めの由来エピソードですが、そういうことで、助六寿司が登場しました。
握り寿司より安くてお腹にたまることで、どこのスーパーでも提供していますね。
とくにオーケーの助六寿司は、ご飯がしっかり入っているので、ファミリーで購入して1~2個ずつ分けていただくこともできますね。
もちろん、従来から評判の、握り寿司やおにぎりも、コンスタントにいただいております。
おにぎりは、月というより、週数回かな。
ご飯炊くのですが、『高菜』とか『ツナマヨ』とか、なんか別腹感覚で買っちゃいます(笑)
というわけで、みなさんのお好みのお弁当はありましたか。
以上、鶏天温玉丼などオーケーストアの『299円弁当』を順番にいただいています。198円の『のっけ鮭弁当』から少しだけ贅沢しました、でした。
関西スーパー争奪 ドキュメント 混迷の200日 (日本経済新聞出版) – 日本経済新聞社
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