ARTFACTORY城南島をご存知ですか。大田区の東端、東京湾沿いの埋立て地に作られたアート施設です。芸術家の作品発表や交流、ワークショップなどの企画開催など、アートの発信源として、また社会貢献・文化振興活動に取り組んだりしています。
ひらかれた新しいアート拠点
ひらかれた新しいアート拠点というのは、ART FACTORY 城南島のキャッチフレーズです。
ART FACTORY 城南島は、運営会社である東急インの社会貢献活動の一環として、アーティストの活動を支援し、芸術文化の振興を主な目的とする施設だそうです。
アーティストがART FACTORY 城南島で制作し、ART FACTORY 城南島から発信し、また交流する新たなコミュニティーの基盤となるよう、城南島という立地を生かしながら環境を整えています、とART FACTORY 城南島のパンフレットには記されています。
要するに、アーティストの作品展や、美術に関係ある企画を開催したりする施設ということでしょう。
建物は4階建てで屋上も開放されています。
ART FACTORY 城南島のパンフレットから順に見ていきます。
1Fは、まずExhibition Hau(展示場)
工場をリノベーションした大規模展示場だそうです。
大型彫別作品などの展示を行っています。
そして、Exhibition RoomA(展示場A)
絵画や彫刻作品の展示を行っています。
2Fは、Multi-purpose Room(多目的室)
ワークショップや講演会などを行うスペースです。
3Fは、Exhibition RoomB(展示場B)
絵画や映像作品などを中心とした展示を行っています。
4F/別館3FはStudioA,B(制作スタジオ)
アーティストやクリエイターが制作活動を行うスタジオです。
4Fは、Multi-purpose Hall(多目的ホール)
企画展などの会場や制作スタジオとして利用しています。
Rは、RoofGarden(屋上庭園)
芝生やベンチがあり、羽田空港やお台場などが見渡せる屋上庭園です。
別館1F/2Fは、Work Shop(加工スタジオ)
主に金属と木材の加工機械を備えたスタジオです。
庭園から飛行機の轟音が
ということで、行ったこの日、ART FACTORY 城南島は3階で浮世絵展が行われていました。
エレベーターを出ると真っ暗な正面入口が。
来訪者には行灯が用意されています。
壁はもう全部浮世絵です。
大きく引き伸ばされた浮世絵を音声で解説してくれます。
1階は、83歳にして現役の現代美術家・三島喜美代の作品展でした。
新聞を積み重ねた壁の迷路に入り、
そこを抜けると、Exhibition Hau(展示場)に出るのですが、一面に敷き詰められた「陶の新聞」です。
情報はこわれやすく、また次々消費され、ゴミになっていくということかもしれません。
ART FACTORY 城南島の屋上はまさに庭園です。
飛行機が飛ぶのが真近に見えますが、建物の中にいても飛行機の轟音は聞こえてきます。
いかがですか。ART FACTORY 城南島
ART FACTORY 城南島
東京都大田区城南島2-4-10
TEL 03-6684-1045
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