ＪＲ蒲田東口商店街

「大田」区という名前は「大」森と蒲「田」から、というのは以前も書きましたが、それぞれ町の特長があります。
大森は大森の歴史がありますが、繁華街としての歴史は圧倒的に蒲田でしょう。

1960年代は国鉄東口に駅ビルがあるだけでしたが、70年の万国博覧会（いわゆる万博）が開かれた年に、西口の駅ビルとその隣に東急プラザが、さらに丸井もできました。西口商店街（サンライズ）にはイトーヨーカドーもありましたから、大店舗が４店もあったわけです。

その後、丸井とイトーヨーカドーは撤退して大井町や大森に行きましたが、駅ビルは昨年、統合され「グランディオ」として再スタートしました。

東急線は、東急プラザが出来た時に高架駅となり、現在に至ります。さらに、大井町行きや六郷土手行きの東急バスも出ています。

東口は商店街の横に京急バスの始発停留所がいくつも並びます。電車が通っていない森が崎方面にはとくに貴重な路線です。

古くからのお店も少なくありませんが、外食関係は入れ替わりがあります。最近もリンガーハットが進出してきました。

東口商店街が終わると、「あすと」、土地の者は「のんべ横町」と呼んでいる京急蒲田西口商店街に繋がります。

東海道線の駅はありませんが、京急羽田空港線とのターミナル駅である京急蒲田があります。そこは同電鉄の誇る快速特急が停車するようになり、路線価もグッと上がりました。

2009年7月17日撮影。
14時28分発多摩川行と、29分発五反田行です。